どうせ、晩ごはんは、昨日の残り物だとわかっていたので、添えものとして、レンコンとハムのマヨネーズ和えを作って、
豚バラとほうれん草のニンニク醤油炒めは、チンして、新玉ねぎのピラフもチンして、ムシャムシャ食べた。
まだ、眠たくて、食べ終わってからまた寝てた。
春先は、眠いのかな。

刺激されて、考えている事がある。
朝刊に、『あの日、わきまえた私』というタイトルで、Think Gender ジェンダーを考えるのコラムが載っていたからだ。
作家の女性が、タクシーに乗った時に、運転手から、セクハラの話をされて、異を唱えたかったんだけど、自分が、彼よりも弱い?女だから、言えなかったと、「わきまえた」んだと、その時の悔しさが載っていた。
車内が密室であること、何か言って、この運転手が突然、激昂する可能性、ここで車から降ろされるかも知れないこと。
大声で話すこの運転手に、恐怖を感じて、何も言う事が出来なかったと、この思いは、わきまえた事になると、先の元東京五輪の森嘉朗氏の発言で、思い出し、こう結んでいる。
『わきまえるとは、そういう事だ。恐怖による沈黙と、長く続く自傷めいた怒り。
誰かに対し、わきまえよと求め、その通りになった時、それはただただ恐怖の作用なのだ』
そうなのだと思う。
屈強な運転手の、大きな声で、朗らか?に話す言葉を聞いて、言いたい事を言い返すよりも、とにかく恐怖が先に立つ気持ち。
あ~私は、私の思いを具象化出来ない。
ただ、もやもやしていた気持ちを、より分かりやすく表してくれたみたいな、森元会長が言った事もこういう事だろうと思う。
『女性がたくさんいると、会議は長くなるが、うちの女性は別だ。みんな、わきまえているから』
違う❗
女性を、わきまえさせたのだ。
私達、女性は、もっとうちなる思いを表に出さなければ。
こんなふざけた言葉を、言わせないようにしなければ。
自分の事になるが、前に書いた、ある男性に、私の事を批判されて悩んだ事があると述べたが、これも、男性から言われた事だから、私はショックを受け、
言い返せないのは、刷り込みのような「男性には、可愛い女と見られたい」の呪縛があったから、何も言えなかったんじゃないか❓と、
今更ながら気付く、幾重もの呪縛に、気付いた時に、意識を変えていかないと、いつまでも男性の従属物に成り下がってしまうと、恐れおののくのだ。
そうだった。
物心つく前から「お兄ちゃんに従いなさい」とか、「お前は、女の子なんだから」とか、「そんな事を言っていると可愛いお嫁さんになれないよ❗」etc.
そう育てられたあかつきには、男性に寄りすがって生きていく、自分の力など、あまりにも微力な、こんな女の出来上がりって訳だ。
今は、一人で生きているけれど、身内とはいえ、兄貴に頼らなければ、にっちもさっちもいかない生活で。
思わず自分の身の上の愚痴になったけれど、今の私はこう思っているけど、昔の私は、少し育てた娘に「自分の力で食べていけるように」と、教える事が出来たのか。
いかんせん、自信がないから、今頃になって吠えている訳だ。
意識を高く持て❗と。
女性の特性を生かして、高みを目指せ❗と。
その意味の裏には、「男性なんかに負けるな❗」だ。
男が、ちょっと力を入れただけで、吹き飛ばされる女の哀しさが、そう言わせると、ご理解願う。
私達は、賢くならなければならない。
もう「女だから」の足枷は、外されたい。
あら❓私は、シラフでも、理屈っぽいんだわ❗

寝酒でも、飲んでみっか…
あースッキリした❗