福島の会津地方に、江戸時代に宿場町として栄えた大内宿という地区がある
世界遺産にはなってないけど、重要伝統的建造物群保護区になっている
その大内宿で、2月9日、10日の両日に雪まつりがあったので2日目の10日に行ってきた
手前の駐車場に車を停め、ここから先は一般の車は入れない
雪で作られた灯篭がお出迎え
一番最初にあった食事処
ここ、大内宿はネギ1本を箸代わりに食べる「高遠そば」が名物で、テレビでもよく取り上げられる
細く切った大根に穴をあけてひもを通して屋根の下にズラリと干されている
たくあん用かな
その上には、極太のつららが
茅葺屋根だからなのか、つららが黄色い
灯篭はそれぞれ形が違っていて違いを探すのが楽しい
これは、ハート型にくり抜きがしてあって、「大内宿」と彫られている
後ろ側は「愛」と「絆」
さて、大内宿の特徴である茅葺屋根の家だけど、最近はトタン屋根にしてしまう家もあるらしい
それでも、田舎の農家のほのぼのとした雰囲気は全体から感じられる
それぞれの家の屋号と、売ってるものを何枚か撮ったけど、なんせ数が多いし、人も多い
「こめや」 ここでは焼き団子らしきものを売っている
そばを出している所が結構多く、道沿いでは食べ物や土産物を売っていて
家の横の玄関から入って中でそばやてんぷらなどが食べられる食事処になっている
「よろづや」 こちらも土産物を売ってるけど、中ではそばが食べられる
「松本屋」
トタン屋根の家は落雪がすごい つるつる滑るからね~
大内宿の中にある「高倉神社」
屋号は見てなかったけど、「おいしいくま汁」が食べられるところもあった・・・
前日の9日には団子さしのイベントがあったようで、カラフルな団子が木の枝に刺さっていた
かわいい
下郷町町並み展示館として利用されている本陣では、そばの早食い大会が開催されていた
¥300の参加料で、勝てば決勝戦でも食べられるから
「勝っだら¥300で2杯も食えっぞ~~」と、進行のおじちゃんが会津訛りで檄を飛ばしていたのがおもしろかった
会津訛り・・・
看板に書いてある「なんぼか んめいから くってみっせ」(すごく美味しいから食べてください)は
読めば理解できるけど、地元の人がしゃべったら福島県民のkakkoでも聞き取れないかも
そばの早食い大会を見ていると小降りだった雪が止み、だんだん晴れてきた
天気予報では雪だったのに、このイベントのために晴れてくれたかのよう
冬は豪雪の地域だからこんなにいいお天気は珍しいだろう
「大和屋」は、菓子折りの土産物を売っていた
ちりめんで作ったつるし飾りを売ってた「山田屋」
茅葺屋根の家をパッチワークしたタペストリーや手提げが売ってた「吉田屋」
味のあるポスト
その隣の家では小さくてかわいい置物や絵手紙がたくさん売ってた
気になるもの発見
大内宿では「マメコバチ(ハキリバチ科)」というミツバチより小さいハチを飼っていて果樹園で働かせているらしい
ミツバチより小さいのに、それより82倍の働きをするだなんて、健気で可愛いわね~~
葦を筒状に束ねたものが巣なんだって
こわいような、おもしろいような・・・
写真が多くなったので続く・・・