映画カテに入れましたが正確にはWOWWOWのドラマ。。。


ネタバレ含みます。


原作は宮部みゆき。

読んでません。


この映画、語り部が財布なんです。それぞれの登場人物の財布。

これは原作を周到しているようで、原作ではポケットの中にいるときはまわりの音しか聞こえないが、逆に自分の中に何かが入れられたときは暗闇でも正確に把握する。そうした特性をもった"証言"の積み重ねで、物語が進行し、事件の全貌が見えてくるといった手法で書かれてるらしいです。


原作読んでみたくなりましたね、単純に。

というのも、映画ではそこまで財布が活躍?しない。映像表現の制限などもあって致し方ないところでもありますが、ほとんどただのナレーションの役って感じでした。


原作に忠実に作ろうとした気持ちはわかりますが、これなら財布目線というのはあまり意味がないかなあと。


物語はいいですね。章立てされた話が徐々につながっていくのは心地がいいというか観ていて飽きません。

ただ、大いに不満なのが。。。。


そこで終わっちゃうのかよ。的なストーリー。

たぶん、原作もそうなんだろうと思いますが、この終わり方は非常に歯痒い。


せめてその先の展開を案じさせるような物証とか出てればいいのですが、これ以上どうやって捜査していこうという状況で終わるのでちょっとがっかりです。


明らかに犯人。しかもその犯人の人間的醜さを終始描いて、観ているものにある意味その犯人に対して憎悪すら抱かせる作りなのにハッピーエンドではない結末。


考えさせられるモヤっとした終わり方ではなくて、ただただ歯痒いモヤっと感が残りました。

モヤっとボール容器ごと投入したくなります。


文章で読めばまた違うのかもしれませんが、ここは原作者さんに無理言ってでもズバっと解決して欲しかったかなぁ。。。