今日は、なんとも寒い日だった。
昼間は我慢出来ても、夜半はやっぱり暖房をつけてしまった。
今晩の晩ごはんは、砂肝のネギ塩だれと、残り物の春雨サラダ、なめこと豆腐の味噌汁。
後、一品つけたかったけれど、何も思い付かなくて、今、思えば、ホタテでも解凍すればよかったよ。
砂肝のネギ塩だれは、炒めた砂肝に荒みじん切りのネギ、塩、砂糖、レモン汁、ごま油、おろしにんにくを入れて和えた。(毎度のクラシル)
春雨サラダ。
ダメ押しの味噌汁。
お正月の準備もそろそろかなと、切り餅を買って来た訳だけど、大晦日に食べる年越しそばも、今年は食べられるんだろうか。
多分、退院しているだろうけど、蕎麦を茹でる事が出来るのかなと不安だ。
ちょっとした思い…
やっぱり、今年はクリスマスも年末も正月もないと思っておかなければいけないだろうな。
手術前と、後では、全然違う生き方(オーバーだろうか)になる。
ふと、仕事ももう出来なくて、気晴らしに行っていた昼間行くところも行けなくなって、ただ療養の日々になりそうで、そんな事を考えると気が狂いそうになる。
何年前だろうかな…
2ヶ月間、誰とも話す事がなくて、ただ、部屋の中にいて、たまの買い物しか外に出なかった時、ほんと寂しくてつまらなくて、人恋しくて、情緒不安定になった事がある。
もう2度とそんな思いはしたくないと思っていたのに、また味あわなければいけないんだろうか。
夜が更けると、心の闇も深くなる。
私は、朝方人間ではなくて、どちらかといえば夜型人間なんだけど、深夜が近づくにつれて、内省するというのか、自分の心の声が叫び出すというか。

朝に起きて、前夜に起こした記事を見ると、小っ恥ずかしいと思うんだけど、夜はつぶやきたいんだよな…
でももう自分の身に起きた乳がんの事なんか、考えたくもないよ。

考えたって何か始まるものでもないし、乳がんが消える訳でもないんだし。
乳がんの事がびっしり頭の中を占めているのが嫌なだけで、今までみたいに、人の事とか、食べる事とか考えていられたらこんなにいい事はないのに〜
と思う。

部屋が暖まって来た。
なんでクソ寒い事を我慢していたんだろうな。
節約、倹約と思って〜だけど、苦痛にまでなるんだったら、無理せず暖房をつけようと思う。
でも、待て!

着る毛布を持っていたじゃないか!
あれを引っ張り出そう!
でもなぁ…
真冬になったら、どう耐えたらいいんだ?
今から、着る毛布を着ていいのかな。
軽く逡巡するけれど、試しに暖房を消して、着る毛布を着てみよう。
今、23時過ぎ…
もう寝なさいよ!と自分に思うけれど、まだ寝たくないんだよ。
あっ入院中、消灯が21時だ。
眠れるかよ!と思う。
まだ、宵の口じゃないか!と思ってしまう。
手術も入院生活も、みんな嫌だ…
言っても仕方ないんだけどさ…
嗚呼〜だよ…
