リアル鬼ごっこ


公式サイト:http://www.onigocco.net/



以下ネタバレ含みます。


このサイトのTOPに「累計100万部を超える本、遂に映画化」みたいなことが書いてあります。

私、その中の1部に貢献しました。つまり原作を知ってます。


この映画、原作とは全くの別物ですね。観て驚きました。

同じなのは「佐藤さんが追いかけられるってだけ」と言っても過言ではないかも。


原作読んだの、もうかなり昔ですから間違ってるかもしれませんが、たしかバトルロワイヤルみたく、日本なんだけど、この私たちが今住んでる日本とは政治形態が違うって設定だったと思うんですが。。。


それ、そのままの設定で別に問題ないのに、映画ではわざわざパラレルワールドというものを設定に持ち込んで、そのおかげでもうひっちゃかめっちゃかですよ。

そんなSF設定を入れたのでもう話すべてがSF。

この原作は「佐藤」というだけで危険な目にあう理不尽さや徐々に追い込まれていく緊迫感が醍醐味だったのに。


なんだかなー。ここまで原作を弄り倒して結果がこれじゃあねぇ。。。


王宮は外見(CG)は凄いのに中は初代仮面ライダーのショっカーの基地みたいな貧弱さ。

パラレルワールドの設定で、どの世界にも同じ人間がいるってのはわかるけど、死んだら違う世界の人間も死ぬって。。。まあ、わからなくもないんですが、平和な世界とレジスタンス活動やってるような世界もあったりするんですよ。その世界同士の死者が同じだとは思えないし。

しかもパラレルワールドは無限にあるってことなんで、尚更その設定は無理なんじゃないかと。

何故かと言うと1つの世界しかない場合の死ぬ確率を1とすると世界が2つだったら単純に死ぬ確率は2になります。それぞれの世界の同一人物が違う生活をしているから。でもどちらかが死ねばもう一方も死ぬ。つまり死の確率は2倍になるわけです。


世界が無数にあるということは限りなく死の確率があがるわけで、きっと人類は一瞬にして死に絶えることになるかと。



なんでこんなに原作を弄る必要があるのか。

まったくガッカリですわ。


原作を知らずに観たら、きっと原作を読む気にはならないでしょうね。

なんでこんなSFがそんなに売れたの?って感じでしょうか。


私の中では役者には罪がないダメ映画です。。。