空気がきれいになってきて、霞まない。
ひなたぼっこしたいなー・・・
まあ、それは今日はできません。
実は、僕、活字中毒だったりします。
電車の中、待合室、待ち合わせ・・・ちょっと時間が空くと小説がないと落ち着かない。
ホントは新刊が欲しいですが、CDが買えなくなるのはツライ。
基本的に文庫本で我慢してます。
しかも、連作ものはまとめ買いしたい方なので、BOOK OFF等中古本屋さんは、重宝してます。
そんなこんなで、今部屋に本が溢れかえっておりまして・・・
早い話家族からクレームが入ったので、整頓しなきゃならないわけですね。(苦笑)
あーあ、こんなにいい天気なのに・・・
まあ、自業自得ですけど。
それにしても、何処にどう片付けろっていうんだ。ブツブツ。
せっかくですから、本のご紹介を。
片付けに飽きたのでちょっとお付き合いください。
浅田次郎さん、東野圭吾さん、今野敏さんお三方の小説は、文庫になっているものは、ほぼ全て読みました。
浅田さんは、「鉄道員(ぽっぽや)」で初めて出会いました。
心の琴線に触れるような、優しい本を書かれます。登場人物は、武骨で不器用ながら、懸命に気持ちを伝えようとする。
きっと浅田さんそのものなんだろう、と勝手に解釈してます。(笑)
ジャンルも多岐に渡ります。
時代物・・・「壬生義士伝」「輪違屋糸里」「天切り松~闇語り~」
悪漢小説(ピカレスク)・・・「きんぴか」
現代物・・・「プリズンホテル」(ピカレスクでも)「月のしずく」「オオ・マイ・ガアッ!」
ミステリー・・・「椿山係長の7日間」(現代物でも)「地下鉄に乗って」「沙高樓綺譚」
中国史・・・「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」
戦争物・・・「日輪の遺産」
エッセイ・・・「勇気凛々ルリの色」
あ、競馬はプロ並みですよ。ほぼ毎週東京競馬場に通われているらしいです。競馬ものも沢山執筆されてます。
それと、一つの作品に二つあるいは三つのジャンルが重なっている作品が多い、というのも特徴ですね。
そんな数ある名作の中で、やはりイチオシなのは「鉄道員(ぽっぽや)」です。
短編集なんですが、その一つ一つのレベルが高い!
メインタイトルである「鉄道員(ぽっぽや)」は、高倉健さんと広末涼子さん、大竹しのぶさんで映画化されましたね。
泣きました。(笑)
直木賞受賞作です。
鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)/浅田 次郎

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ああ、記事書いてたら読み返したくなってきた。
でも、そうすると本の整理が・・・
しないと何言われるかわからん・・
という訳でスミマセン。
東野さんと、今野さんについてはまた改めてゆっくりと。
そういえば、映画化された東野さんの「秘密」にも広末涼子さん、出てたなあ。