なんだか急に秋めいてきましたね。朝晩の気温がやっと安眠できる程度まで下がってきてくれて。僕の好きな秋の到来はもうすぐみたいです。

で、季節は夏から秋なのに、相変わらず財布には季節はずれのブリザードが吹き荒れて猛威を奮っています。(笑)
ライヴはかなり厳選して、自重しているんですけどね~・・・
今のところの秋~冬の予定はこんな感じ。
9/7 backnumber 武道館
9/10 黒瀬マナミ 赤坂グラフィティ
10/6 森恵 三鷹の森フェスティバル(Free)
10/11 藤田麻衣子 武道館(Free)
10/18 森恵 品川グローリアチャペル
11/9 はるのまい 渋谷duo music Exchange
11/18 絢香 武道館
11/19 ポールマッカートニー 東京ドーム
12/24 藤田麻衣子 日本橋三井ホール
一番の原因は「ライヴハウス」ではなく「ホール・アリーナ」が多いというコトですね~。なんせチケットが高い!ポールに至っては16500円ですからね・・・そりゃブリザードも吹きますよ。

焼き鳥で一杯はしばらく我慢だな・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
さて。いよいよ明日は秋のライヴ第一弾!backnumberの武道館ライヴです!

そう言えば、武道館に参戦するのはホントに久しぶり。2012年1月の、YUIちゃんの実質最後の武道館以来。
そんな風に考えると、とてもとても遠い記憶のように思えるから、不思議ですね。思い起こしても、あの時のライヴは昨日のコトのように思い出せるのに、でも何故かとても遠い過去の出来事のようにも思える。まあ、色々ありましたからね・・・

元々YUIちゃんを好きになったのは「LIFE」という曲の歌詞。
♪過ぎてきた日々全部で 今のあたしなんだよ カンタンに 行かないから 生きてゆける♪
この歌詞を17歳で書いたYUIというアーティストに、心底感嘆して惚れたから。

backnumberというアーティストもまた、歌詞にガツンとやられたり、「おいおい!」っと思わずツッコミをいれたくなったり。つい共感しちゃう。そんなところもまた、妙な共通点というか・・・感慨深いモノがあります。
そして1年8ヶ月ぶりの玉ねぎ。ちょいと気負っちゃいます。武道館というのは、僕だけではないでしょうけれど、やはり特別な場所なんですよね。
彼らのライヴは初めてだし、ちょいと予習をと思って、今年冬~春のツアーのセットリストを調べてみたんですが、どうやら彼らは「ツアー」でのセットをいじりまくるタイプみたいです。(笑)
2月の広島と3月の渋谷公会堂。同じツアーなんですが、曲順もさることながら、チョイスも結構変わっていました。
今回の武道館はツアーではなくて、単独公演です。しかも初の武道館。おそらく彼らの全てを惜しみなく出してくるセットリストになるでしょう。
果たしてどんな曲が飛び出してくるのか、今からメチャメチャワクワクしています。(*^.^*)
というコトで、あえてこの冬~春のツアーでは歌われていなかった、僕の大好きな2曲をインディーズ時代のアルバムから厳選して。今日の選曲は悩みに悩みました~。皆さんにも是非この機会にbacknumberのよさをわかって欲しい!

では、まず1曲目!
どうぞ!
「KNOCK」 backnumber
夜の風が窓をたたく 君はうつむいている
涙流せない二人を 言葉が遠ざけてゆく
ただなんとなく君だけは ここにいてくれるような
理由もない思い込みが 窓の外でゆらり
泣きたいのに泣けないのは
たぶん誰のせいでもなくて
弱い僕と弱い君が精一杯想ってるだけ
君の顔が見えないのは
ずっと抱きしめているからだろう
そんな事に気付けぬまま
必死に目をこらすんだけど
君が何も言わないのは
結末を知っているからなの?
震える手に触れないのは
泣きたいのに泣けないのは
たぶん誰のせいでもなくて
弱い僕と弱い君が精一杯想ってるだけ
君の顔が見えないのは
ずっと抱きしめているからだろう
そんな事に気付けぬまま
必死に目をこらすんだけど
このサビのメロディは、僕にとってはまさにツボ。しかもその歌詞がいい!
♪君の顔が見えないのは ずっと抱きしめているからだろう そんな事に気付けぬまま 必死に目をこらすんだけど♪
こういう表現は清水クン独特で、あくまでも「自分視点」で物語は始まり、進み、そして帰結するんですよね。私的な「手紙」を見ているような感覚。だからこそ、感情移入してしまうんだろうなあ。
そして、スリーピースバンドらしいシンプルなアレンジに、硬めのカチッとしたサウンド。この音源は音が歪んでしまっているので、残念ながらその辺はよく聴き取れませんが・・・
もう1曲続けて行っちゃいます!
このナンバーはね~・・・とにかく、可愛い!

