今週も無事に過ぎてくれたコトに感謝!週末ですねー。まあ、僕は明日仕事なんですけどね。(笑)
最近あまり天気が良くなかったから、晴れそうな週末は久しぶりのような気がします。
今日は、ちょっと懐かしい映画のサウンドトラックを、ご紹介。
なんで?って感じですよね。(笑)
帰りにね。僕の降りた最寄り駅でね。まあ田舎ですから、ちょいと歩くと結構な暗がりが広がってるワケです。公園も照明落としてますからね、今。春の頃なら桜並木が映える小さな川があるんです。その桜の木の下で、高校生らしきカップル(今時言わないですよねww)が寄り添って話してるんです。
ただ、ちょっと様子が違って、男の子の方が俯いていて。女の子は毅然とした態度で。どうもあまり雰囲気がよろしくない。あくまでも僕の感じた雰囲気ですが・・・察するに別れ話かな、と。
マジマジと見ているワケにもいきませんから、そのまま通り過ぎて家路に着きましたが・・・なんか心に残ってしまって。それで思い出したんです。と言うよりも、思い浮かんじゃったんです。ある映画のエンディングを。
そのラストシーンに流れた曲が、この曲でした。
ボビー・ヴィントンの「Mr. Lonely」です。元々は1964年にリリースされた大ヒット曲です。1978年に公開された「グローイング・アップ」という映画のラストシーンで、主人公のベンジーは、大好きなニキが親友のボビーと抱き合うのを見てしまい、一人泣きながらその場を去っていく、というシーンに流れていた曲です。
ベンジーは大好きなニキの為に、一生懸命つくすんです。ニキがボビーの子供を妊娠してしまって、急にボビーの態度が冷たくなった時も傍にいて励まし、一生懸命バイトをして中絶の為のお金を作って・・・それでも報われなかったベンジーの恋。
そのやりきれない悲しみの中で流れる「Mr. Lonely」の切ないメロディ。泣きましたねー。劇場で3回観て泣いて、テレビの再放送でも2回観て泣いて。ボビーのその歌声は、どこまでも優しく、どこまでも切ない。
泣きましたねー。僕にとっての反則曲です。(笑)
この映画の続編「グローイング・アップ2」でも、とても切ない曲が主題歌でしたね。
こちらはそんなに観た覚えはないんですが、それでもこの曲はなにか甘酸っぱい痛みを思い出させてくれる曲です。
どうぞ。
デビー・レイノルズの「Tammy」です。元々は1956年に公開された彼女の主演映画「タミーと独身者」という映画の主題歌でした。全米では2週連続1位を獲得したあと、ポール・アンカの名曲「Diana」に1位の座を譲りますが、再び1位に返り咲く大ヒットを記録しました。
こういう心をこめた丁寧な歌い方をするシンガーが、少なくなりましたよね。歌は「上手い、下手」ではなく、気持ちなんだ、というコトを教えてくれる素晴らしい歌唱だと思います。それは何十年経とうと決して変わらない。
音楽って、古いとか新しいとかじゃないんですよね。
「いいものはいい」これだけは、きっと、変わらない。
あの二人はあの後どうしたのかな。
なんか・・・仲直りしていて欲しくなりました。
素敵な週末を。
でわでわ。
