ピグ部屋に差し入れをいただきました!

ブッシュドノエルですよね?それと大きなキャンドル!


どなたかわかりませんが、ありがとうございます!

北朝鮮のドン、金正日総書記が亡くなりましたね。突然の事でした。以前から体調不良説はまことしやかに囁かれていましたが、どうやら本当だったようですね。
この事によって止まってしまっている全ての事は動き出すんでしょうか?それとも今まで通りの瀬戸際外交を繰り返すんでしょうか?
後継者と目されている金正恩という人が、せめてお父さんよりまともな人物である事を願いたいと思います。
先日の日曜日、あるドキュメンタリー番組を見ていて思った事があります。
それは、ある小学校でいじめを受けた子供が、自ら命を絶ってしまった事への密着取材でした。
このお子さんは、亡くなる前10回以上に渡って、学校や親にいじめを受けている事実を訴え続けたんだそうですが、学校側はいじめがあるという事を認めず、親御さんも転校させた先でまたいじめにあったらどうしよう・・・と二の足を踏んでいたのだそうです。
彼女は何回も何回も「助けて」と叫んでいた。でもその声は届いていたにも係わらず、救いの手は差し伸べられなかった。
最初はいじめがあった事を認めなかった学校側も、さすがにその事実は認めましたが、相変わらず自殺との因果関係があったかどうかに対しては口を閉ざしたままです。
ここには、教育委員会の決定意志が大きく影響を与えていたようです。教育委員会が調査の上出した結論は「いじめには自殺との因果関係はなかった」でした。
ふざけた話です。10回以上もその辛さを訴え続けた彼女。ノートには自ら命を絶つ前にその心境を綴った遺書のようなものが残されていたそうですが、教育委員会はこれを「遺書」と認めませんでした。
これが「教育」を司る人たちですか?僕には人でなしにしか見えない。
親御さんは国と市を相手取って訴訟を起こしました。気持ちは痛いほどわかります。僕も人の親ですから。
ただ、親御さんの主張を聞いていて、違和感を感じたのも確かなんです。
訴訟を控えて記者会見した親御さん。そこで話された事は・・・
ひたすら「全て学校の責任。その学校を管理する市と国の責任。」それを繰り返されていました。
では、わが子が10回以上に渡って苦しみを訴えていたにも係わらず、その苦しみに手を差し伸べてあげられなかった「親としての責任」は?
残念ながら、そこにはそういった発言は全くありませんでした。
今、子供の自殺がどんどん増えていく中で、何も言わずにこの世を去る子が多いのが現状です。「何故言ってくれなかった」「何故頼ってくれなかった」と言いながらも、「何故気付いてあげられなかったのか?」そう自分を責める親御さんも多いと聞きます。
少なくともこの親御さんは、彼女からの「助けて」という声を聞いていたんです。しかも、何回も。
学校が何とかしてくれる。そういう安易な考えがありませんでしたか?と僕は問いたい。
気持ちはわかりますが、学校側にだけ一方的に責任を押し付けるというのは、違うのではないかと思うのは僕だけでしょうか?
ちょっと話はそれますが、最近そういったコトが増えていますよね。世に言う「モンスター・ペアレンツ」ってヤツです。
もちろん、前述の事がそうだとは言いません。問題が違いすぎる。命の事ですから。
でもね。やっぱりあの会見を見ていると、見え隠れするんです。
例えば、こんな事例があります。
①家では忙しくてできないので、学校で爪を切って欲しい
②自転車の乗り方は学校で教えろ
③室内履きをオークションで売るつもりだったのに、靴に名前を書かされたら売れない!先生が弁償しろ
④親同士が不倫して駆け落ちしたから、学校が責任を取れ!(その後何もなかったように復縁)
⑤修学旅行に親がついてくる。さらに途中から勝手に子供を連れて自由行動する
⑥担任に借金をせがむ
⑦学芸会では全員を主役にしろ(脇役の子が可愛そう)
⑧負けるのは可愛そうだから運動会で順位を決めるな
残念ながら、これは全て事実です。こんな馬鹿げた事が、今堂々とまかり通っています。
正直、僕の世代では考えられないコトばっかりです。親がやるのは当たり前の事から、バカバカしくて話にならないコト、そして、最後の2つに関しては、一生懸命やる気を持っている子供は、ガッカリ。おそらく、やる気をなくしますよね。
「平均化」というのは、聞こえはいいけれども、競争をなくしたら成長も発展もなくなります。こうして大人になった彼らは、果たして競争社会で生き抜いていけるんでしょうか?
なのに、ここに出てくる親達は・・・
僕からしたら、自分の子供を信じてないから、差をなくしたいようにしか見えないんですよ。もしくは、自分の見栄。ハッキリ言ってくだらない。
できなくたって、一生懸命やる事が大切。
子供の頃は結果じゃなくて、過程(プロセス)。
結果を求められる大人とは違う。
負けるから悔しいんですよ。傷つくでしょう。そして頑張って勝とうと思う。どうしたら勝つ事ができるんだろうと考える。努力する。それが子供の成長に繋がるんだと思うんです。
そして、傷つく事を覚えると、思うようになるんです。「自分が嫌だと思うコトを人にするのは止めよう」ところが傷つく事を知らないから、相手の痛みもわからない。
「かわいい子には旅をさせろ」
先人は素晴らしい言葉を残しています。
蝶よ花よと育てた子供を、彼らは未来永劫世話して生きていくんでしょうか?世の中に出せば、間違いなく落ちこぼれます。だって競争すらまともにしてこなかったんですから。
そして、彼らはきっとこう言うでしょう。
「全て親の責任だ。親のせいでこうなった」と。
小さな心と小さな体を、卑劣ないじめにさらされ、それでも「助けて」と言い続けた彼女。
彼女の魂が、せめて安らかに天に昇られる事を。
「祈り」 長渕剛
お前が去ってくその前に
なぜに電話くれなかったか
やさしすぎるお前のことだから
それが思いやりのつもりだったのか
俺たちいつでもひとつなんだと
あれほど話し合ってきたよね
お前のことはすべてわかっている
つもりの自分がくやしすぎるよ
二人でいくつもの夜をこえて
新しい朝が目の前だったのに
深く瞳を閉じて今
天女のようにお前は一人
空へ帰る
息もできないくらいお前を
もっともっと強い愛で
ごめんよごめんよごめんよ・・・
安らかに安らかに 眠れ
お前が選んだ人生も
お前が歩いてきた道も
信じきれぬままのはがゆさの中で
ためらいながら俺は人生を探すだろう
今度生まれてくる時は幸せな日々を
送れるといいね
お前の好きだったあの唄を
今夜は朝まで歌ってあげるよ
二人でいくつもの夜をこえて
新しい朝が目の前だったのに
深く瞳を閉じて今
天女のようにお前は一人
空へ帰る
天女のようにお前は一人
空へ帰る