オリビアが天に召されてしまいましたね。
彼女の歌を初めて聴いたのは、1976年か、1977年か・・・とにかく中学2~3年の頃だと思います。
それまでBeatlesやDEEP PURPLE、QUEEN、KISSと言ったロックバンドばかりを聴き漁っていた僕が、初めて出逢った「歌姫」です。
最初の印象は、「うわ!こんな透明感溢れる柔らかな声で歌う人がいるのか!?」でした。
近くにあった「タカギ」というレコードショップに駆け込んで、「グレイテストヒッツ」を買って、自宅に戻ってレコードに針を落して。
1曲目を聴いた時の衝撃は今でもはっきり脳裏に焼き付いています。
「Take Me Home Country Roads」
それまでカントリーという分野の歌を聴いたことがなかった僕に、冒頭の美しいコーラスがあまりにも新鮮で刺さってね。
それこそ、擦り切れるほど聴きました。
ある意味、僕に女性ボーカルの素晴らしさを教えてくれたのが、オリビアでした。
それから、リンダ・ロンシュタットや、キャロル・キング、カーリー・サイモン、スティービー・ニックスetc・・・
尾崎亜美さんの「オリビアを聴きながら」は、オリビア・ニュートン・ジョンの「Making a Good Thing Better」からヒントを得て作られた楽曲で、歌詞の中にも出て来ますね。
今はまだちょっと心の整理がつかないけれども、僕の若かりし頃を彩ってくださった、大切な大切なアーティストです。
最後に、オリビアの歌の中で一番好きなこの曲を。
どうか、どうか安らかに。
心から、ありがとうございました。
「Have You Never Been Mellow」