半崎美子 ~底抜け春の大一番~ 赤坂BLITZワンマン | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

ホントに今って、夏じゃないんですかね?あせる

連日25℃を越えて、もう既に半袖がちょうどいい位の陽気。どうやら今週末は、連日30℃近くまで気温が上がるらしいです。目

早くも熱中症の注意が必要です。皆さん、水分はこまめに摂ってくださいね~。ビール

あ、違うか。(笑)


もう既に2週間経ってしまって、今更かよっ!っというツッコミが聞こえてきそうですがww、5月18日に行われた半崎美子さんの赤坂BLITZワンマンライヴ。

もう既にご本人はもちろん、たくさんの方がレポートを書かれているので、僕が書けるコトは殆どないんですが・・・(;^_^A

あくまでも自分の備忘録として、書きとめておきたいと思います。


最初に一言、これだけは言っておきたいのですが、もしこの半崎さんのライヴがなかったら、僕はきっとまだまだポール来日公演中止の影響で、ずっと落ちたままだったでしょう。

正真正銘、素晴らしいライヴでした。まさしく、救っていただいた。(*^.^*)


当日は、ツアーグッズが14時30分からの販売というコトだったんですが、ちょいと用事があって早めに家を出たので、思いっきり早く12時30分前には赤坂BLITZに到着。



とにかくいいお天気!暑くもなく寒くもない、5月の気持ちのいい陽気。「ただいまの約束」リリースツアーのファイナルとして、また1年かけて半崎さんが用意してきた大一番にふさわしい抜けるような青空の中、赤坂BLITZは立っていました。




さすがにこの日5つしかないという限定グッズを手に入れるのは諦めていましたが、到着すると既にお仲間のハンザキストの姿が、しかも4人も!目

僕は10番目前後といったところだったでしょうか。これなら、スカイツリーで限定販売されていたナンバリングCDの限定復活盤は手に入れられそうです。ニコニコ

こんなに早い時間からこれだけ並んでいるんだから、おそらくドンドン列は伸びていくだろう、っと思っていたんですが、それから1時間ほどは全く変わらず。結構皆さんゆっくりなんだなあ、なんて思っていたら、14時前後から見る見るうちに列が伸びていって!販売開始時間には、少なくとも100人くらいはいたでしょう。もの凄い列に!(ノ゚ο゚)ノ

さて、物販が始まりました・・・が、なかなか列が前に進みません。「なんでこんなに詰まってるんだ?」っと思ったら、なんと物販ブースの係の方。電卓がない!なので、スマホの電卓機能で計算してるもんだから、押し間違えたりでてんやわんや!(ノ゚ο゚)ノ

このままじゃ、開場時間までに終らないんじゃないか?と心配しましたが、ブースの人を増やしたり、スマホ電卓に慣れてきたコトもあって、途中からスムーズに進むようになり、ホッと一安心。やっぱり電卓は用意した方がいいと思うなあ。(;^_^A




念願の復刻ナンバリングCD!この日はサイン会はさすがになかったんですが、後日ラオス・フェスティバルで半崎さんが歌われた後の物販で、お願いしてサインしていただきました。ニコニコ




4つセットの缶バッジも。初めて買った半崎さんとの出会いのCDである「飾らないアイ」をすぐにカバンに。四角い缶バッジってなかなか見ないので、斬新です。あ、ちなみにその下ははるのまいさん、その下が玉城ちはるさんが主催されているEach Feelingsのバッジです。

えっ?節操がない?

・・・ほっといて。(笑)

あ、マフラータオルも買ったんだけど、写真撮り忘れた。(^o^;)


さて、いよいよ開場・・・っと思ったら、これが約20分ほど押してしまいました。照明機材の調整だったそうですが、会場前にはもう長蛇の列!目

でも、この照明機材の調整は、この後ライヴ中、素晴らしい風景を魅せてくれる為のモノでした。^ ^

中に入ったらロビーにはたくさんの花!







