タイヨウのうた | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ!



皆さん「タイヨウのうた」という映画、ご存知でしょうか?

実は昨晩、YUIちゃんのライヴDVDを観ていたら、無性に観たくなってしまって。思いっきり夜更かししちゃいました~。もう今朝は眠くて眠くて・・・

ぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅぐぅ・・・はっ!? あせる

2006年にYUIちゃんと塚本高史さんの主演により公開された映画です。当時中規模公開作品でしたが、口コミで評判が広がり、異例の大ヒットを記録し、最終的に興行収入は11億円を突破しました。

簡単にストーリーをご紹介しますね。


海辺の町に暮らす雨音薫は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えている。そのために日が暮れると活動をはじめ、日の光が出ている間に眠ると言う通常の人々とは逆の生活を送っていた。

それでも彼女は自分を支えてくれる家族、親友の暖かい絆に支えられ、毎日を楽しく生きていた。 そして、何よりも「音楽」という大切な宝物を持ち、歌う事に生きがいを感じていた。 そんなある日、彼女がいつもの公園でストリートライブをしていると、いつも彼女が家の窓から見ていた一人の少年が偶然にも通りかかる。少年の名は藤代孝治。薫は彼に淡い想いを抱いていた。孝治との出会いで彼女の運命は大きく変わっていく。

夏休みの始まった日、孝治は薫のストリートライヴを見に行くという約束を果たすが、いつも薫が歌っている場所は他の人に取られてしまって使えない。孝治は一計を案じ、薫を横浜に連れて行く。そして薫が歌いだした瞬間、人がどんどん集まりだす。彼女の歌は本物だった。そして孝治は薫の歌声に吸い込まれるように魅せられてゆく。

横浜の帰りに意を決して薫に告白する孝治。頷く薫。しかし、楽しい時間はそう続かなかった。そう、明け方が近づいている事に薫は気付かなかった。やがてあたりは明るくなり、陽の光を浴びる事ができない薫は「ごめんね・・・」と言い残し、孝治の元から走り去る。病気の事を知らず、困惑する孝治。

事情がわからないまま、バイクに薫を乗せ自宅に送り届ける孝治。しかし彼女は何も言わず家の中に走り去ってしまう・・・(一部Wikipediaより抜粋)


3年ほど前の午後、偶然テレビで放映していたのを、しかも途中から観たんですが、正直涙が止まりませんでした。口コミで評判が広がって大ヒットしたのも頷けます。早速初回限定盤のDVD買っちゃいましたもん。

YUIちゃんは映画の仕事があるなんて知らなかったそうで、当初は断りたくて仕方がなかったらしいですね。(笑)

確かに演技はお世辞にも上手いとは言えません。ただ、歌っている時のあのひたむきなYUIちゃんがそこにいました。それだけで凄い存在感なんですよね。また塚本くんや岸谷五朗さん、山崎一さん、麻木久仁子さんといったベテラン俳優陣に支えられて、彼女がどんどんそれを吸収して成長していく姿がメイキングムービーでよく見て取れます。

この映画は、決してお涙頂戴の悲しいだけの物語ではありません。難病に冒されながらも前を向いて力強く生きていく、そしてその彼女の意志を受けて家族や周りの人達がそれを温かく見守っていく。見終わった瞬間に何ともいえない優しい気持ちになっている自分がいるんです。


そして、劇中に流れる音楽が、また何ともいえず素敵で、そして切ない。椎名KAY太さんと言う方が担当されているんですが、この方が音楽を担当されたからこそ、全ての映像が生きている。そういっても過言ではないと思います。

では、そんな素敵な音楽をいくつか。




「君のうた」です。自分の病気を改めて重荷に感じた薫が、「こんな自分が恋愛なんてしちゃいけないんだ」と孝治との別離を決心する。でも孝治は薫の病気を懸命に勉強し理解しようとする。そして、薫の為にある行動に・・・不器用な孝治の優しさに触れて、薫の凍りついた心が静かに溶けてゆく・・・そんな場面で流れる曲です。

$yukkiの音楽狂?時代~melomania~

泣いている薫を泣き止ませようと孝治が薫のほほをつねるシーンです。「へーんな顔!」「ひどい・・・」このやりとりは、後半でまた重要な意味を持つシーンとなりました。そしてまたそこでも、この曲は優しく、どこまでも優しく流れていきます。





「君への想い」です。この曲は全編に渡ってとても重要な場面で繰り返し流されました。特に、進行が止まっていた病気が悪化した薫を励ます為に見舞った孝治が、自分の辛い想いを押し隠してわざとおどけた話をします。薫もその孝治の不器用な優しさをわかって、初めて孝治の姿を見た時の話をします。二人でその出会いのきっかけになった窓辺に立って。ここで流れたこの曲は、いいようもなく深く、そして優しかった。





「遠ざかる日々」です。薫を見舞った孝治が、帰り道で抑えていた涙を止めどなく流す場面で流れました。このメロディは・・・哀しすぎて、もう・・・





「いつかタイヨウの下で」です。エンディングで厳かに流れるこの曲。決してハッピーエンドではありませんが、この曲がその先にある未来を照らしてくれているようで・・・

この映画「タイヨウのうた」は、この曲を聴き終わってはじめて、本当のエンディングを迎えます。その最後の映像は・・・




「わたし、死ぬまで生きるって決めたんだから。生きて生きて生きまくるんだから!」

薫のこの言葉が、耳から離れません。

そして、その言葉を言えるようになったのは、孝治の不器用な優しさに包まれたから。


♪カッコよくない優しさがそばにあるから・・・♪


「Goodbye Days」 雨音薫






まだまだ黄金週間は続きます。「DVDでも借りてゆっくり観ようかな?」っと思っておられるあなた!


是非是非!損はさせませんよ!保証します!チョキ


あ。でも。クレームは受け付けかねます。(笑)


でわでわ。パー


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