きましたね~。とうとう「秋らしさ」が。今朝はドアを開けて外に出た瞬間、これまでの空気とは明らかに違いました。ひやっとする肌の感覚。
いよいよ秋の到来のようですね。日中はまだ暑いでしょうけど、朝晩は過ごしやすくなるでしょうね。僕は夏生まれですが、あまり夏は得意じゃないんです。

あ。ビールは一番美味しい季節ですけどね。(笑)
1年の中で秋が一番好きなんですよね。何がどうって明確には言えないんですけど、見える「色」の移り変わりが一番劇的で鮮明な気がします。

ところで。とんでもない曲を見つけちゃいました。
あ。あくまでも僕にとって、ですけどね。

先日、営業車を運転している時に、ふいにラジオから流れてきた曲です。
聴いていたらね。
なんて言えばいいんだろう。一瞬で戻ったんです。中学2年の頃に。
学校の校庭でやってた盆踊りに行ったんです。悪友と3人で。あの頃は夜に出かける絶妙な口実だったんですよね~。夏祭りとか盆踊りって。お小遣いも貰えるしww。
その日もあんず飴をくわえて、悪ふざけしながら踊ってた。(笑)
そしたらね。僕らの脇の方で笑ってる声が聞こえたんです。ふっと見ると僕らの踊りを見て楽しそうに笑ってる人達がいるんですよ。向こうも3人だったかな。決してバカにした感じじゃなくって。「面白い子達がいる」って感じで。
その中の一人がね。白っぽい浴衣姿でね。
笑顔がとっても無邪気で、ただただ素敵でね。今まで長いコト生きてきたけど、「一目惚れ」したのは、今でもその人が最初で最後です。
なんか。無性に恥ずかしくなってね。でも、踊るのは止められないんです。意地というかww。
曲が終わって、彼女達が去っていっても、しばらくその場から動けなかった。
悪友からは、「お前、惚れただろ」とか言われて散々突っ込まれたけど。(笑)
後でわかったコトだけど、その人は1年先輩でね。先輩がたの間でもかなり人気がある人で。僕が世話になった先輩も、その人が好きだって知った時は、へこんだなあ。
一瞬で近づいて、一瞬で凄く遠い人になっちゃった。あはは。。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
2年後。高校に上がってね。一ヶ月か二ヶ月か経った頃・・・詳しくは覚えてないんですけど、クラス対抗の球技大会があったんです。ウチの高校って新設校だったので、僕らの上は1学年しかいなくって。なので、1年・2年一緒のトーナメント戦だったんです。
サッカーだったんですけど、1回戦は2年のチームと当たりましてね。僕、あまりサッカー得意じゃないんですけど、ラグビー部ってだけでフォワードに回されて。(笑)
おかしいだろ!?(笑)
その時にね。対戦相手を応援している人達の中に、その一目惚れした先輩がいたんです。どこの高校に行ったのかなんて知らなかったから。
正直。舞い上がりました。奮い立ちました。
ゲンキンなヤツ。(笑)
たまたまいいパスが来て、僕2ゴール挙げて勝ったんです。あ、正確に言うと、ラグビーやってたので、威嚇したのかもしれません。
倒すぞ!オラ!

ラグビー部、最高!

違うだろ。(笑)
その先輩からも「凄い!」って褒めてもらいました!

「あの盆踊りの時の子だよね!」って。覚えていてくれたんだなって。
ただただ、嬉しかったな。

先輩に彼氏がいるって知ったのは、その数日後でした。
運命って、残酷だよね。
そこまで深くないだろ。(笑)
でもね。2回失恋したようなモンだから。しかも告白すらしてないのに。
この人にだけは・・・どうしても伝えられなかった。
前からこの愚ブログを読んでいただいている方の中には、気付かれた方もおられるかもしれませんが、僕が「振ってください」っていう告白をし始めたのは、このコトがあったからです。
「想いは伝えないとダメ」「ためらって引きずる位なら、言って潔くふられよう」
まあ。ただのわがままなんですけどね。「ゴメンナサイ」って言うのも、きっと辛かっただろうなって。今ならわかります。迷惑なヤツですよね。(;^_^A
・・・って、なにカミングアウトしてるんだ?(爆)
でも。その笑顔に目を、心を奪われた時のコトは、今でもはっきり覚えています。
そんな想い出とはちょいと違うかもしれないけど。
この曲には・・・
やられました。
思い出しちゃったもん。
痛いほどに。
もし、よかったら。
「わたがし」 back number
水色にはなびらの浴衣が この世で一番
似合うのはたぶん君だと思う
よく誘えた 泣きそうだ
夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君は
わたがしになりたい僕に言う
楽しいねって
僕はうなずくだけで 気の利いた言葉も 出てきやしない
君の隣歩く事に 慣れてない自分が 恥ずかしくて
想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
君がさっき口ずさんだ歌にもたまに目が合う事も
深い意味なんてないのだろう
悲しいけど
君が笑ってくれる ただそれだけの事で僕はついに
心の場所を見つけたよ
うるさくて痛くて もどかしくて
想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
もうすぐ花火が上がるね
君の横顔を今焼き付けるように じっと見つめる
この胸の痛みはどうやって
君にうつしたらいいんだろう
横にいるだけじゃ駄目なんだ
もう君の気を引ける話題なんて
とっくに底をついて
残されてる言葉はもう
わかってるけど
想いがあふれたらどうやって
どんなきっかけタイミングで
手を繋いだらいいんだろう
どう見ても柔らかい君の手を
どんな強さでつかんで
どんな顔で見つめればいいの
夏祭りの最後の日 わたがしを口で溶かす君に
わたがしになりたい僕は言う
楽しいねって
あー。青臭えなあ。
でも、嫌いじゃないんです。
五十路にもなったのにね。
くそ。何回聴いても目頭が熱くなる・・・
でも。嫌いじゃない。(*^.^*)
困ったモンです。

back numberは2004年に結成され、インディーズでの活動の後、2011年にメジャーデビューした3人組です。
「わたがし」は僕は知らなかったんですが、カウントダウンTVの7月のオープニングナンバーとして流れていたそうです。
サウンドはスピッツに近い雰囲気を持っていると思うんですが、歌詞の意味合いでは、スピッツよりもむしろより直接的で、よりノスタルジックなのかもしれません。
だからやられたのか。納得。

面白い奴ら。見つけちゃいました。

でわでわ。


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