昨夜から雪が降るんじゃないか?と言われていましたし、ところによっては積もるんじゃないかと心配もありましたが、結局雨で済んでくれたので、大きな交通障害などもなくて、何よりでしたね。^ ^
さて。先週のライヴ三昧。そのトリを務めてくれるのは、植村花菜さんです。

・・・って、もう6日も経つんですけどね。(笑)
果たしてこのライヴレポ、見てくれる方がいるんだろうか?その後行われた東名阪ツアーも、もう名古屋・横浜と終ってしまってますしね。(;^_^A
まあ・・・どうぞ楽~~~な気持ちでww流し読みしていただけたら、嬉しいです。(*^.^*)
13日の金曜日。そこはかとなく不吉なイメージの漂う日。

だけどね。こんなコト。ただのイメージでしかないんですよ。
すっごくいい日だったモン。

池袋に降り立つ僕。
目的は、アムラックスで行われる植村花菜さんのフリーライヴです。アムラックスはもうすぐ閉店が決まっていて、その最後のお客さんへのご奉仕というコトで、ライヴやトークショーを企画したんですね。
開始時間が19時30分という、とっても優しい時間設定だったので、僕も余裕を持って会場に着くコトができました。(^O^)
アムラックスは、サンシャインシティの近くに立地するトヨタの総合ショールームです。


着いたのは18時40分頃でしょうか。開場時間が19時で、整理券が配られるのかな?っと思って早めに会場に着いたんですが、すんなり中に入る事ができて、もう既に座っておられる方も。僕も3列目中央に席を取るコトができたので、ちょいとニコチン摂取に外へ。
すると、ツイッターで花菜さん繋がりのとしびんさんが来られているとのツイートが。この日は他にもライヴがあったり、仕事で都合のつかない方が多くて、オヤジ連合全滅かと思っていたので、ご一緒できて嬉しかった。

19時を回ったところで、花菜さんと鍵盤サポートのツアーでも御馴染みの伊藤さんがステージへ。どうやらリハが始まるようです。

リハの途中までは、撮影禁止のインフォメーションはなかったので、皆さん思い思いに写真を撮っておられました。僕も1枚。ただ、リハ途中でスタッフさんから撮影禁止の案内が。
今宵の花菜さんは、ご覧の通り赤というよりはシックなオレンジのワンピースに、凝ったデザインの黒のストッキング。胸元のシルバーの大振りなアクセサリーがなかなか似合っておられましたよ。

リハでは、ステージ下手にあるP.Aブースと「ギターとマイクちょっと上げてください」なんてやりとりをしていたんですが、通常こういうブースとのやりとりはヘッドセットやマイクを通してやりますよね。
花菜さんも、てっきりそうだと思われていたみたいなんですが、このアムラックスのブースはガラスの仕切りが半分くらいしかなくて、直接声のやりとりができるんです。それに気付かず、あまりにもリアルにブースの人から声が届くのにビックリしてww、「おお~~!ビックリした~!あまりに声が普通に聴こえてくるから!あ、ガラス半分しかないねんな~。ホンマ気がつかんかったわ~」会場中、苦笑まじりの爆笑。(笑)
「こんばんは!植村花菜と申します。この後歌わせていただきますので、もしお時間がある方はよかったら聴いていってください」と観客に挨拶して、控え室へ。
ちなみに、スタッフさんの「(伊藤さんは)マイクは必要ですか?MCされたりは?」という問いに花菜さん。
「要りません。しゃべらせませんから!」
っと、ドSな答え。伊藤さん、苦笑い。( ´艸`)
19時30分。ほぼオンタイムでライヴは始まりました。ふと後ろを見ると席はほぼ満席。池袋という立地だけに、スーツ姿の方々が目立っていましたね。あと、両サイドの最前列にはお子様連れのファミリーの姿が。花菜さんも嬉しそうにお子さんに手を振っておられました。^ ^
セットリストです。
1.新しい世界
2.世界一ごはん
3.ミルクティー
4.Have Yourself A Little Merry Christmas (ハンドマイク)
5.でこぼこ
6.メッセージ
7.トイレの神様
なんと、フリーライヴでは珍しい7曲!しかも最後に「トイレ~」でしたから、45分ほどの長めのステージ。なんとも贅沢な、嬉しい一時に!

