台風はどうやら大きく右に逸れて太平洋上に向ったようですね。それでも速度が遅く、大きな台風だった為、雨の被害が各地に大きな爪跡を残したようです。
皆さんは大丈夫でしたか?ご無事である事を祈っています。
台風が湿気を多く含んだ空気を送り込んできているので、スゴイ湿度ですね。

今日は営業車を降りて客先にいく度に、メガネが思いっきりくもってしまって、何回か笑われました。(笑)
「雨なのに大変だねー。yukkiさん、前見えてる?真っ白だよ」
「あ、はい、なんとか・・・」なんて言いながら玄関の段差に足を引っ掛けて転びそうになるし。

まあ、笑ってもらえれば、掴みはOKなんで。(笑)
でも、鏡で見た自分の顔は、確かにヘン。ヘンすぎる・・・
(笑)「残念だったね。アンダーソン君」
あ、あれはサングラスか。(爆)
こんなに湿気でベタベタする時は、乾いた爽やかなサウンドに癒されたいですねー。
ならば、ズバリ「ウエストコースト」でしょう!
こんな素晴らしい「孤高の詩人」の歌でいかがでしょうか?
(ゴメンナサイ。今日選んだ曲は全部携帯視聴不可ばかりです。もし見つかったらその都度更新しますね。)
ジャクソン・ブラウンの「Running On Empty」です。1977年リリース。邦題は「孤独なランナー」。映画「フォレストガンプ」の中で使われているので、それでご存知の方もおられるかもしれませんね。
このアルバムは、彼のキャリアとしては最高のヒットになりました。初のライヴアルバムでしたが、700万枚以上を売り上げて、ビルボードの「最優秀レコード賞」にもノミネートされています。
シンプルなんですけどね。まずメロディが秀逸です。っていうか僕が好きなんですけどね。(笑)コーラスがまたいい味だしてるんですよねー。さらに全編に漂う疾走感。なんか、アメリカの荒野の中に、どこまでも続いていきそうな真っ直ぐなハイウエイが脳裏に浮かぶんです。
「どこまでも走り続けろ!」って。
続いては一つ前のアルバムから、そのタイトル曲を。
これはまた・・・
イントロからヤバイ曲です。
どうぞ!
「The Pretender」です。1976年リリース。実はこのアルバムのレコーディング中に、ジャクソンを悲劇が襲います。奥様の突然の自殺。
その為にこのアルバムは、全体を通してかなり陰のある内省的な印象が濃いアルバムになっています。
それでも。僕はこの曲に彼の「一筋の光」を求める前向きさを感じます。重さなどとは違う、けれど心の奥に突き刺さるような、歌詞、そして歌唱。
愛する妻が自ら命を落とした後、こんなに穏やかな、そしてとても慈悲に満ちた優しい歌声がどうして出せるんだろう。当時中学生だった僕には理解できませんでした。もちろん今でもできていません。それでも、やはり彼の歌には必ず「一本の道」が思い浮かぶんです。前を向き、ひたすら走り続ける一本の道。
最後に、この曲を。
越智志帆という素晴らしいボーカリストによってカバーされた、名曲中の名曲です。
それでも。やはり、オリジナルも素晴らしい。
「Late For The Sky」です。1974年リリース。このアルバムにはグレン・フライやJ.D.サウザーと言ったビッグネームも参加していました。
ちなみに、省吾さんのアルバム「愛の世代の前に」のジャケットは、このアルバムをモチーフにして作られたと言われていますね。なんせ省吾さんはジャクソンからかなりの影響を受けたと公言されています。
越智さんのパワフルな歌唱も本当に素晴らしいですが、このジャクソンの歌には「魂」を感じます。武骨な男の「魂」を。あまり色々なものを通さないエレキギターの音も、サウンドの印象に合って、素朴で温かい音が出ていますね。これもまた、時代を超える名曲だと思います。
あれ?ウエストコーストで爽やかな乾いたサウンド・・・
むしろガッツリと聴かせる曲ばかりになっちゃいましたね。(笑)
でも、悪くないでしょ?
明日は・・・晴れるのかな?
でわでわ。

