森恵 ラゾーナ川崎プラザ インストアライヴ | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんにちは!



昨日はペタやコメントに伺えなくてごめんなさい。ちょいと帰りが遅くなってしまって。後ほどゆっくり伺わせていただきますので。


ピグ部屋にまたまた差し入れをいただきました。


$yukkiの音楽狂?時代~melomania~

ケバブですね!どなたかわからないんですが、ありがとうございます!ちょっと鼻歌歌ってみました。(笑)



昨日帰宅が遅くなったのは、森恵さんのフリーライヴに行っていたからなんです。ラゾーナ川崎で25日にライヴがあるコトは前から知っていたんですが、僕の勤務先があるところは同じ神奈川ではあるんですが、川崎にとても出難いんです。あせる

18時30分開始となると、どう頑張っても定時に仕事を終えてダッシュで行って、ギリギリそれでも間に合わない可能性が高くて、それで今まではちょっと川崎は敬遠していたんです。

実は昨日も行くつもりはなかったんですが、昼休みに何気なく恵さんのツイッターを見ていたら、

「今日はラゾーナ川崎で18時30分~イベントライヴです。晴れてー!」

それでね。ふいに、無性に恵さんの声が聴きたくなってしまって。もう17時ちょっと前は「追加の仕事入るなよー!」っと念じて。(笑)

無事定時で上がれたのでホントにダッシュで駅へ!走る人


川崎駅に着いたのが18時25分!目

な、なんとか間に合った・・・汗

ステージに行ってみると、もう既に4~50人ほどの方々がステージ前に陣取っていて。こりゃあ見えにくそうだな、っと思ったんですが、何故かセンターのところに一人分ぽっかり空いていて。絶好の場所で聴くコトができそうです。

ただ、空はかなり厚い雲に覆われていて、雨がぽつぽつと降っています。これ以上強くならないといいなあ、と思いながら待っていると、18時30分、恵さんがいよいよステージに。相棒のGUILD D55 CTを抱えての登場です。

「広島出身のシンガーソングライター・森恵です。雨の中短い時間ですが、どうか楽しんでいってください!」

短い挨拶の後、なにやら恵さん足元に置いた機械をいじっています。あれは・・・

そう、サンプラー(恵さんはブログで「ループ」とおっしゃっていました)です。山崎まさよしさんがこの機械の名手として知られていますね。ギターのボディを叩いたり、カッティングの音、タンバリンの音などをサンプリングして、その場でリズムを作ってしまうスグレモノです。

これで作ったリズムに、さらに左足でタンバリンを踏んで、そして恵さんの力強い激しいストロークから奏でられたオープニングの曲は・・・


1.傷





もう、初っ端から背中に電流が走って、視界の中の恵さんがぼやけます。僕が昨年夏、アリオ橋本で偶然出会った恵さんのライヴ。そこでこの曲に度胆を抜かれたんです。その時はまだ荒々しい感じがあったんですが、どうやら一皮剥けた印象です。静かでありながら内に秘めたパワーが凄みを持って声に伝わっている感じ。

歌っている途中、左足のタンバリンが転がってしまっても、冷静に横目で位置を確認しながら足で直して、何事もないようにハリ抜群の声を響かせてくれていました。

どうやら、今日はとてつもない歌を聴かせてもらえそうな予感。音譜


「私はこのラゾーナ川崎が大好きなんです。吹き抜けで広い空が見えて、開放的な空間の中で歌えるし、帰りはいつもショッピングで財布が大ピンチになるんですけど」


そんな風に話した後、「しっとりと聴いてもらいたい」そういって、ニューアルバムからのこの曲が静かに流れます。


2.悲しみの傘





雨模様のこの日を考えてのチョイスでしょう。恵さんのアルペジオが切なく繊細に響いて・・・優しく語り掛けるように歌う声がまた、儚げでね。「傷」との対照が抜群でした。重く厚く垂れ込めた雲に、一筋光が射すような、そんな温かい気持ちにさせてくれた。

♪どんなに遠い所だって駆けつけて あなたを守る傘になろう♪



そして、「この雨が止みますようにという思いを込めて」恵さんが選んだ曲は、この曲でした。


3.陽はまた昇り





メジャーデビューシングル「キミ」のC/Wとして収められている曲です。サビのファルセットと地声の切り替えは、今いる数多のアーティストの中でもトップクラスでしょうね。しかもファルセットがとてもクリアで、素晴らしく伸びるんです!もうウットリ。この音源では若干裏返る場面もありますが、この日はもう完璧!素晴らしい歌唱でした。音譜

