昨日のレディースデー¥1000の日に観てまいりました
映画「ガール」
出演 香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏
内容は、恋愛、仕事、子育て、結婚など女には一生ついて回る悩みを抱えながらも
たくましく生きる様子を4人の中心人物を軸にそれを取り巻く人たちの心情も交えて描いている群像劇
よくある女性向けの共感映画ではあるけれど、
「女の子」じゃなくなっている30代の女が不自然に「女子」と言いつつ、年齢にそぐわない格好をしていて
周りから見たら「イタい」女に写っていてこのままじゃダメだってわかってるけどやめられないところとか
結婚し子供を産んだからと言って「すごく幸せ」ということでなく「社会において行かれそう」と焦っていたりとか
母子家庭だから子供に寂しい思いはさせたくなくて頑張って父親の役までやろうとしてしまうところとか
結婚してても仕事に一生懸命で子供を作らずにいるけど、それでいいのか悩んでいることとか
気になる人が現れたけど一回りも下の男性だから恋愛に臆病になっているとか・・・
「女の人生は、半分はブルーで半分はピンク」って、ホントにそう思う
女ならば誰でも当てはまることがいっぱいの内容でせつなくなってうるっとした
特に、今、人生の(性じゃないよ)転換期を迎えているkakkoとしては心にしみる話だった
仕事をとるか、子供をとるか
なんてカッコいい事じゃないけど
ムリして仕事をしてるより仕事を辞めてひーと向き合っていることが今のkakkoには必要なんじゃないかと思った
実際、ひーは「辞めようかな」と言う言葉を聞いたとたん、すっかり辞めるもんだと思っていて
最近すごく楽しそう・・・
学校から帰ってくると1日の出来事を嬉しそうに話すし、先日はチャイムが鳴り玄関のドアを開けたら
「さて、問題です 僕の好きな人は誰でしょう」と、いきなりクイズを出すので
適当に「う~ん・・・ママ」と答えたら「ピンポ~ン」と満面の笑顔になった
今の仕事を7月いっぱいで辞めた後、別の仕事を探すんじゃなく、しばらく家にいるもんだと思っている
求人広告を見るkakkoを不安そうに見るので「次の仕事何がいいと思う~」と聞いたら
「まだやらなくていいんじゃない仕事して何年
」と言う
「約3年だよ」と答えると「じゃあ、3年は働かなくていいよ」
「僕は3年間土曜日は毎週ママの帰りを待ってたんだよ」
そんなことを言われたら、会社に条件を出してまで働いてる場合ではないのかも。
甘い考えかもしれないけど、子供に左右されてるけど、今まで我慢して何も言わずにいたひーが
ここまで言うのなら、一休みしてもいいんじゃないか
きっと、働かなければ生活できない人が聞いたら憤慨しそうだけど、それぞれ立場ってものがあるし、
考え方や価値観も違う
何度も何度も「逃げてる」様な気になっていたし、今辞めたら次の仕事を見つける時には年齢制限に引っかかっていたり
できる仕事が限られているだろうと新たにスタートすることにひるんでしまう自分がいる
それでも、今ひーが自分を必要としているなら向き合うことが正しいんじゃないか
昔、物心ついたときからフルタイムの仕事をしていて毎日疲れて夕方帰宅し、たびたび機嫌が悪かった母に
甘えたくても甘えられず、「ホントは抱っこしてほしかった」と言えたのが小6だったことを思い出すと
これ以上ひーに我慢させてはいけないと思う
それに、男の子は甘えられる期間が短いことを考えれば今回のことは良いきっかけになったんだ
なぁんてことを、映画を観ながら考えていた
そして、何度も何度も同じような心の内をブログに書いてる
明日は役員と約20店舗の店長が出席する店長会議がある
そこでkakkoの謀反が知れ渡るんだろう(←大げさ)
kakkoは辞めるけど、その後待遇が改善され、あの店に入った人たちの負担が少しでも軽くなれば
kakkoの直談判は無駄にならなかったんだと思える