「すばらしき世界」(ワンデーフリーパスポート第3弾) | いつも心にアロハを

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1ヵ月近く前の話になるけどあせる

 

イオンシネマで「ワンデーフリーパスポート」第3弾がやっていた期間に

 

映画を観に行った

 

前回も利用したけど、ワンデーフリーパスポートとは、¥2500で1日映画観放題 

 

作品が15分以上かぶらなければいいので

 

朝一から観れば5~6本観れちゃうんだろう

 

まぁ、観ないけど・・・

 

そして、¥2500の中には鑑賞チケットの他にドリンクが1本映画を観るごとに1杯飲める

 

さらに、弾3弾ではポップコーンもお得な値段で買えるらしい

 

kakkoはドリンクだけだったし、映画は2本だけだったけど元は取れてる

(ちなみに、この企画は3月4日で終了してる)

 

 

さて、話は戻って観た映画は公開初日に舞台挨拶付きで観た「ファーストラヴ」と

 

「すばらしき世界」

 

 

 

あらすじ

 

直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。

殺人を犯し13年の刑期を終えた三上は、目まぐるしく変化する社会からすっかり取り残され、身元引受人の弁護士・庄司らの助けを借りながら自立を目指していた。

そんなある日、生き別れた母を探す三上に、若手テレビディレクターの津乃田とやり手のプロデューサーの吉澤が近づいてくる。

彼らは、社会に適応しようとあがきながら、生き別れた母親を捜す三上の姿を感動ドキュメンタリーに仕立て上げようとしていたが……。

 

 

 

世間からはみ出た人が再び世間で生きるということは、生半可じゃいかない

 

身元引受人がいたから住むところは見つかったけど、

 

仕事はなかなか見つからない

 

前科があるから当たり前だけど・・・

 

そして、心臓に持病があり、すぐに職探しできないから

 

生活保護を受けようと役所に行くけど

 

元ヤク〇の前科者が生活保護の申請ってところが世間では受け入れられない

 

それでも職員が奮闘してくれて保護は受けられるけど、

 

15年も刑務所にいたから早く社会に出て働きたい役所広司演じる三上は

 

面接を受けようとするけど、刑務所で培った剣道着の縫製の仕事などは

 

この時代ほとんどない

 

 

そんな時代に取り残された前科者をテレビ番組にしようと企画したプロデューサーの

 

長澤まさみ演じる吉澤は

 

小説家志望のディレクターの太賀演じる津乃田に取材することを命じて

 

密着が始まるけど三上には生き別れた母親を探して対面させる番組だと説明する

 

 

 

 

三上は、母親に捨てられて孤児院で暮らし、きちんと教育を受けてこなかったこともあり

 

ちゃんとした職業に就けずやくざ者になってしまったけど

 

正義感が強く正直で優しい人柄で、密着する津乃田は人間性に魅了される

 

 

 

同じように三上に魅了された役所の人や近所のスーパーの店長など、

 

三上を助けてくれる人たちがいて

 

少しずつ社会に馴染んでいくけど、正義感のせいでたびたびトラブルを起こす

 

その度にまた刑務所に戻るんじゃないかと観てる方はハラハラ・・・

 

さらに、トラブルがきっかけで支えてくれた人たちと次々に衝突してしまい

 

昔のツテを頼ってまたヤ〇ザに戻りそうになる

 

でも、ヤク〇の世界も今の世の中では生きづらいらしく

 

居場所がなくなりそこからまた戻ってくる

 

 

ラストシーンは涙が出そうになった

 

タイトルの「すばらしき世界」とはいったいどこを言ってるのかはてなマーク

 

考えさせられる映画だった

 

 

 

役所広司と仲野太賀の演技が凄く良かった

 

長澤まさみの役を楽しみにしてたけど、登場シーンは2つだけで

 

あとは太賀と電話をしている声だけのシーンが2つしかなかったので

 

映画紹介を観て行った人はガッカリするかもえーん

 

それでも派手さはないけどすごく見応えのある映画だった