9:30に、お互いの住まいの真ん中の駅で、初めて待ち合わせして、まだ店は開いてないし、タバコが吸いたいと言うので、駅前のロッテリアに入った。
彼女が、スモーキングブギをしに行ったところ。
そして、11:00になったから、ランチ&昼飲みをしようと海鮮居酒屋に入った。





刺し身盛り合わせ定食を頼み、生を頼んで、お互い同じような体型だから、大いに飲んで食べた。
楽しかった。





最初は、なんか照れた。





年上の私が、はしゃいでも…と思ったけど、久しぶりに会えて嬉しかったし、何よりも好きな女の子だから、興奮したんだな。
彼女は、引っ越しした事の話と、ママ友が出来たという事と、私は、職場での話をした。
つもる話をして、その居酒屋がランチ営業を終え、休憩に入るというので、お開きにした。
14:00過ぎかなぁ。
駅まで歩いている最中、彼女が、
「月に一度くらい、会いたいな❗❤️」
と言った。
その言葉が嬉しくて、感無量になって
「うんうん❗

」



しか答えられなかった。
私が、外食をしたのは、一月ぶりぐらいだろう。
極ZEROを飲むし、宅配の牛乳も配達してもらうし、新聞も取っている訳だから、抑えるところは抑えないとすぐに貯金が底を着いてしまう。
彼女とはいろんな話をした。過去の話になり、
彼女が、ふと、「本当に好きになった人とは結ばれないものなのね…」と呟いた。
手痛い失恋の後に知り合ったのが今の旦那さんで、モテる彼女には他にも官公庁に勤めるエリートにも、プロポーズされていて、彼女は、そのエリートじゃない旦那さんを選んだ訳なのだ。
人生には、タラレバはないというが、少なくとも私は彼女に、貴女の選択は間違ってないよ❗と伝えたくて、彼女の家庭は決して豊かとは言えないけど、だからといって、そのエリートと結婚していたら、お金の苦労はしなかったなんて思ってもらいたくなくて、
平然を装いながら、
「二番目に好きな人でも、他にいい話があっても、そっちを選んでいたら、こんな幸せに巡り合わなかったでしょうよ❗」と、話し掛けたら、
「うん❗パパでよかったし、パパとの子供じゃなかったらこんなにも愛せないよ❗

」と、ニコッと笑った。



こんな事をふと思い出した。
私は小さい頃、母親を早くに亡くしたが、母親の妹、叔母が、しばらくたって、
「姉さんには、お義兄さんと知り合う前に、違う恋人がいたの。その人と結婚したのなら、早く死ぬ事はなかったし、もっと幸せになれたと思うのよ❗」
と私に話した。
父と出会ってくれなかったら、私達、兄妹も存在しないし、今なら、言い返せるのに、子供の私は、お母さんが可哀想…お母さんは幸せじゃなかったんだ…お父さんと出会わない方がよかったんだ…と哀しかった。
そんな無神経な言葉で、相手がどれほど悩むのかと思うから
少なくとも彼女、年下の女の子には、選んだ道は間違ってないと思わせたかった。
私なりに、幾重にも配慮した思いだった。
彼女には、幼い私が思った悩みをさせたくなかったし、私自身、無遠慮な年上のおばさんにもなりたくなかった。
彼女が話す、「娘が~」でも、
「あの可愛い△△ちゃんが、どうしたの
?」みたいに、一言を添えて聞く。

子供を手放した私に対する思いやりを持ちながらも、子供に手を焼いている事を話したい彼女がのびのび話せるように持って行く。
そんな気遣い?
をする。

それが私が好きになった事を表す誠意。(言っちゃった)
夜は、こんなのを食べて、また極ZEROを飲んでいる。
大好きな女の子に、精一杯、できる限りのって言い方じゃ納まらないほど優しくしたい。
友達になってくれて、嬉しい言葉をくれた彼女にこんな場所でお礼を言いたい。
読まない人だけど❗





こんなに素直にさせてくれたのも彼女のおかげだし、彼女の言う子供の愚痴❓を聞きながら、大笑いして、笑ったなぁ❗と思えたのも嬉しくて、人はいいなあ

って思って、今日はありがたい一日だった。