「希望の桜」の名付け親である、鶴瓶師匠からも大きな花が届いていましたよ~!^ ^


ロビーでは、半崎さん初のファンクラブである「ハンザキスト倶楽部」入会申し込みを受け付けていました。もちろん僕は・・・



入っちゃいました~!ただ、開場が遅れたりと慌しい中での受付だったので、申し込みができなかった方々もおられたそうで・・・半崎さんもオフィシャルサイトから申し込めるように、今準備されておられるみたいです。


ドリンクチケットを交換して慌しく中に入ると、もう既に開演時間を10分以上回っていて。座ってフライヤーを眺めた後、周りを見回してみると、1階席はぎっしり!2階席にも結構なお客さんが入っていて!正直、どのくらい埋まるのかとソワソワしていたんですが、そんなコトはただの杞憂でした。半崎さんの1年間の努力が、「大成功」という形で結実した瞬間でした。嬉しかった~!アップ


開演時間を20分ほど過ぎて、順々にBLITZの灯りが落ちていきます。ステージ上のスクリーンに映し出される、手作り感抜群の映像。

この日のライヴのテーマは、「色」。

まずは、そのテーマにふさわしい、素敵な色の洪水を演出してくれた照明チームには、心から敬意を表したいと思います。決してお金をかけてゴージャズに飾るばかりが、ライティングじゃない。シンプルでありながら、曲の雰囲気や構成を考え抜いた上で、時には温かく、時には優しく、時には哀しげに、時には目映いくらい明るく。

この日を待ちに待った半崎さんの、持てるものを全て出し尽くそうとするかのような、迫力に満ちた歌唱は、ただただ凄かった。

そんなアーティスト・半崎美子の持つ歌の世界を、この日の照明チームはこれ以上ないくらい僕の目に焼き付けてくれた。事務所に所属せず、照明や音響スタッフも自ら「最高のチームをスカウトした」という半崎さんの気持ちが伝わった、まさに職人の技。最近見たライヴの中でも、この日の照明の美しさは、特筆モノでした。音譜


では、セットリストを。


1.東京
2.Piece of the love
3.あなたへの道
4.年貢の納め時
5.永遠の絆
6.種
7.私の中に
8.おいてかないで
9.港が見える丘(カバー)
10.見えない星
11.人生いろいろ(カバー・朝子さんサプライズ)
12.打ち上げ花火
13.潮風(サンババージョン)
14.赤色のヒーロー
15.最美
16.ただいまの約束

encore

1.道しるべ
2.バイバイ


まず。オープニングの「東京」は、僕にとっては意外でした。皆さんは予想の範疇だったみたいですが、僕は、この歌を歌ってくれるなら、もっと後半の方だろうと思っていたんです。

それだけに、原曲とは違うアカペラでの歌い出しには、もう端っから半崎さんの姿がぼやけてしまって・・・(≧д≦)

半崎さんのアーティストとしての気持ちが、ぎっしりと詰まった曲。


♪この街を愛してる この街でいつか 夢に見てたあの場所に立てるその日まで 変わらずにこの気持ち持ち続けるから 歩き続けていきたい♪


「東京」



そして、この時のシンプルなブルーのライティングが素晴らしかった。半崎さんの後ろから客席に向って真っ直ぐ伸びた青い光跡は、ただただ神々しくて、そして例えようもなく綺麗だった。

半崎さんの「真っ直ぐな気持ち」が、会場を、オーディエンスを貫くようでね。^ ^


2曲目の「piece of the love」では、半崎さん自ら「みんな、立って!」というアクションで、いきなりオールスタンディングに!さすがに2曲目で、「東京」の後だったから、この時点での半崎さんのアクションは控えめで、それがかえって可愛らしかった。(笑)

続く3曲目から5曲目。唯一ここで、僕がセットリストと色々なことに「?」っと思った部分。せっかく「piece of the love」で盛り上がったのに、何故次が「あなたへの道」だったんだろう?4曲目が「年貢の納め時」というこれまた盛り上がる曲で、半崎さんの「私もそろそろ・・・っと、日増しに両親からのプレッシャーが強くなっています!」っいうMCで、会場大爆笑だったんですよね。(笑)

