■犬山発・新しい民主主義への取り組み
(犬山市議会)
昨年のマニフェスト大賞グランプリ受賞の犬山市議会では
「議場で自由に5分間」という市民フリースピーチ制度を取り入れ、市民参加を促していました。
市民の意見を聞く方法はこれまでも様々な機会があります。陳情や請願、集会や懇談会。会議室でも可能です。
しかしながら「なぜ、議場なのか?」
ということについて私が感じたことは、やはり「議場」が議論する重要な場所であるということを市民が実感する機会になるからではないかと思いました。
実際に参加された市民の方々の発言内容、質疑応答はレベルが高く、また満足度も高かったと報告されました。
発表された市民の方々はさらに議会に関心を持たれることと思います。
市民フリースピーチ制度の導入を働きかけたビアンキ議員は発表の中で
「市民に役立つ、権限の限りで機能した議会への3つの点」として
1 、議員間討議
2、議会の政策立案力と提案力
3、市民参加
が重要だとされました。
市民自ら街の課題を考え、議員や行政とともにどうすればいいか解決方法を見いだす姿勢がこれからさらに求められます。
新しい民主主義の在り方について、今後も考えていきたいと思います。
ビアンキ議員の情熱を直接肌で感じ、名古屋に来て本当に良かったと思いました。