今回は久しぶりにケージについての内容です。
我が家のケージは手作りの木製ケージで、どのように作成したかは過去の記事を見ていただければと思います
↑ケージ作成の記事はこちら
私はYouTubeで手作りケージの作り方動画を参考にしながら自作してみたのですが、出来上がったケージのメリットデメリットを後から発信している人をあまり見ないなぁと思いまとめてみました。
けっこう反省点が多く、次にケージを作るときに改良したものを作成したいと思い、自分の備忘録のためにも書いていきます
注意点のまとめは最後に羅列するのでラストまで見てみてください
まずは初めて作った第一ケージです。

↑4月に撮影した第一ケージ
初めてのDIYがこのケージだったので苦労しましたが今もしっかりと使えていますw
ただアガマ達の生態については、百聞は一見に如かずで想定していない出来事も多くおきました・・・

↑現在の第一ケージ
まず、この第一ケージのメリットからお伝えしますが、最大の満足点はこの広さです。
現在、基本的にはルビー君が一人暮らししていますが、幅900mm×奥行450mm×高さ450mmのケージで広さはちょうどいいです
結構活発に行動するので2匹までならこのサイズでいいですが、それ以上で多頭飼いする場合はさらに広くしないといけないと感じています
また、幅が900mmあると温度勾配も取りやすく、温かいところと涼しいところを意図的に作れるのも良かったポイントです

涼しいところが26℃

バスキングスポットの近くが35℃とメリハリがつけられています
また、厚みが11mmの木材で作成しましたが保温性もいいと思います。我が家は暖房を使っていませんが、保温器具一つで問題なく運用できています
逆に第一ケージのデメリットは好き勝手によじ登られてしまうところです
見た目のかっこよさと値段から、OSB合板という木材でケージを作って塗料を塗ったのですが、内側が木材だとアガマは簡単によじ登ります

温度計を引っ張るし

配線を抱きかかえるし

配線で綱渡りするし

ライトの上にも登ります・・・
特にライトは触ってやけどされたら困るのですがお構いなしに登るので本当にひやひやします
高いところが好きというのは事前調べていたのですが、こんなにどこでもかしこでも登られるのは本当に困ってしまいます。
なので、これから木製ケージを用意する方は内側がコーティングされたものにすることをお勧めします
ということで失敗を生かし、第二ケージはドルフィンコートというコーティングされた木材で作成しました

↑第一ケージの2カ月後位に作成した第二ケージ
現在基本的には琥珀が一人暮らしするために使用しています
高いところに登るのは好きだけど、どこでも登られたら困るので、登っていい壁と登らせない壁を意図的に作りました。
背面はモルタルで登れる凹凸を作り、側面は登らせないようつるつるにしています。
ただこのケージもいくつか問題点があって・・・まず1つめが小さいことです。
置く場所の関係で、第一ケージよりも小さい幅600mm×奥行450mm×高さ400mmで作成しました。
琥珀は小さいので一人暮らしする分にはまだいいのですがこれから大きくなったら大きいケージに移す必要があると思います
そして、温度勾配の問題…

涼しいところが30℃

暑いところが35℃とどうしても温度変化が作りにくくなってしまいます
ゲイリートゲオアガマは小さいから600mmのケージでも大丈夫と書かれていることが多いですが、管理が圧倒的に難しいと思うのでお勧めしません
次に手作りならではの危険なポイントですが、予期しない隙間に入り込むことも注意が必要です

琥珀ちゃんはライトの上に顎を乗せて暖める狸ポーズがお気に入りなんですが、ライトと天井の隙間によじ登ることがあります。
LEDライトの上はほんのり暖かいだけなのでまだいいのですが、最近寒くなってきて取り付けた暖突の隙間にも入り込んだのです

天井に取り付けた暖突に1cm程度の隙間があったのですがここに入り込みました・・・
裏側でも直接触ると普通に熱いので、こんなところに入り込んだら全身やけどしてしまうんではないかと心配になりました。

対策として下からネジで押し上げて隙間をなくしましたが、1cmの隙間にも入り込むことをしっかりと把握しないと危険だと感じました
さらに、デメリットですが、対策をしたにも関わらす第二ケージもライトの上に登られました・・・

背面のモルタル→ライトの配線→ライト
という経路で登ってきたみたいです
配線は横から通すと綱渡りされるんで、天井から通すしかなさそうだと思いました
また、ライトの設置する高さも注意が必要です!

第一ケージのルビーの写真ですが、直立して触れる高さにライトを置くのは危険そうです・・・
吊り下げ式でシェードのあるソケットに変えたいのですが、高さが400mmや450mmのケージの中に設置できませんでした
ということで、長々と書きましたが、まとめると以下になります
・木製ケージ自体は作成しやすく使い勝手もよい
・2匹までなら900mm×450mmの面積のケージでちょうどよい
・火傷の心配を無くすためには高さ600mm程度のケージにして天井から吊り下げる形でシェード付きのライトを設置する
・基本上部から配線しアガマが綱渡りできないようにする
・登っていい場所と登れない場所を作るため、ケージの内側がコーティングされた木材を使用する
・わずかな隙間にも入り込む可能性があるため、基本的に隙間を作らない
少し時間に余裕ができてきたら琥珀が大きくなった時の為に反省を生かした第三ケージを作っていこうと思います