ライヴの流れとしては、「あなたへの道」というバラードを立ったまま聴く形になってしまって、そして盛り上がりが一度止まってしまって、少し残念でした。


そして、半崎さんがこの日来られていたご両親に、感謝の気持ちを込めて、手紙を書くつもりで作った「永遠の絆」。僕が一番最初に半崎さんの歌を聴いて、そして惹かれた、大切な大好きな曲。

半崎さんは抑えて歌っておられたように感じました。もちろん、感情を。ご両親が聴きに来られていた、というのもあったでしょう。いつもならこの曲では、紹介の時に既に目が赤くなっていて。大粒の涙を流しながら歌うことも少なくない曲。

半崎さんも後にご自身のブログで、「両親の方を見ないようにして歌った」とおっしゃっていました。「この日はライヴ本編では泣かないで歌うと決めていた」とも。

だからだったのかなあ。生意気なコトを言うようですが、この日の「永遠の絆」は、今まで聴いた中で、一番心に響きませんでした。「泣かないと決めて」歌うのは、それだけ「心の中から迸る感情」を抑えるというコト。

僕は、感情が高ぶって泣いてしまったとしても、例え泣き崩れてしまっても、この曲だけは半崎さんの感情の赴くままに歌って欲しい。そう思っています。それだけの、ご両親に対する大切な気持ちのこもった曲だからこその「永遠の絆」なんです。

失礼を承知で言ってしまおう。「半崎美子」というアーティストに惹かれたのは、決して歌が上手いアーティストだからでも、ベッピンさんだからでもない。

気持ちがストレートに伝わるアーティストだからこそ。^ ^


この後、またステージ上のスクリーンに、この日のメンバー紹介の映像が流れます。「情熱大陸」のあの御馴染みの曲の演奏に乗って、この日のサポートメンバーが次々と紹介されて。そこにはそれぞれのメンバーの顔と、座右の銘が。

ここでも半崎さん、やってくれちゃいます!半崎さんの座右の銘。

「目には目を 歯には歯を」

「これは、母の教えなんです!」って、ええ~っ!(笑)


ナンバリングCDの中でも人気の高い「種」、「ただいまの約束」のカップリング「私の中で」と、まさに「聴かせる」バラードが続いた中で、この日一番半崎さんの声がガツン!と響いたのは、この曲でした。


「おいてかないで」



ヒロ君の繊細な鍵盤から、雨宮さんの優しくもの悲しいバイオリンの響き。そして、それに導かれるように、冒頭のささやくような歌い方から、サビでの搾り出すような絶唱。これぞ「半崎美子」。哀しい曲なのに、「これだ!」っと微笑んでしまいそうな、張りのある歌声がBLITZに響き渡ってね・・・しょぼん

そして、この時のブルーのライティングがまた、曲の持つ哀しさをさりげなく表現していて、ため息がでるくらい、綺麗だったなあ。


昨年の東京タワーで歌ってくれてとても好評だった、「港の見える丘」のカバーの後。

半崎さんが静かに語ってくれました。

「若い頃には、色々なコトで悩んで、『悲しい』とか『苦しい』というクレヨンばかりがどんどん減っていった。だけど、今は『嬉しい』『楽しい』というクレヨンがどんどん減っていって、そしてみんな同じ長さのクレヨンになった」

そう言って歌ってくれたこの曲には、もう・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


「見えない星」




(画像は半崎さんのFBとブログからお借りしました)

頭上から真っ直ぐ降り注ぐ青のライティング。そして目映く光る星を模したミラーボール。

僕は、この時の半崎さんと、そのステージの光景を絶対忘れない。ずっと。


続くカバーの「人生いろいろ」では、家族総出のサプライズで、ハワイ在住のお姉さま、朝子さんが島倉千代子さんばりの着物を着て、ステージに乱入!会場中、爆笑の渦に!