ひょっとして新曲を歌ってくれるかも?なんて淡い期待はありましたが、そこはさすがに、ね。東名阪ツアーでのお披露目でしょうから。
セットリストとしては真新しいモノはなかったですが、「ミルクティー」では、あの御馴染みのフレーズのコードを、イントロではハイコードで、途中からローコードで弾かれていたのが印象的でした。いつもそうなのかな?今までは気付かなかったんですが、それが僕としては新鮮でしたね。^ ^
P.Aの方はあまり慣れておられない方だったのかな?「Have Yourself A Little Merry Christmas」では、途中からエコーをかなり強く効かせるセッティングに変えたりして、一時カラオケのような状況に。(笑)
アムラックスの会場自体が、コンクリート打ちっぱなしの内装ですから、そんなにエコーをかけなくても充分に響くんですけどね。まあ、この辺はご愛嬌というコトで。(;^_^A
それでも、昨年の横浜MOTION BLUEでも歌ってくれたこの曲。花菜さんにとってはこの時期に欠かせない、大切な曲なんでしょうね。フリーライヴでまで歌ってくれたんですから。^ ^
この日唯一の、ギターを置いてのハンドマイクでの熱唱。最近ツイッターで、また英語の勉強を始めたとおっしゃっておられましたが、その成果がはっきり出た、素晴らしい発音の、とても伸びやかな熱唱でした。

「でこぼこ」を歌っている時の花菜さんは、ホントに楽しそうだった!僕はさくらホール以来久しぶりに聴きましたが、やっぱり花菜さんのこの曲への思い入れというのが、手に取るように分かる、笑顔笑顔の歌唱でしたね。
そして、僕はやっぱり再認識しました。
きっと花菜さんは、この曲を大切にされているんだろうな、というコトを。^ ^
「メッセージ」
この曲が昨年リリースされて以来。確かに僕が参戦できなかったライヴは何回かあります。でも。少なくとも参戦できた全ての、フリーライヴも含めた花菜さんのライヴの中で、音霊以外の全てのライヴで、この曲は歌われています。僕にとってもかなり大切な曲の中の一つであるコトは間違いありません。
あ。ちなみに「世界一ごはん」は、外されたコトがないですね。あれは、また違う意味で別格。(笑)
この日の歌唱も、素晴らしいモノでした。特にサビでの高音部がずっと続く、かなり難しい曲なんですよね。
この日の花菜さんの喉の調子は、決して良くなかったと思います。花菜さんには珍しく声がひっくり返っていました。
それでもね。あの眉間に皺を寄せて、懸命に歌ってくれる、あの花菜さんの姿に心打たれちゃうんだよなあ・・・

そんな余韻が残っていたコトもあったかもしれません。
僕は久しぶりに、この曲で涙腺が完全決壊しました・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
「トイレの神様」
聴き始めた瞬間、思いました。「ピッチ、また早い・・・」

僕はこの曲はこの音源のように、ゆったりとしたテンポで聴きたい。それが、最近は何故かかなり早いんです。長い曲ですから、時間による制限もあるんでしょう。でも、その早いテンポのせいで、今一つ感情移入できない自分がいて・・・
いつしか。僕は「植村花菜」という素晴らしいアーティストに出逢えた大切な曲であるにもかかわらず、どこか軽視してしまっていました。「もう、ライヴでは歌ってくれなくてもいい」そんな風に思ったコトもありました。
この日も、最初はそうでした。「またか・・・」
でもね。花菜さんのアコギと、伊藤さんのあったかい鍵盤だけだったというコトもあったのかもしれません。その、シンプルであるが故の、この曲の持つ「本質の優しさ」が。ただただ出逢った頃のあの感動が。なんか・・・きちゃってね。
そしたらもう・・・我慢できなかった。
僕の左前に座っておられたファミリーの、小さな女の子が後ろを振り返って。僕だけじゃなかったんです。あちこちから鼻をすする音が聞こえていたから。
不思議そうな顔で見回していてね。見られたくないなあっと思ったけど。でも。我慢できなかった。

今年は参戦できた花菜さんのライヴは、1月4日のバースデイライヴ、2月の東京タワー、6月の渋谷さくらホール、8月の逗子音霊、そしてこの日。
確かに、音霊の「Over The Rainbow」の歌唱は素晴らしかった。
でもね。
正直、今年一番心が揺れたのは、間違いなくこの日のアムラックスでの「トイレの神様」でした。^ ^
ライヴ終了後、僕の前の席に座っておられたとしびんさんに、泣いていたところを見られるのが恥ずかしくてww。しばらく下を向きながら話しかけるコトもできませんでした。
それにこの日はちょいと他にも寄りたいところがあったので、池袋の駅でお別れしたのですが・・・
としびんさん、大変失礼しました。m(_ _ )m
1月4日のバースデイライヴの後は、是非新年会でご一緒させてくださいね!^ ^
最後に。花菜さんのご実家では、以前はスターレットが愛車だったそうで。今ではヴィッツに代替わりしているそうですが、お墓参りの時は、花菜さん自ら運転して、ブイブイ言わせてるそうです。(笑)
しかし・・・
ライヴレポ3連チャンって、初めてなんですけど。
意外にキツイです。(;^_^A
精神的に。(笑)
でもね。
素敵な1週間だったなあ。(*^.^*)
なんてね。^ ^

