生まれたての今年の桜。集団からちょっと距離を置いて静かに輝いていました。

 

集団で咲き誇る今年の満開の桜。2022年3月27日花曇りの千鳥ヶ淵を見上げて。

 

3月26日 IL DIVO  カルロス追悼コンサート東京公演初回に行ってきました。

 

 

 

 

 

今回、プログラムがなかったので、記念にペンライトを買いました。

 

曲や思いに合わせて、色を変えてみながら振ってみました。

 

一本で8色も出ちゃうバージョンアップした優れもの!

(黄色とオレンジ色と紫色がうまく色付きで写真に撮れなくて、5色のみをアップしてみました)

 

 

 

 

IL DIVOのカルロス追悼コンサート、

さまざまな感想をお一人お一人が、

ご自身の心の内に感じられる時となっていると思います。

 

ここからは、”自分のために書く”、独断の感想、

今の時点で私が感じたことを記録しておこうと思います。

(だらだら感想です。)

 

 

出会いから数えたら19年近くになるカルロスとの歩みを共にした3人。

 

12月の突然のカルロスの喪失に、

言葉では言い表すことなどできない気持ちの乱高下の中で、

内観し、熟考し、討論し、判断し、決断し、実行する、

そのエネルギーを持って、

先のことを思いあぐねることではなく、

力を合わせて立ち上がり、今目の前に立っている。

 

 

カルロスの偉大さ、おおらかさ、聡明さ、緻密さ、

何より唯一無二の類い稀な才能、

その愛すべき存在を、

あふれる感謝を持って、

ステージで披露しようとしているのだと。

 

カルロスがIL DIVOとして歌ってきた曲の中から、

彼が好きだった曲を選曲し、

時に泣き笑いのユーモアを交えながら、

3人それぞれがカルロスとの忘れえぬ思い出を語り、

カルロスに捧げるために、

今までとは違うの特別な気合いの入れ方で、

歌い上げるステージ。

 

舞台上にはゴージャスな装飾はなく、

カルロスへの愛と、

己の弱さを隠さず、素直に正直に舞台に立つ3人の姿が、

なにより観客の心に強く響いているように感じました。

 

まだパンデミックが終息していない中、

観客はほぼ全員がマスクをつけ、

照明が落とされ客席に座るその心模様は、

自然と舞台上の3人に静かに寄り添い、

そこに共鳴の波が流れているように感じました。

 

ステージが始まり、、、、、

 

ポッ、ポッと赤や白のペンライトが光り出し。

 

 

彼らの今までとはまた違う、

天に向かっても響かせているかのような、

200%以上のエネルギーのハーモニーの放出に、

観客の思いが、赤や白に加えて、

さまざまな色のライトの光に表されているかのように呼応し始め、

マスクの下からの声に代わる、光の応答が始まっているようなシーン。

きっとカルロスはこの光景を見ているなと感じました。

 

3人と共にカルロスのパートを引き受けて歌う、

ゲスト出演のスティーブンさんの、

暖かく穏やかな笑顔と、

若いながらも実力のあるバリトンの声に、

カルロスがそばにいて、彼をそっと包み込んで支えているように

感じました。

 

ウルスは、今まで以上に磨かれた心身が見事に美しく、

安定した響きを奏で、その姿に彼の心意気を感じました。

 

セバスチャンは、歌声に加え、MCを日本語で担当。

きっとたくさん練習したからわかるんだろう、

言い間違えたら誤魔化さずに正しく言い直し、

独自のリズムを刻んで、難しい日本語MCをやり遂げ、

彼のチャーミングな魅力を放出。

その後、おばあさまがこの日にエンジェルになってしまったと語り、

歌いながら、彼の目から頬をつたっていく涙が光っていて、

その姿の正直さに、人間としてのセバスチャンの愛を感じました。

 

そして、

ほぼ全てを日本語でMCをやり遂げ、

歌はもちろん最大限以上のパワーを持って歌いきり、

進行や、とっさの判断にも気を配り、

持てる力を出し切って進めている、

ディヴィッドという人の力量と責任感に、

スケールの大きさと、覚悟を見ました。

素晴らしいと思いました。

 

そして、3人の結束。

補い合い、尊重し合い、信頼し合い。

 

ここから先がどうなるかは、

きっと自然に導かれていくのだと。

 

今、できることをやり切って進んでいく。

目の前の大切な人、仲間を愛し、信じていこうと。

 

本物は、素朴でシンプル。

 

IL DIVOというハーモニーが導く、

壮大な真髄。

 

私は、IL DIVOのファンとして、

そのハーモニーを愛しているんだなと感じました。

 

愛している人を一人残さず、

とりこぼすことなく包み込むエネルギーは、

年齢や、国境や、性別や、なにをも全てを越えて。

 

 

今、日本に滞在してくれているIL DIVO(もちろんカルロスも含む)が、

健康と安全が守られ、

ここから全てのコンサートを進めていくことができるように、

このブログからも祈ります。

 

誰もが皆が守られていくように。

 

兄弟よ、隊長は見守っているぜ!音楽は永遠だ!

 

 

 

 

 

ではまた!

つづく。。。。

(ここまで独断感想を読んでくださってありがとうございます。)

 

【覚書】(カルロスの好きな曲は私も好きな曲】ありがとう。

セットリスト
1. Overture leading into…
2. Ill be there
3. Come what may
4. Nella Fantasia
5. You raise me up
6. Without you
7. Adagio
8. Hero
9. Smile.
10.  For once in my life
11.  My girl
12.  The tracks of my tears
13.  Ain´t no mountain high enough
14.  Regresa a mi.
15.  I will always love you
16.  Hallelujah
17.  My heart will go on
18.  ENCORE I: Somewhere
19.  ENCORE II: Time To Say Goodbye

 

上記写真 ildivoofficialより 東京公演の一コマ

https://twitter.com/ildivoofficial