なんと今日はもう大晦日!

この年末年始は貧乏くじを引いちゃいまして、出勤当番が大晦日・元旦・・・

へべれけになりながらCD TVを観てゴロゴロする、という毎年の年越しパターンは今回はできそうにないなあ。(;^_^A
っというコトで、この記事は30日に書いています。アップは大晦日にするつもりですが。
皆さんの2015年は如何でしたか?
僕は・・・世の中を見ると今年は腹立たしいコトばかりでした。
福島第一原発の事故がなんら解決していないまま、川内原発の再稼働。他の原発もまた再稼働への道を辿ろうとしています。
さらに戦争法案の強行採決。
TPPは断固反対じゃなかったの?
来年の参院選に勝つ為のバラマキ。
福祉・子育て支援・介護報酬等の切り捨て。
PCにドリルで穴をあけた人やパンツ盗んだ人はまだ涼しい顔で議員を続けている。
マスコミの政権への迎合。
大企業の政権へのすり寄り。
大切な年金の原資を株に突っ込んで、株価急落で失われたお金は数兆円とも言われています。
そして消費税増税。
海外では既に「アベノミクスは破たんした。失敗に終わった」と判断されていますが、日本国内にはどうもまだ「安倍さんが何とかしてくれる」と思っている人がたくさんいて。
まあ、考え方は人それぞれですからそれをどうこう批判する気はありませんけれど・・・
この国の数年後が、とてつもなく怖い。
とりかえしのつかない状況にさせない為に、今何を考え何を選択しなければいけないのか、真剣に考え行動しなければいけない2016年になりそうです。
さて。恒例の音楽についての総括を。
今年リリースされたCD。
残念ながら、僕の心に残ったものは少なかったです。back numberと藤田麻衣子さんのニューアルバムは良かったんですけど、「おおっ!」と思わず心躍ってしまう、というところまでは・・・(;^_^A
ただ、昨年リリースされたモノで、今年聴いて衝撃を受けたモノはありました。なのでそれをご紹介しようかな。
まずは、こちら!
三柏スイさんの「モラトリアム」です。残念ながら彼女のライヴにはまだ2回しか行けていませんが、この曲のイントロのアコギを聴いた時はゾクゾクっとしました。これが今流行りの「エモい」という感じなのかな。思わず出た言葉が、
「カッコいい・・・」

歌唱法がどこかYUIちゃんに似ている気がして、そこにもかなり惹かれました。来年もまた機会があればライヴに行ってみたいアーティストの一人です。
そしてもう一人は・・・こちら!
Utaco.さんの「いつか全てが終わる前に」です。3rdミニアルバム「愛とは」のラストを飾るUtaco.さん渾身のバラードです。是非歌詞を追いながら聴いてみてください。胸の奥深くに静かに、でも確かに刺さります。
人は誰でも間違えもあるよ
正しい選択を迫られたとしても
答えなんてさそれぞれだからさ
自分なりの信念なら持ち続けてやれ
昨年の11月に松本佳奈さんとのツーマンが四谷天窓で行われた時にこの曲を初めて聴いて、CDを購入したかったんですが、この日はこのCDのレコ発ライヴだったので、物販がもの凄い混雑で諦めたんです。
そしてやっと手に入れられたのが、佳奈さんと二人で回られた岩手・福島のツアーの時でした。以来この3rdと、2ndミニアルバム「だから歌うがここにある」は、2か月ほど毎日営業車の中で聴きまくっていました。
今は無期限ライヴ休止に入ってしまわれていますが、戻って来られた際には必ずライヴに行きたい!2016年、yukki注目のアーティストです!

ああ、もう1曲忘れてた!

これは正真正銘今年リリースされた曲です。
TBSドラマ「結婚式の前日に」のエンディングテーマに選ばれた曲。色々あった香里奈さんの主演でしたが、残念ながら視聴率は伸び悩み・・・
ただ、僕個人としては、香里奈さんの演技は素晴らしかったと思っています。脚本も確かにバタバタであまり良いとは思えませんでしたが、ラストで香里奈さんが叫ぶ「お母さん!」には涙腺が決壊しました。
結婚間近で突然脳腫瘍を患い、余命を宣告されるという、辛く悲しい運命を背負って、くじけそうになる彼女を、周りの家族や友人が支え、「明日が来ることを信じて」生きようと前を向く、そんな彼女の背中を温かく優しく押してくれたのが、この曲でした。
「あしたいろ」 安田レイ
明日は明日はどんな空だろう
晴れでも嵐でも陽はまた昇る
明日へ明日へまた手を伸ばす
誰もがせつない祈りの中で
雨上がりの夜明けには どんな涙も渇くから
今時には珍しいフォークテイスト溢れるこの曲。
今年リリースされた曲の中では、珠玉の名曲だと思います。^ ^
さあ、残すはライヴですね。
なんといっても嬉しかったコトは、昨年中止になってしまったポール・マッカートニーのライヴが今年行われたコト!

