記憶の彼方から | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ!



ピグ部屋にまたまたたくさんの差し入れをいただいちゃいました~!音譜

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かしわ餅!

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シュートレンと、これは・・・初めて見るんですがなんでしょう?クッキーかな?

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お主も悪よのう饅頭ですね!(笑)

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こちらも悪よのう饅頭に、カップケーキです!

ありがたくいただきます!いつもいつもありがとう!ニコニコ



先週の土曜日、恵さんのライヴに行ったじゃないですか?なんかね、それからもう4日も経つのに、なんか気持ちがフワフワしてるんですよ。あの素晴らしいライヴの影響から抜けられていないというか・・・

きっと、何年か後に恵フリークの中で「伝説」として語り継がれるんじゃないかと思うくらい、今思い起こしてみても震えるくらい凄いライヴだったなあ、っと、しみじみ思っています。

なんか、寝ても醒めても恵さんのコトが頭に浮かぶんですよね~。こんなコトはあまりないです。

これって、ひょっとして・・・

恋かしら?恋の矢

アホか。(笑)



さて、寝言はこのくらいにしてww、久しぶりに本のご紹介を。

今回ご紹介するのは、浦裕子さんと言う方が書かれた「記憶の彼方から」という小説です。


記憶の彼方から/浦 裕子

¥735
Amazon.co.jp


仲良くさせていただいているブロ友さんから教えていただいた本なんですが、つい先日読み終わったばかりなんです。

ジャンルとしてはミステリーに入るのでしょう。表題作の他に短篇が2篇収められています。3篇ともに繋がるキーワードは「想いは遥か時空を超える」でしょうか。もっと的確な言葉はそれぞれにありますが、それを言ってしまうとね・・・ネタバレしちゃいますよね。(;^_^A

あまり詳しく書いては面白くないですから、表題作について、かいつまんで簡単にあらすじをご紹介しますね。


主人公の翔太は、子供の頃からあまり人と馴染めず、勉強するにも何をするにもその事柄に意義を感じるコトができない。「一人でいる方が楽」「人に合わせるのが嫌い」「全ての事柄に興味を持てない」そんな彼は、やがて高校に通うコトにさえ意義を見出せず辞めてしまう。

世に言う「ニート」。家族とも距離を置き、一人部屋に閉じ篭って日がなゲームやマンガに興じる日々。本人もその生活に漠然とした違和感を感じているが、社会に出たいなどとは全く思わず、自堕落な生活を続けていた。

ある日、そんな翔太を見かねた父と母が、翔太の部屋にあるゲームやマンガを全てまとめて運び出し、「これから先、掃除も洗濯もしないし食事も出さない。1ヶ月は1日食費として千円を渡す。1ヶ月後もしこの生活が改まらないなら、食費も打ち切る。その間にとにかくアルバイトをして金を稼ぐなり、自分のやりたいコトを見つけなさい」と翔太に告げる。

そんな状況に置かれても、翔太は何かを始めるコトはしなかった。コンビニ弁当で飢えをしのぎ、ただただ無為に過ごす毎日の中で、ある日翔太は幻覚を見る。それは見たコトもない中世ヨーロッパでの出来事。最初は断片だったその幻覚は少しずつ繋がり始め、やがてそのストーリーは、翔太だけではなく、父や母、妹をも巻き込んで、想像もできないある一つの悲しい、切ない、衝撃の事実に繋がっていく・・・



読み進めていくうちに、いつのまにか僕自身がその場にいるような、そんな錯覚を覚えました。友情、情熱、裏切り、愛情、野心、嫉妬、絶望、死・・・そして、哀れみ、許し。そんな人として感じ得る、ありとあらゆる感情がぎっしりと詰まっていて。

それらの様々な糸が、中世ヨーロッパと現代の日本でどのように絡み合い、そしてそれらが解けていくのか。そしてそれが解けた時、どんな結末が待っているのか。

確かにジャンルとしてはミステリーですが、それはこの作品の言いたいコトを実現する為の手段で、筆者の浦さんが本当に伝えたいコトは、「心の言葉」なのではないか?っと、勝手に解釈しています。誰の心にもある妬み、悪意。そしてそれを引き金にして起こしてしまった過ち。けれど、人はきっと「後悔」する。その過ちが起こしてしまった、大きすぎる結果。代償。そして最後まで伝えられなかった「言葉」。

「詫びる」コトと「許す」コトがどんなに難しくて、けれど、どんなに大切なコトなのか。それを改めて気付かせてくれた小説でした。


起こるコトの全てが一つの「家庭」の中である、と言うのが少々都合が良すぎるかな?っと言うところはありますが、僕は思わず続けて2回読み直しちゃいました。(笑)

「僕」と「俺」を効果的に使い分けているのも、分かり易くする為の工夫ですし、文章自体はとてもきちんとしていて、読んでいて気持ちがよかったです。

これも読まれた方によっては「ベタだ!」っと思われる方もおられるかもしれませんが、最後のワンシーン。僕はここで「本当の意味」で、救われたような気がしました。^ ^

いいじゃないですか!「ベタ」で!なにが悪い?って、誰に言ってんだ?(笑)

もし、よろしかったら、是非是非読んでみてくださいね。(^_^)v



さて。この小説に似合う曲はないかな?っと考えてみたんですが・・・

なかなかこれが難しい。(;^_^A

悩んだんですが、久しぶりのこの曲を。以前書いているんですが、もう2年前なんですね~。

何度聴いても、この歌詞は、このメロディは、この歌唱は。

凄い。





「何度でも」 DREAMS COME TRUE


こみ上げてくる涙を 何回拭いたら
伝えたい言葉は 届くだろう?

誰かや何かに怒っても 出口はないなら

何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
悔しくて苦しくて がんばっても
どうしようもない時も きみを思い出すよ

10000回だめで へとへとになっても
10001回目は 何か 変わるかもしれない


口にする度 本当に伝えたい言葉は
ぽろぽろとこぼれて 逃げていく

悲しみに支配させてただ 潰されるのなら

何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
落ち込んでやる気ももう底ついて
がんばれない時も きみを思い出すよ

10000回だめで かっこ悪くても
10001回目は 何か 変わるかもしれない


前を向いて しがみついて
胸掻きむしって あきらめないで叫べ!


何度でも何度でも何度でも 立ち上がり呼ぶよ
きみの名前 声が涸れるまで
悔しくて苦しくてがんばっても
どうしようもない時も きみの歌を思い出すよ

この先も躓いて傷ついて傷つけて
終わりのないやり場のない怒りさえ
もどかしく抱きながら
どうしてわからないんだ?伝わらないんだ?
喘ぎ嘆きながら
自分と戦ってみるよ

10000回だめで 望みなくなっても
10001回目は 来る


きみを呼ぶ声 力にしていくよ 何度も
明日がその10001回目かもしれない・・・



本当の敵は、「自分の中に」いる。かもしれない。

なんてね。^ ^



明日はまた雪ですかね~。どうも日付が変わる頃から降るらしい・・・


子供の頃ははしゃいだモンですがね。


今は・・・カンベンして欲しいなあ。(;^_^A


トシ!?叫び


・・・ほっといてください。(笑)


でわでわ。パー


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