どうぞ!
「ハイスクールガール」
ああ明日になったら君が彼女に
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ こんな簡単に言えるのになぁ
君を一体何に例えたら この愛は伝わるだろうか
こんな出だしの手紙では気持ち悪がられるよな
なんとか君の気を引ければと色々考えてんだ
けどくだらない事しか思いつかないのさ
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ こんな簡単に言えるのになぁ
友達の誰に相談しても 結局はみんな同じで
当たっちゃえよとか砕けちゃえとか 完全に他人事ですか
実際砕けたらどうすんだって 多分砕け散るんだって
どうしようどうしよう ああなんか眠くなってきた
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ こんな簡単に言えるのになぁ
抱きしめたいし キスもしたいし(one.two.three.four)
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
君がいないとたぶん死んじゃうんだよ
目の前にいなければ こんな簡単に言えるのになぁ
ああ明日になったら君が彼女になってないかな
そうしたらもう何もいらないのにな
両腕じゃほら抱えきれないんだよ
この想いが早く溢れ出してしまえばいいのに
間違えて口が滑っちゃえばいいのになぁ
遥か昔。中高生の頃。きっとこんな気持ちを味わったコトのある方は、多いと思うんです。僕は少なくとも何回もありました。(笑)
言い出せなくてね~。好きで好きでどうしようもないのに、気持ちを伝える勇気が、ない。
♪ああ明日になったら君が彼女になってないかな そうしたらもう何もいらないのにな♪
究極のお願いですよね?まさに魂の叫びです。(笑)
友人に相談したくだりでは、
♪当たっちゃえよとか砕けちゃえとか 完全に他人事ですか♪
ここ、最初聴いた時思わず噴出しちゃいましたからね~。「そうそう!」って。( ´艸`)
こういう女々しい、後悔と言い訳たくさんの歌詞とww、とにかく切ないキャッチーなメロディが、彼らの生命線で。(笑)
息子も聴かせたら結構気に入ってね。「あのメチャクチャネガティブな後ろ向きアーティスト、いいよね」って言ってます。(爆)
でも。きっと男なんて、みんな多少の違いこそあれ、おんなじようなモンだと、僕は思ってる。
男なんて・・・所詮臆病でわがままで、いいカッコしいで、見栄っ張りで、プライドが高いくせに脆くて弱い生き物なんだって。
言い過ぎ?((((((ノ゚⊿゚)ノ(笑)
でもね。そんなところに心底嫌気がさしてるけど。でも、やっぱり男でいたいんだよ。それがまた、強がってて、余計に哀しい。(笑)
そんなもどかしい想いを正直に言葉に出して吐くのは、なかなかできない。だからこそ、「独り言」のようにつぶやくコトしかできない。そのつぶやきこそが本音で、それこそが真実で。
その「情けない男」のつぶやきを、ここまでさらけだす歌詞に、僕はやられちゃうんです。
あ。あくまでもこれは僕の私見ですし、自分に対してのコトですから。皆さんはどうかお気になさらず。(;^_^A
明日はそんな清水クンの「大いなるつぶやき」を堪能してきます。
おそらく、オーディエンスは若者中心でしょう。
五十路オヤジは果たしてどこまで盛り上がれるのか?( ´艸`)
乞うご期待。(笑)
素敵な週末を。
でわでわ。


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