ポールは約束通り、日本に戻ってきてくれました。そして、そのライヴの終了間際、こうも言ってくれました。
「マタネ、トーキョー!」
その言葉を信じて、またポールの歌声が聴けるコトを楽しみに歳を重ねて行きます。^ ^
では、今回のライヴで僕が号泣してしまった曲を。
「Maybe I'm Amazed」
マタネ、ポール。^ ^
そして。
今年は「松本佳奈」に始まり、「松本佳奈」に終わる、というほど、佳奈さんのライヴに魅了され、心酔し、泣かされた1年でした。1月からライヴ活動を休止された11月まで、日程的に恵まれたというコトもありますが、毎月欠かさず計18本のライヴを聴かせていただきました。
なんだろう?佳奈さんのライヴが終ると、今聴いたばっかりなのにまた聴きたくなっている自分がいるんです。
どのライヴが一番良かったか?というのを選ぶのはとても難しい。自分の心情や思い込みも入れれば、初のホールワンマンとなったR'sアートコートなのでしょうけれど・・・
「ライヴには同じモノはない」のは当たり前なんですが、同じ曲でも毎回感じ方が違うんです。かと言って違う歌い方をしているとか、アレンジを変えているとか、そういう単純なコトではないんですよね。どう言ったら伝わるだろう・・・
思い返してみるに、結局それが佳奈さんがよく口にされる「同じ会場、同じお客様でも、同じライヴにはならない。今日のこのライヴは2度とないんです」という言葉そのものなのかな。
来年3月頃までライヴ活動を休止されるというコトで、とても寂しい思いをしていました。殊に11月20日の休止前ラストライヴ以降は、「あまロス」ならぬ「佳奈ロス」に陥り・・・
いいトシこいたオッサンが何言ってんだか・・・ww
でも、今回の休止はニューアルバム制作の為でもあります。それがとてつもなく楽しみなので、yukki、頑張って堪えます。我慢します。待ちます。
・・・子供かっ!(笑)
佳奈さんのベストライヴを選ぶのはとても難しいんですが、「衝撃を受けたこの曲」というのは鮮明に残っています。それこそ昨日のコトのように。
2つあるのですが、どちらも甲乙付けがたいので・・・
まずは2月17日三軒茶屋GRAPE FRUIT MOONで行われた、佳奈さん初の「レディースデー」で歌われた中島みゆきさんの「ファイト!」のカバー。
まさか佳奈さんが自分の座っていた目の前に立って、マイクなしで歌ってくれるなんて思わなかったので、完全に涙腺が吹っ飛びました。あの「ファイト!」を歌ってくれている佳奈さんを、僕は一生忘れないと思う。
詳細は記事で書いているので割愛します。興味のある方はリンクを貼っておきますので、よかったら。
松本佳奈「レディースデーはじめましたvol.1」三軒茶屋GRAPE FRUIT MOON
もう一つは、7月に東北で行われたUtaco.さんとのツーマンライヴツアー。僕は初めての遠征をしたんですが、佳奈さんは突然声が出なくなってしまったんですね。
でも、全然そんなコト気にならなかった。久しぶりの佳奈さんを楽しみにしていた東北のお客さんにはとても残念であっただろうコトは想像に難くありません。佳奈さん自身、「中止にするべきなのだろうか」と悩んだそうです。でも、やっぱり「松本佳奈」は生粋のアーティストでした。ホワイトボードを使って必死にお客さんに自分の想いを伝えようとするその姿に、どうやっても出ないその声を、まさに喉を振り絞って歌ってくれた姿に、もう涙が止まらなくて・・・途中からもう佳奈さんを見るコトさえできずに、ただただ下を向いているしかなかった。
でも、これだけは言えます。僕はあの日、あの場所に立ち会うコトができて、最高に幸せでした。(*^.^*)
このライヴでの佳奈さんの姿も、一生忘れない。
「おいしい晩ごはん」
これも記事に書いていますので、よかったら。
松本佳奈×Utaco. 東北ツアー前編・水沢おうちカフェ MIU MIU
松本佳奈×Utaco. 東北ツアー後編・福島 Re-Acoustic
では、今年締めくくりの1曲を。
ニューアルバムにもおそらく入るであろう、この曲。
2016年が平和な1年になりますように。
祈りをこめて。
「平和への祈り」松本佳奈
今年は本当に記事が書けなくて・・・
数えてみたらこの記事でたった26。(;^_^A
そんな不義理な愚ブログを、もしここまで読んでくださった方がおられたら、ただただ感謝です。ありがとうございました。m(__)m
来年もまたこんな感じになってしまうかもしれませんが、細々とでも続けていきたいと思っています。
最後に。
来る2016年が、皆さんにとって溢れんばかりの笑顔一杯の一年となられることを、心からお祈りしています。
どうか良いお年をお迎えくださいね。^ ^