先日、10月25日は、30回目の結婚記念日でした。
30回目!
長いですよね~。(;^_^A
よくぞここまで持ちました。(笑)
25日はあいにく平日。もちろん、僕もカミさんも息子も仕事。特に最近は息子が仕事で帰りが遅いので、それなら日曜日の23日にちょっとしたお祝いでもしようよと言うコトに。
ただ、カミさんも僕も仕事だったので外食というのも難しく、結局宅配のお寿司とシャンパンでささやかに。
まあ、ちょいと事情があったので外食は避けたかったんです。
実はカミさんにはナイショでプチサプライズを考えていて。
まあ、そりゃあ30年も一緒にいれば、波風が立つどころじゃなくて台風が吹き荒れた時もありましたしww、お互い何日も口をきかないなんてコトもザラにありました。もちろん、今でも。(笑)
それでも、五十路を越えて今一緒にいられるというのは、またそれも特別なご縁だったのだろうと、今は思えます。^ ^
感謝の気持ちというのもなにやらこそばゆい感じですが、何か形に残るようなコトができないか?っと散々悩んだんですが、以前友人が「誕生日を祝う時にその人の生まれた年のワインを贈るっていいよね。最近はボトルや箱にお祝いメッセージも入れられるらしいし」っと話していたのを思い出しました。
カミさんはワインには目がないのでね~。これはいいんじゃないか!っと思ってネットで色々と調べたんですが、なんせモノは「30年前」のワインです。
保存状態もさることながら、その年の出来不出来にもかなり差があるんだそうで。特にこの1986年という年は、フランス産ワインは出来の差がかなり激しかった様子。
しかも出来のよかったモノは、目ん玉飛び出るくらいに高い!
あちこち調べた中で、ちょいと予算はオーバーしちゃうけど、これならしばらく節制すれば手が出そうだ、っというワインを見つけました。
それがこれ。
イタリア・Piedmont産の「テヌータ・モノーロ・ブラマテッラ1986年」。僕はさっぱりワインのコトは分からないんですが、飲んだ方々の批評を読むと値段の割りに上々とのコト。まあ、こういうところで批評してる方々は、10万円超えの高いワインをガンガン飲んでるんでしょうから、そりゃあそういう言い方になりますわな。(笑)
さて、手頃なモノが見つかったのはいいんですが、ワイン単体で予算オーバーしてるので、ボトルにメッセージを入れたりはできません。PC睨んで悩んでいた僕に、なんと救世主が!
「それなら俺も少し出そうか?だって30年でしょ?」息子からの申し出でした。日頃は憎まれ口を叩き合う親子ですがww、こういう時はホントにありがたい。感謝感謝です。^ ^
結婚30年は「真珠婚式」なんですよね。なのでメッセージはシンプルに「Pearl Wedding Anniversary」にしました。
名入れと化粧箱の費用を息子に頼んで。
そしてどうして外食にしなかったかと言うと、このワインが当日の夜に届くコトになっていたからです。カミさんに「どうして?せっかくだから外で何か食べようよ」なんて言われてたらと思うと、今でもドキドキする。(^▽^;)(笑)
30年の年月はやはりそれなりの歴史を感じさせました。ネットで調べて分かっていましたが、ヴィンテージワインはコルクを抜くのがやっぱり難しくて。ワインに触れている下の方がグズグズになっていて。細心の注意を払って抜いたんですが、途中でちぎれてしまって。
最悪の事態を予測して、ボロボロになったコルクを漉す為に茶こしも用意していましたが(実は茶こしを用意してくれたのも息子です)、幸いなコトに残りも無事抜くコトができまして。
無事乾杯と相成りました。^ ^
見ていただければ分かりますが、コルク、千切れてます。(笑)
とにかく香りがいいんですよ~!かるくグラスを揺らすと、フルーティな香りがしたりナッツの香りがしたり。表情が変わるんですよね。長く寝かせていただけあって、色も深みのある濃い赤で、こころなしかトロッとしています。
僕は赤ワインはあまり得意じゃないんですが、いつも感じる渋みとかがあまりなくて、まろやかで優しい口当たり。
息子が「赤ワインに合うんじゃないかと思って」と用意してくれた、ちょいとビターなチョコケーキの味と相まって、大満足でした。
カミさんも喜んでくれたんじゃないかな?
まあ、わざわざそんなコトは口が裂けても聞きませんが。(笑)
こういう時は、久々にこの曲を。^ ^
「Anniversary」 松任谷由実
ここからまた数ヶ月。
厳しい節約生活が。(((( ;°Д°))))(笑)