それとね。偶然だとは思いますが、この曲のあたりから雨が止んだんです!さすがは恵パワーといったところでしょうか。ただ、後で恵さんがブログで「いつもラゾーナは雨なんだ」っとおっしゃっていたので・・・

雨女だったのね・・・(笑)



そして、サンプラーを再び使ってメドレーのように始まったこの曲。思わず手拍子する手に力が入って、体が動いちゃいます!アップ


4.夢の中の夢





もうね!このイントロを聴いただけで昇天寸前なワケですよ!恵さんのギターはホントに力強くて、ストロークにキレがある!女性アーティストの中でこれだけストロークで魅了させてくれたのは、花菜さんの「ラストランゲージ」以来でしょうか?文句なくカッコいい!ニコニコ

昨年、渋谷duoでの竹仲絵里さんとの2マンライヴで初めて聴いた時にも度胆を抜かれた、その印象がもうワンランクアップした印象があります。観客もかなりノッてたんじゃないかな?



そして、恵さんが最後の曲と告げたのは、やはりこの曲でした。

「思い描いている事と、現実との差異。それをしっかり見つめていきたい」

そう言って恵さんが爪弾き始めたギターの音は、とっても優しい響きを持っていました。


5.世界





この曲もまた、昨年の渋谷duoで初めて聴いたんです。それから半年。あの時と全く同じように、おそらく僕は身じろぎもせずに、ただただ口をぽかんと開けて聴いていたんだろうな。それほど凄い声でした。それは曇天の空を切り裂いてゆくような、真っ直ぐで強い意志を宿した声。

最後のサビの繰り返しでは、彼女から目に見えない圧力がかかってくるような錯覚さえ覚えました。

やっぱり・・・「森恵」というアーティストは、ハンパじゃない。心からそう思いました。



よく恵さんは「愛想がない」とか「ファンサービスが上手くない」とか言われているようです。確かにステージの上でのMCは少ないですね。あまり話しません。でもね。それが「ファンサービス」とか「愛想がない」コトに、どうして繋がるのか、僕は意味がわからない。

アーティストの表現方法は千差万別です。麻衣子さんのように素晴らしい話術で観客を盛り上げる方も、これまた素晴らしい。でも、恵さんのステージには一種独特な「凛とした張り詰めた空気感」を感じます。

これは比較対照するべきではないと、僕は思います。アーティストにとっての一番のファンサービスは「現状でのベストパフォーマンスを観客に届ける事」だと思うので。その形がそれぞれ違うのはむしろ当たり前のコト。

要はオーディエンスが何を求め、アーティストが自分の何をどう伝えるか。その意思疎通さえできていればいい。少なくとも僕は、恵さんのステージに「愛想」なんか求めない。「卓越した話術」もいらない。

この声と、このギターさえ聴かせてもらえたら、僕はそれで充分幸せです。きっと本当に恵さんの声に惚れたファンは、同じ思いなんじゃないかな。


ステージ後の握手&サイン会では、アリオ橋本の時と同じように、きさくでニコニコした恵さんでしたよ。

どこが「愛想ない」っちゅーねん!むかっ


$yukkiの音楽狂?時代~melomania~

それにしても・・・やっぱり「お名前は?」っと聞かれるのは、慣れないなあ。あせる

「ゆっきです」とか・・・あはは。(;^_^A


最後に。実は恵さんは4月に「急性声帯浮腫」というのどの病気を患われて、いくつかのライヴが延期になったんです。その時の恵さんの気持ちを考えると・・・そして、そう長くない休養から、どのくらい回復されたのかも心配でした。彼女の事ですから、ひょっとしてムリして復帰したんじゃないか・・・

でも、そんなコトはただの余計なお世話。杞憂だったようです。むしろ復帰後の彼女の方が、余分な力が抜けて余裕のある歌い方だったように思いました。完全復活でまちがいないと思います。ニコニコ


さてさて、土曜日ですねー。


どうか素敵な週末をお過ごしくださいね!


でわでわ。パー


世界/森 恵

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