MacArthur Park | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ!



まずは、いただいたピグ部屋の差し入れのお礼から。


$yukkiの音楽狂?時代~melomania~

これは・・・カツ丼でしょうか?それとも親子丼?美味しそうです!そして夏を先取りのカキ氷!最近暑い日が続いていますからね~!どなたかはわからないですが、ありがとうございます!ニコニコ



実は今日は記事を書くつもりはなかったんですが・・・

悲報が流れましたね。書かずにはいられなくなりました。

70年代後半から80年代前半にかけて、全米を、いえ。世界を席捲し、一世風靡したあの「Queen of Disco」(ディスコの女王)と呼ばれた歌姫、ドナ・サマーがこの世を去りました。昨日5月17日の事です。63歳。亡くなられた原因はがんだったそうです。


僕は正直、当時あまり興味がなかったんです。いえ。ないフリをしていました。70年代末期は、もう猫も杓子もこぞって「ディスコミュージック」に入れ込んでいて、全米チャートはおろか、日本の洋楽チャートも、とにかくディスコ・サウンドのオンパレード。

天邪鬼の僕は、やせ我慢全開で頑なに拒否していたんですよね~。「あんなのは、音楽じゃねぇ」くらいの勢いでした。

表向きは。


でもね。ドナ・サマーの圧倒的な存在感とあの歌唱力は、皆さん周知の通りかと思います。「女王」と言われるだけの価値は、その確かな実力に裏打ちされていました。

しかもね。悔しいくらい、いい楽曲がありましてね。やせ我慢も限界に来て、どうしても思っちゃうんですよ。「カッコいい!」って。そういう曲が、もちろん全てではないけれど、あったのは確かです。

学校では「なんだよ、ディスコ・サウンドなんて」っと固意地を張っておいて、家ではコッソリ聴いてたりしてね。とは言っても、もちろんヒット曲だけですけどね。(笑)

自分で思うけど・・・

食えねえヤツ。むかっ(笑)



そんな、高校生のクソガキの頃に素直に「いいモノはいい」っと言えなかったコトをドナにお詫びしつつ。好きだった、当時こっそり聴いていた曲を。

やっぱり、まずはこの曲かな。

僕、当時これは「ロックなんだ!」と自分に言い聞かせて聴いてました。(笑)

往生際、悪っ!ww





「Hot Staff」です。1979年リリース。もちろん全米1位。年間チャートでも7位に輝いています。おそらく彼女の最も売れた曲は「Bad Girls」でしょう。同じ年の年間3位ですから。でも、僕はこの曲の方が数倍好き!ニコニコ

奔放なドナのボーカルはもちろん素晴らしい!でもね。間奏でそれぞれ入るエレキとサックスのソロが、まあー、カッコいい!そしてバック・コーラスがとにかく素晴らしい!キレキレの迫力なんです!アップ

これ、ロックでしょ!?

・・・しつこい。パンチ!(笑)




では、ドナの曲でダントツで好きな曲を、ここで。

この導入部は・・・タマリマセン。

大好き。

どうぞ!





「Macarthur Park」です。同じく1979年リリース。全米1位ですが、年間チャートでは「Bad Girls」「Hot Staff」に次ぐ3番目、12位でした。僕としては納得いきませんが、それは仕方ないでしょうね。

何がいいって・・・イントロのストリングスと分厚いコーラスに乗せて、情感たっぷりに歌い上げるドナですよね~。「ん?これってバラードなの?」っと思わせておいて、いきなりアップテンポに入るその刹那に炸裂する「aaaahaaaa!」に、裏切られて、小突かれて、背中に電気が走って、で・・・鳥肌立つ!みたいな。(笑)

この曲は、僕が「パブロフの犬」になるツボの、幾つかの重要な部分を持ってるんです。イントロ・疾走感・開放感・美しいメロディ。そしてもう一つ。マイナーコードからメジャーコードへの劇的な展開。タマリマセン!

この曲にはもっと長いバージョンがありますが、まさしく「組曲」のような出来に仕上がっています。これもまた、素晴らしい!音譜


・・・僕、ホントに鬱屈した青春、送ってたのね。(笑)


ライヴ・バージョンをお載せしておきますね。かなり後になってからのステージだと思いますが、それでも素晴らしい歌声を披露してくれています。





いやー!凄い声が出てます。やっぱり元々の才能プラス不断の努力の賜物でしょうね。声は歌い続けなければ、どんなに天分に恵まれていたとしても、絶対出なくなりますから。




では、最後の曲を。

ドナの、成功への礎となった曲。そういっても過言じゃないと思います。

どうぞ。





「Last Dance」です。1978年、彼女が「Queen of Disco」と呼ばれるきっかけになった、渾身の名曲です。イントロの静かな立ち上がりは、「Macarthur Park」に見事に生かされましたね。とにかく聴いていて、ハッピーになれる明るいメロディに、炸裂するドナの圧倒的な歌唱!

そして、なんとこの演奏には、あのデヴィッド・フォスターも参加しているんです!なんとまあ、豪華な!音譜

最後がフェード・アウトなのが少々不満ですが、でも彼女を送るにふさわしい、素敵な音源です。



もうちょっと。


早く、生まれたかったな。


そうしたら、彼女の曲で踊れたかもしれないのに。


心からご冥福をお祈りいたします。


どうか、安らかに。