前回に続いて、６月下旬に群馬県内を訪問して
「グルメ＆お城めぐり🏯」を愉しんだ旅の様子を紹介します。
前回記事では高崎市にて美味しいお蕎麦を頂いた後は、
群馬県の西南部「甘楽町(かんらまち)」に移動。
かつて江戸時代に「小幡藩(おばたはん)」の城下町があり、
とある「有名武将」の子孫がこの地を治めていました。
とある「有名武将」とはいったい誰なのか
想像しながら読み進めて頂くと、今回の記事を楽しめるかもね。
歴史民俗資料館を訪問
最初にレンガ造りの歴史民俗資料館を訪問。
この地方の養蚕(ようさん)の最も盛んであった1926年(大正15年)年に
組合製糸小幡組の繭(まゆ)倉庫として造られたものです。
また、かつての小幡陣屋(小幡藩のお城)の大手門がこの場所にありました。
入口に「かかあ天下像」という彫像があったね。
古くから絹産業の盛んな上州(群馬県)では、
女性が養蚕・製糸・織物で家計を支えてきたことから
「かかあ天下」と呼ばれるようになったそうです。
「歴史民俗資料館」と、これから訪問する
「楽山園(らくさんえん)」などの共通券を購入。
資料館の１Ｆは養蚕産業に関するものが多かったよ。
「さわってもＯＫ」と書かれていたので、
繭(まゆ)を遠慮なくさわってみたよ。
世界遺産「富岡製糸場」が描かれた絵画。
絹産業を価値の中心にすえた産業遺産は珍しく、
顕著な普遍的価値を備えているという判断から、
2014年に世界遺産登録されました。
世界遺産の絹産業も良いけれど、
小生は小幡陣屋というお城の情報を探しに来たんだったね。
２Ｆは小幡藩の城下町に関する展示がメイン。
小幡氏紋付赤備具足などの武具を展示。
そしてこちらが小幡藩主の先祖となる「有名武将」
こちらは「本人にもっとも似ている」という肖像画。
この方は誰でしょう
はい、こちらの方は「織田信長」です
そしてこちらが小幡藩の初代藩主「織田信雄」
こちらの貧相なお方が織田信長の次男、なのでした。
これまで戦国武将としての「織田信雄」の評判は散々でした。
近年になってから、幕末まで家名を残したことから
「生き延びる能力」が再評価されるようになりました
例えば「豊臣秀吉」は天下人になりましたが、
その後、子孫が滅びてしまいましたよね。
そんな秀吉の子孫の末路よりは「生き延びた方」が
「最終的な勝者」という考え方も一理あります
「織田信雄」は小幡陣屋に「庭園を造った」そうですので、
今度はそちらを見に行きましょう
小幡陣屋と楽山園(前編)
小幡藩は２万石の小さな藩だったので、
お城は「小幡陣屋」と呼ばれています。
小幡陣屋にあるお庭は「楽山園(らくさんえん)」
と呼ばれる大名庭園。
かつて「織田家」や「松平家」が小幡藩を治めていました。
門をくぐると、あちこちに「土塁」が
めぐらされていることに気が付きます。
さらに手前側には「空堀」のある場所もあり、
かつてここがお城であったことが分かります。
いにしえの餅つきの様子でしょうか。
餅をつきながら、
「なぁにぃ～ やっちまったなっ
」
とか、セリフを吐いていたら面白いかもね。
小幡陣屋のジオラマ。
建物に隣接して大名庭園が造られていたことが分かります。
この先に、お殿様が住んでいた「御殿(ごてん)」がありました。
「とても広かったんですね～
」
そして、、、「楽山園」が見えてきたよ。
築庭を手掛けたのは、先ほど紹介した「織田信雄」です。
池のほとりに立っと、コイが集まって来たよ。
「エサが欲しいのかな
」
最初はそう思ったけれど、顔を上げて口を出す動作が見られなかったので、
「上品な鯉だな～
」
そう思いなおしたのでした。
現在は国の名勝となっているこちらの庭園を、
引き続き次回記事でも取り上げようと思います。
【おまけ記事】暑い時に頂くと良いスーパースイーツ
ここ数日「夏本番
」のような暑さが続いている東京地方。
こんな時は「涼しい地方
」を想像
しながら食べ物を頂くのも良いかもね。
今回頂いた「北海道メロンプリン」
「北海道メロンプリン」で検索すると、
多くの商品がヒットすることに驚きました。
こちらの商品は「モンテール」という会社より販売。
上はメロン風味のクリーム、下はミルクプリンのお味。
ほどほどの甘味で美味しく頂けました。