愛されたい、感謝されたい、賞賛されたい。

ごく一部、「そんなことには興味がない」と言う人もいますが、大抵大なり小なり人間誰でもそんな感情は持っています。



まぁ大半の人は「自分はそうされる能力も魅力もない」と諦めます。

一部の人はそうなろうと努力して、他の人に名前を知られることに成功します。



中にはそれだけの実力もないくせにルールの穴をついて名前だけを売ることに成功する輩もいます。





でもやはり大抵、名前を覚えていられる期間は長続きせず、あっという間に忘れ去られます。

それはそうです。





同じように名前を知られ、称賛され、感謝されたい人はいくらでもいるし、名前を知り、賞賛し、感謝し、愛する側の人は、新しい人を(一瞬で)覚え、(一瞬で)忘れるのに忙しいですから(笑)。



最後には少しでも自分への賞賛を長続きさせようと悪あがきします。



少なくない場合、長期間多くの人に知られ、賞賛され、感謝され、愛される人はそんなことを考えず、ただ一心に自分の道を進みます。

私が知る範囲の野球選手では、古くは王、長嶋選手、比較的最近はイチロー選手、現役では大谷翔平選手でしょうか。





彼らは少なくとも現役時代は寄せられる心地よい賞賛に全く興味を示さず、ストイックに野球に邁進しました。

全国の学校にグローブを金銭的に寄付できたのも、「うちにもよこせ」と言う戯言こそあったが、売名だと言う声は全くなかったのもそのせいですね。





他人に感謝されたければまず自分が感謝し、賞賛されたければまず自分が賞賛し、愛されたければまず自分が愛する。



これがわからず、まず先に自分が感謝、賞賛され、愛されたいと、最低限必要な実績すらなく喚く輩がアスリートや芸人、軍人、政治屋などに多過ぎますね。



無理やり尊敬信頼賞賛を得ようとしても無理ですしね(笑)。


…これらの絵に関する限り、どう見てもフドウと子犬、ユリア、リンとバットの比率がおかしいですが(笑)。