震災が起こらなければ、3月13日は喜多方の坂内食堂で喜多方ラーメンを食べ、
帰りにだんなと子供たちからホワイトデーのプレゼントのバウムクーヘンを買ってもらう予定でした
しかし、あの大震災が発生し、ライフラインがほぼ全滅になり、ホワイトデーなどどうでもよくなりました
スーパーでは食品が空っぽでホワイトデーのクッキーでさえ食料になるためにみんなこぞって買ったほど
それがようやくライフラインも復旧し、営業時間を短縮したり、商品は品薄ながらもお店が次々と再開したので
福島産の米粉と卵を使って作る最近地元では有名になりつつあるこちらのお店に行きました
福島市松川にある「バウムラボ 樹楽里(きらり)」
自家工房で直販しているバウムクーヘン専門店で、小麦粉は一切使わず、福島産の米粉100%を使用
そして、いつもなら飯舘村の新鮮な生みたて卵を使うのですが、原発の放射性物質汚染の問題のせいで
残念ながら今は県外産のものを使用しているそう・・・
そして、バウムクーヘンは数種類あるのですが生クリームが作れないためロールケーキのみが休止してました
だけど、最近になってようやく営業が再開できたそうで、お客さんが立て続けに来ていました
やはり、楽しみにしていた人は多いし、復興のために地元の商業を応援したいですものね
さて、買った物・・・あ、買ってもらった物はこちら
ライスバウム(小)¥1,155と、和太鼓¥1,260
ライスバウムは外側が甘い砂糖のカリカリ、中はしっとりモチモチの2つの食感が楽しめます
そして、和太鼓は名前の通り和太鼓のような形をしていて、本来空いている穴のなかに
こしあんとつぶあんが入った和風バウムです
食べログなどの口コミを見ると、「水ようかんが入ってる」と書いてありましたが、
水ようかんほどプルプルせず、かといって普通のあんこのように重たい食感でもないので(ねっとりしてない)
あっさりといただけました
ホワイトデーのプレゼントですが、家族4人で均等に分けた、偉い子
しかし、いっぺんに食べるのはもったいないので、8等分・・・
せっかくのホワイトデーのプレゼントだから、残りはすべて自分で食べようか・・・
福島産と言うだけで避ける傾向にあるらしい市場ですが、米粉は事故の前のものだし、
だいたいのものは数値が基準を下回っているし、出荷停止になったものでも解除になっているので
最新の情報を見聞きし、風評に惑わされずに安心して購入してください
いつまでも「怖い、怖い」といって避けていたらこの世には食べるものなんて何もなくなりますよ