こんばんわ。
今日の暖かさで一気に桜が開きましたね。今週末にはかなり見ごろに近づくんじゃないでしょうか?
桜特集を始めた甲斐があります。やった割りにまだ全然開花してない、とかいうとちょっと寂しいですからね。
さて、桜特集の2日目は当ブログ自慢の3人娘のうちの1人、植村花菜さんの登場です。
ウオー、パチパチパチ。
はい!すみません!(笑)
この春、花菜さんの「Live Tour 2011 まごころSONGでココロをSAND♪」と題したツアーが行われます。しかし、先日、未曾有の大震災があり、開催を危ぶむ声もありました。
恐らく、花菜さんはじめ、スタッフの方々も苦慮された事と思います。実際栃木のライヴは延期が決定しています。
それでも、僕は花菜さんのライヴをやって欲しかった。理由は以前ブログで書かせてもらった通りです。
「みんながなんでもかんでも自粛、と言う名の呪縛にあって、下を向いていても、何も変わらない」。
ましてや、歌い手さんは、歌を届ける事ができる。被災された方も、そうでない方も、ともすれば暗くなりがちな心を温めてあげられるかもしれない。それが歌の持つ力だと思っているからです。
それでも。真面目な花菜さんは、ひょっとしたら「自粛」という結論を出すかもしれない。そうも考えていました。こんなに大変な時期に、ライヴなんてやっていいんだろうか、と。
そうご本人が決断されたなら、仕方がないな、とも思っていました。はなはだ残念ではありますが。
先日、花菜さんは沈黙を破ってご自身のブログで、こうおっしゃいました。
「いろいろ悩んで、考えた結果、4月からのツアーを決行する事にしました!!!
こんな時だからこそ、音楽の力が必要だと、私は強く思います。
私は幼い頃から、何度も音楽に、歌に、心を救われてきました。
私には歌う事しか出来ないから、やっぱり歌でみんなを笑顔にしたい!!!」
やっぱり花菜さんは、僕の思った通りのアーチスト「植村花菜」でした。
賛否はあるでしょう。なんとかいう都知事が「こんな時に花見してる場合じゃない。被災者の気持ちを考えろ」と言ってました。確かに夜に煌々と灯りをつけて、酒飲んで騒ぐのは僕もさすがにどうか、と思います。でも、「昼間に桜のきれいな花を愛でる」コトまで駄目だ、というのはおかしい。それで果たして本当に被災された方々の事を考える事になるのか?
そんなコトしたら、経済は間違いなく梗塞します。お金が回らなくなって不況がより本格化します。「使えるお金は使って、お金を回しましょう」というのは絶対必要だと思う。
それと花菜さんのライヴを結びつけるのは無理やりかもしれません。でも、今は少しでも明るい話題が欲しい、そう思っている人は多いと思います。
「できる事をやろう」
アーチストは歌い、演奏し、感動を与えればいい。
コメディアンは芸を披露し、笑いを与えればいい。
スポーツは力の限り真剣勝負し、体を動かす事の素晴らしさを披露すればいい。
僕はそれに、大賛成です。
あれ、ちょっとアツくなりすぎましたね。困ったモンです。(笑)
では、花菜さんの桜にまつわる歌を。
これは名曲ですよ。
どうぞ。
「春にして君を想う」です。アルバム「春の空」に収められています。実はこの曲は以前、記事で触れているんですが、曲は載せられませんでした。よかったら見てみてくださいね。
「いきものがかりとKanaLogと春の空」リンク
とにかく、花菜さんの歌唱力に脱帽です。もちろん、それはわかってはいることなんですが、この曲の歌唱での花菜さんの声量と表現力は、ホントに凄い。鳥肌が立ちます。
さて、せっかくなので、もう1曲いかがですか?
これも素晴らしいバラードです。詞がまた切なくて、温かい。
今度のライヴでやってくれないかな?
「泣いてもいいよ」です。デビューアルバムに収められています。辛く、悲しい気持ちを抱えた友人を温かく励ましてあげる、そんな曲です。
今、この曲の歌詞は、たくさんの方々に聴いて欲しいな。真摯な気持ちが心を打ちます。
桜特集2日目。これで終了です。
今回は三人娘に限定してお送りするので、明日が最後になりますね。
明日も泣かせますよー。(笑)
では、明日。