半崎さん、最初は戸惑ってたけど、最終的にはフリまで合わせて、ノリノリで歌ってました!さすが姉妹!(笑)

ちなみに着付けはお母様だったそうでww。朝子さん、この日で引退されるそうですがww、今後も是非乱入していただきたい!(笑)


その盛り上がった勢いそのままに、ここからまたオールスタンディングに!僕にとっての「半崎美子」は、バラードもいいけど、やっぱりアッパーチューンの弾ける感じが大好き!アップ

「打ち上げ花火」


これからの季節には必ず歌って欲しい!爽快なアッパーチューン炸裂!アップ


「潮風」



サンバのリズムに乗ってのこの曲は斬新でしたね~!タオルをグルグル回すのも楽しい!(個人的には原曲の方が好きかなあ。あっ。こっそりww)


「赤色のヒーロー」は音源がないんです。なんせ新曲なので。でも、赤坂BLITZの「赤」。全員で振った赤い旗。そして頭上から降り注いだ「赤色」のテープは、壮観だったなあ。ニコニコ



何故か半崎さんの持っていた旗はとれちゃってるけど。(笑)




「やりたいコトは、全部届けたよ!」

そんな清々しい笑顔で、観客席を見ていた半崎さん。なんか、お母さんみたいな、柔らかい笑顔だった。

最後の色。それはやっぱり。

虹色だった。


「最美」



ステージにいる半崎さんから観たオーディエンスが「最美」であるなら。

オーディエンスから観た「半崎美子」こそが。

どんな色も敵わない「最美」なんだ。^ ^


2月から続いたリリースライヴツアーは、やっぱり「ただいまの約束」で幕を閉じました。


大きな大きなアンコールの中、半崎さんがステージに。

「今日はせっかくの赤坂BLITZに泥を塗るわけにはいかないので、絶対泣くまいと心に決めていました。もうここからは・・・いいよね・・・」

そう言って、絶句して泣き出してしまった半崎さん。

きっと、ここでワンマンをすると決めてから、想像を絶する努力と、プレッシャーがあったと思う。

盟友である藤田麻衣子さんが、ブログで書かれていた言葉を思い出す。


半崎美子ちゃん、5/18に赤坂ブリッツでワンマンがあります。子供からご年配の方まで、お客さん幅広いので、どんな方も楽しんでいただけると思いますので、よかったらぜひー☆

メジャーでもなかなかですが、インディーズで赤坂ブリッツでライブできる人なっかなかおらん!すごいのです。彼女をサポートしているミュージシャンの方々も素晴らしいですし、ライブ、心温まりますよー。



エレベーターや階段じゃなくて。かけた梯子を一歩一歩上がってきたアーティスト半崎美子が。

僕に印してくれた曲。


選んだ道程が 間違ってはいないかと

不安になるたび 後ろを振り返った

進んだ分だけ ついた足跡はいつか

誰かを導く 道になりますように

道でありますように



。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


「道しるべ」




どんなに涙を流しても、きちんと歌いきるのが「半崎美子」。

その矜持を。この日も聴かせてもらいました。^ ^


最後は明るく「バイバイ」で。

そしてメンバー全員と手を繋いでのお辞儀で。

赤坂BLITZ半崎美子ワンマンは、幕を閉じました。










グッズを買った人達の握手会の列は、また凄かった。最後の人が終るまで、軽く1時間以上はかかったでしょう。

過去最高のキャパシティでのワンマンを終えて、疲労困憊だっただろうに、列の進みの遅さは、半崎さんが一人ひとりと真摯に向き合って、感謝の言葉を伝えていたんだろうというコトは、容易く想像がつきました。

そう。こんな輝く笑顔で。^ ^





終了後、お仲間と近くの居酒屋で打ち上げをしました。

どの方も笑顔、笑顔。笑いの絶えない、明るい楽しい打ち上げでした。^ ^


そして、その方々と出会わせてくれたのもまた、半崎さんなんですよね。


半崎さん。

出会ってくださって。

ありがとうございます。^ ^



・・・あれ?

今更だけど、考えてみたら「不等号」も「夢登り」も「メッセージ」も聴けてない!?


こりゃ、まだまだライヴに通わないと!(笑)




ギフト/半崎美子

¥1,575
Amazon.co.jp

飾らないアイ/半崎美子

¥2,160
Amazon.co.jp

今日と呼べる日/半崎美子

¥2,100
Amazon.co.jp

ただいまの約束/半崎美子

¥1,543
Amazon.co.jp


読者登録してね