今日、熊本県で悲しい事件がありましたね。女子中学生に「除霊」と称した滝行をムリヤリ強いた挙げ句、死なせてしまうという、信じられない事件でした。
しかも、嫌がる女の子の頭を押さえつけて、身動きを取れないようにしたのは、他の誰でもなく父親です。まさに鬼畜の如き所業です。こんなのは父親とは言わない。ただの人殺しです。いくら親だって、例えどんな理由があろうとも、理不尽に子供の命を奪っていいコトなんて、絶対ない。
彼女の死因は「溺死」だったそうです。近所の方々には「痛い」「止めて」と泣き叫ぶ声が届いていたそうですが・・・何とか止めさせる事はできなかったのでしょうか・・・
どうにもやりきれない事件です。
こんな気分の時には、せめて優しい音楽が聴きたいですね。
それなら、やはり彼女の歌声。
ちょっと古い曲からいきましょうか。
どうぞ。
カーペンターズの「(They Long to Be) Close to You」です。邦題は「遥かなる影」ですね。なかなかロマンティックな邦題です。1970年にリリースされ、大ヒット。全米1位を獲得し、さらに年間チャートでも5位に輝いています。
もう、このコーラスを聴いただけで、ゾクゾクします。なんて透明感溢れる声なんでしょう!そしてとても優しいメロディに、カレンさんの優しい声が本当によくマッチしていて。彼女達にはたくさんの名曲がありますが、僕は個人的には、この曲がやはり一番カーペンターズらしい曲だと思います。
この曲が収められているアルバムは「遥かなる影」なんですが、日本では当初は違うタイトルでリリースされました。
では、そのタイトルにもなったこの曲を。
どうぞ。
「We've Only Just Begun」です。邦題は「愛のプレリュード」。当初はこのタイトルでリリースされたんですね。全米2位。年間チャートは12位でしたから、この年いかにカーペンターズが旋風を起こしたかがよくわかります。
この曲でのカレンさんの歌いだしが、とにかく切ない。本当に表現力が高いんですね。そしてお兄様のリチャードさんとのコーラスは抜群ですね。聴いていてとても心地いいんですよねー。なんか二人の声に優しく包まれているような。そんな感じです。
このアルバムの成功で、カーペンターズはグラミーの最優秀新人賞など、2部門で受賞を果たしています。
では、「涙の乗車券」や「プリーズ・ミスターポストマン」ほど知られてはいませんが、Beatlesのカバー(「プリーズ~」はBeatlesもカバーですけどね)を最後に。
こんな風に変わるんですねー。
どうぞ!
「HELP」です。あの曲が彼女達の手にかかると、なにやら全く別物になっちゃってますね。コーラスは確かに素晴らしいクオリティーですが・・・

合わないものはあるんだなー、っと思いました。(笑)
秋の夜長ですね。
朝夕の気温がかなり下がるので、一日の服装に迷う日々が続きます。
風邪など召されませんように。
でわでわ。

遙かなる影/カーペンターズ

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