まずはインフォメーションです。週末、藤田麻衣子さんが47都道府県フリーライヴツアーで関西、四国に行かれます。興味のある方、お時間のある方、どうぞ足を運んであげてくださいね。
9月17日(土) イオン日根野ショッピングセンター 1Fであいの広場 14:00~ 16:00~
9月18日(日) イオン高松ショッピングセンター 1Fシーコート 14:00~ 16:00~
9月19日(月・祝) エミフルMASAKI エミモール1階グリーンコート 13:00~ 15:00~
そして、以前ご紹介した深津ジュリさんのフリーライヴが明日、吉祥寺コビス前で、18:30分からあるんです。明日は時間がとれそうなので、参加したいと思っています。ワクワク!

同様にご紹介した工藤江里菜さんは、海老名のビナウオークで何回かライヴがあったんですが、全て麻衣子さんと重なってしまって・・・10月1日にまたあるようなので、なんとか参加してみたいと思っています。
なんか決意表明みたいになっちゃってるな。(笑)
今日はちょっと知る人ぞ知る!っという女性シンガーをご紹介したいと思います。
この方をご存知の方は、かなりマニアック!でもないか。(笑)
いい曲書かれるんですよねー。しかも声がハスキーで、一度聴くとこの声が好きな方はイチコロだと思いますよ。

やっぱりまずは、この曲かな?
どうぞ!
水越けいこさんの「最後は愛して」です。1981年にリリースされた「Jiggle」というアルバムに収められています。これだけポップなアッパーチューンなんだから、シングルにしてもよさそうなものですが・・・
イントロのドラムでもう全てOK!この疾走感はたまりませんねー!ギターも軽快なリズムを刻んで、やがてサビではホーンセクションとの絶妙な掛け合いに!もう、腰動きまくり!(笑)
そして何にもましていいのが、けいこさんの声ですね!ハスキーでハリがあって、情感がこもった熱唱です。しかもファルセットも綺麗なんですよねー。この曲はライヴでは後半の盛り上がりで必ず歌われていた曲なんです。そりゃあ、盛り上がらなきゃ、ウソです。

けいこさんを知ったのは、以前記事にも書きましたがコンサートのローディのアルバイトをしている時でした。まさかこんなブログ見てないだろうから、実名で言っちゃおうかなー。(笑)マーマレードっていうイベンターが当時渋谷にありましてね。ひょんなコトからアルバイトするコトになって。売れる前の杏里さん(これ、以前書いてます)や角松敏生さんが所属してたんですよ。
そこに社員で国分さんという方がいましてね。そう、今で言えばホンジャマカの石ちゃんみたいな感じの方で。(笑)その方がある日「yukki、これ聴いてみ」ってサンプル盤を貸してくれたんです。それが「Jiggle」でした。一発でハマリましてねー。

やがてライヴに足を運ぶまでになっちゃいまして。マーマレード主催のけいこさんのライヴには積極的・・・いや、無理やりにローディでねじ込んでもらい。(笑)いや、もちろん仕事はちゃんとしましたよ。機材の搬入搬出からチケットのもぎり、カメラチェック。
でも、嬉しかったなー。たとえ会場で聴くコトができなくても、ロビーに漏れ聴こえてくる歌声を聴けているだけで、充分幸せでした。

では、次の曲を。
この曲はスマッシュヒットしたので、聞き覚えがある方もおられるかもしれませんね。
微笑ましいポップな曲です。
どうぞ。
「ほほにキスして」です。1979年リリース。オリコンでは33位。10万枚弱売り上げた彼女の最大のヒット曲です。この曲はけいこさんの作ではありません。でも、この弾む感じ!

さっきの「最後に愛して」もそうでしたが、結構しっかりしたリズムを刻むアレンジになっているんです。そして、ここでのけいこさんは先ほどの情念を込めた熱唱から一転、可愛く弾んだ歌い方にガラッと変わっています。このギャップがまた「シンガー・水越けいこ」の素晴らしさを引き立てています。
最近でこそ花菜さんや麻衣子さん、竹仲絵里さんのような透明感のある声を持ったシンガーを好んで聴いていますが、20才そこそこの頃は、けいこさんやジャニス・ジョップリン、キャロル・キングのようなハスキーな迫力あるシンガーの方が好きだったんです。YUIちゃんはその中間といった感じですかね。高い声は透き通り、低い声は意外と一癖あるんですよね。これもまたツボだったりしますが。(笑)
けいこさんは、ホントにいい曲がたくさんあって。一回では書ききれないので、また後日。その時には以前に香坂みゆきさんのコトを書いた記事に載せた「Too Far Away」という名曲をご紹介したいと思います。
今日の最後はこの曲で。ライヴではよくオープニングに歌われていた曲なんです。
これ、最高です!
「Love Song For You」です。♪ライトの眩しさの中を 幕が今上がりだす 今夜も妖精になりたい 短い時燃え尽くしたい♪恋の歌ではあるんですが、この歌詞がライヴの冒頭に流れれば、オーディエンスは「このライヴ」のコトだと思いますよね?
僕は、こういうスローな曲のオープニング(途中からリズムが変わりますが)であれだけの盛り上がりを見せるライヴは、数えるほどしか見たコトがありません。アレンジがねー。いいんですよ。重厚でねー。メロディは申し分ありません。曲の展開もドラマティックですしね。
なんか、一つの演出された舞台を見ているような感覚。演じているのは水越けいこただ一人。でも、多くのサポートでピンスポットに一人照らされる中で「心をこめて」歌うシンガー。
そんなイメージが頭から離れない。決して売れたアーティストではないけれど、僕の中では彼女が歌う全ての曲に映像が浮かぶ、数少ない素晴らしいアーティストであり、シンガーです。
連休の方も多いでしょうね。
お仕事の方。残暑厳しいですからね。どうかご自愛くださいね。
素敵な週末を。
でわでわ。

