ピグ部屋に色々といただき物があったんですが、お礼が遅れてしまってごめんなさい。m(_ _ )m
ちょっとご紹介させてくださいね。

FuraCoco社長さんからいただきました!ハートキャンディ(ショコラ)だそうです。ありがとうございます!


たかZさんにいただいたスカルバングルです。カッコいいでしょ?(笑)ありがとうございます!


どなたかわからないんですが、コーヒーとカツ丼でしょうか?ガッツリいただきましたよー。ありがとうございます!


そして可愛いバルーンも。これもどなたかわからないんですが、ありがとうございます!似合うでしょ?
はいはい、どうせ似合いませんよ。(笑)
いよいよ明日、花菜さんのツアー「手と手」ファイナルが国際フォーラムホールCで行われます。これに先立って関東のFM各局に、ここ数日忙しく出演されている花菜さん。J-WAVEは聞き逃しましたが、FMヨコハマの「THE BREEZE」は聞くコトができました。
アルバムからは冒頭に「メッセージ」、そして弾き語りで「光」を、また最後に「手と手」がかかりました。「光」の弾き語りはラジオでは初公開だったそうですが、この曲はギター一本でシンプルに歌った方が、より温かみが増しますね。
「O.B.A.C.H.A.N」の誕生秘話も語ってくれて面白かった!実際しゃべりまくるオバチャンを目の前にしながら、テーブルの下で密かに携帯を使って歌詞を作っていたそうです。まー、臨場感タップリ!バレたらどうするつもりだったんでしょう?(笑)
その時に花菜さん、こうおっしゃっていました。「またアコースティックツアーが始まるんです」そう、幾つか発表されていますよね。そして「今年もアコースティックツアーで回りたいんです。近くに行った時は是非聴きに来てくださいね!」
・・・というコトは?

あの昨年の感動がまた味わえる!?
ひょっとしてまた続々とツアーの日程が追加されるのでは?という期待が膨らむ花菜さんの話しぶりだったんです。

そんな「もしかして?」っという喜びを味わいつつ、明日のライヴ、弾けてきたいと思います!

あ、花菜さん仲間のみなさん、明日お会いできるのを楽しみにしてますよー!

・・・っとここで普通は花菜さんの曲をかけるんでしょうけど、何日か前にも書いちゃってますしね。(;^_^A
ここは数日前から書こうと思っていたアルバム特集でいこうと思います。
・・・って、なんでやねん!?(笑)
甲斐バンドです。前回は「マイ・ジェネレーション」でしたので、今回は1980年にリリースされた7枚目のアルバム「地下室のメロディー」ですね。「HERO」が大ヒットした中で発売された前作は比較的オーソドックスな甲斐サウンドでしたが、今作はかなりバリエーション豊富なアルバムになりましたね。
この「地下室のメロディー」から、甲斐バンドは正式に3人になりました。オリジナルメンバーである長岡和弘さんが病気療養の為に脱退したからです。
まずはやっぱりオープニングを飾るこの曲でしょうね。
当時そのセンセーショナルな歌詞にかなり衝撃を受けました。
どうぞ!
「漂流者(アウトロー)」です。なんとも迫力バツグンの分厚いギターから唐突に始まる激しいロックチューンです。これは箱根での「100万$ナイト」のライヴテイクです。当時はアンコールの1曲目によく演奏されてましたねー!このイントロが流れた瞬間にオーディエンスが激しく呼応して、一種異様な雰囲気になっていたのをよく覚えています。
「総毛立つ」というのは、本来の意味は「身の毛がよだつ」とか、恐ろしい事に出くわした時に使う言葉ですから、使い方としては違うのでしょう。だけどまさにそんな感じだったんですよねー。こう鳥肌が頭の毛穴や首からブワッと立ちだして、全身が一瞬凍りつくというか。甲斐さんの律動する姿を見て、ただただ呆然と立ち尽くして。で、一瞬の後にはもう叫んでるんですよね。「うおおおおーっ!!」っとか意味不明に。(笑)
1980年当時のライヴでは、盛り上がりという面から言えば、「ポップコーンをほおばって」「きんぽうげ」「氷のくちびる」と並んで、熱狂のるつぼに叩き込まれてました。
世界中から声がする「立ち上がる時だ」と叫んでる
テレビを点けたら言ってる「この世の終わりも間近だ」と
SOSを叫んでる
テレビのヒーローが言ってる くじけちゃダメだと叫んでる
命を燃やせとどなってる でも俺は今夜もディスコで
イライラしながら踊るだけ
誰か俺に愛をくれよ 誰か俺に愛をくれ
一人ぼっちじゃ 一人ぼっちじゃ
やりきれないさ
まだまだ冷戦状態の米ソを中心とした、混沌の時代。そんな世界観と、およそ対照的な「個」としての自分の不安や焦燥。そんな対比を見事に描いています。こんな詞は甲斐さんしか書けないだろうな。
では次にいきましょう!
この曲もライヴでこそ映える曲でしたね。
どうぞ!
「一世紀前のセックスシンボル」です。少しルーズなテンポに乗って甲斐さんのシャウトがたまらない一作ですね。この頃は好んでブラスセクションを使っていて、それがまたいい味を出してます。ギターとの掛け合いも絶妙で、当時は斬新な感じだったっけなあ。
歌詞の一部には女性に対して好ましくない表現があって、物議を醸したコトもありましたね。僕はこの曲でラクエル・ウエルチを初めて知りました。ソフィア・ローレンはもちろん知ってましたけどね。
さあ、ドンドンいきましょう。
次の曲のタイトル、どこかで聞いたコトあるでしょ?
どうぞ。
「スローなブギにしてくれ」です。そうです。南佳孝さんのヒット曲と同じですね、でも曲はまったく違います。鍵盤のちょいと時代を感じさせる明るい音が一転、刹那感溢れるギターのフレーズからミステリアスな雰囲気の甲斐サウンドへと変貌します。
特にサビへの導入部のメロディがもう、モロにツボなんです!僕が思う甲斐さんの曲の魅力の一つは、ハードなサウンドから物悲しい切な過ぎるほどの美しいメロディに移り変わっていく、その繋ぎの巧さです。この曲にはその特徴がとてもよく出ていると思います。
では、そろそろ最後の曲を。
この曲は本当に珠玉のバラードだと思います。
当時はこの曲によく泣かされました。(笑)
どうぞ。
「街灯」です。甲斐バンドと言うと「HERO」等の一部の曲を除けば、骨太のロックバンドという印象が強いですが、実はこの曲や「昨日のように」「LADY」等に代表される切ないラヴ・バラードもとても素晴らしいんですよね。
今ではないでしょうけど、当時♪あの女(ひと)の肩にトレンチかけてあげた♪なんて、もうたまらない歌詞なワケですよ。なんだろう。ダンディズムとはまたちょっと違うんだけど・・・憧憬というか・・・要するに甲斐さんがカッコよくって、自分もそうしてみたい、みたいな感じでしょうか。(笑)
♪今夜報われない恋人達のように あの女は涙を流している・・・♪
想いの先には、自分ではない男を見つめている女(ひと)がいる。決して報われない想い。
うーん・・・切ないです。

さてさて、週末の土曜日。
皆さんはどのように過ごされるんでしょうね。
どうか楽しい週末を。
でわでわ。


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