今日は、この続き。
白血病って聞いた時に、小さい頃にやっていたドラマで【世界の中心で愛を叫ぶ】のイメージがあったからか
白血病=治らない病気
っていうのが一番最初に頭に浮かんで絶望した。
ネットで調べに調べたら、5年生存率は40-50%くらい、、と決して高くない数字が並んでいて、また絶望したんだけど、
でも話を聞けば聞くほど、どうやら最近では絶対に治らないというわけではないらしい。
白血病は治る病気になってきてると。
もんちゃんの今までの経過を見てきて、私もそう思うし、最近は本当に治ると信じて、家族で前を見てただただ治療を頑張ってこなしてる。(こなしてもらってる)
そう思えたのは、病院で先生に
『白血病は、決して楽な病気ではない、でも白血病の研究はここ10年で本当に進歩していて、10年前と今のデータでは全く違う』という説明を病院で受けたから。
『10年前は副作用で下がった免疫のせいで、腸壁がただれたり、心臓発作を起こしたり、吐き気が止まらず脱水症状になったり、抗がん剤そのものに耐えらなかったり、、いろんな人を見てきたけれど、ここ10年ではほとんどそういう人を見ていない』
という話もしてくれました。
それほど抗がん剤の質が上がって、白血病自体の研究も進んで、副作用に対する対策もわかってきたりしています。
少なくともスイスでは。日本のことはわからないけど。
そして、【白血病】とひとくくりに言ってもいろんな種類があって、昔は4種類だけの区分だったのが、今は遺伝子レベルまで深い区分ができるようになり、
その区分によっては合う抗がん剤や、併用する薬が違ったり
また、その遺伝子によっては最初から骨髄移植や、造血幹細胞移植を受けないと治らないことが分かったりして、無駄な抗がん剤治療を減らせたりするほどのレベルまでわかるそう。
なので、今後もんちゃんの経過について書いていこうとは思っているけど、
もんちゃんは今の所【CEBPA遺伝子変異を有するAML】と診断されています。
だからそれにあった治療を受けているし、この遺伝子ではないところの変異をもった方とは治療法が異なるかと思います。
そしてもんちゃんも治療を進める上でこの診断も2回ほど変わったのでもしかしたらそうじゃないかもしれない。
でも私は説明を受けたこと、自分で調べたことを書き留めておきたいので、もし白血病のワードで検索してこの記事に辿り着かれた方がいらっしゃったら、こんな人もいるんだと100通りある中の1つの症例としてあたたかく見てもらえたら嬉しいです。
白血病は今や治る病気
みんな、定期的に健康診断にいこうね
次からは抗がん剤の話⤵︎