引き続き8月中旬の夏休み期間を利用して、
北海道の実家まで寄り道しながら帰省した旅を紹介します。
帰省旅は3日目のお昼時。
前回記事に続いて北海道白老町(しらおいちょう)にある
ウポポイ(民族共生象徴空間)に滞在中。
後編の本記事では最初にランチを頂くことにしましょう。
(前編記事はこちら)
その後は午前中に予約していた「イメル(伝統芸能上演)」を
鑑賞しに行きました。
ウポポイでランチを頂く
前回記事の「オープニングセレモニー」でお兄さんから、
「おススメのランチ」をいくつか教わりました。
その中から「敷居が高い」と
教えてくれていたお店に興味を持って、やって来ました。
「焚火ダイニング・カフェ ハルランナ」というお店。
店名である「ハルランナ」とはカムイ(神)と人間がいっしょになって、
「ハルランナ!=食べものが降るよ!」と、楽しむ行事だそうです。
、、、食べ物がタダで降ってくれると嬉しいのですが。
メニュー表を見て、思わず「高っ」と
声に出しそうになってしまった。
教えて下さったお兄さんが「敷居が高い」と
言っていた意味がようやく分かったよ。
注文した後の待ち時間に外を眺めていくと、ポロト湖の畔に架かる橋を
行き来する人たちを眺められる好ロケーションであることに気が付きました。
店内に視線を移すと「薪(たきぎ)」がうず高く積まれている
装飾品がユニークで面白く感じられたね。
最初にセットメニューの「パン2個」と「スープ」がやって来た。
分量が少なく感じられましたが、それなりにお腹の足しにはなったね。
それからメインメニュー「北海道産ワインラムの焚火ロースト」が到着。
料理の調理方法として焚火で燻すことで自然火ならではの燻煙効果を出しているそうです。
北海道ラムが、、、柔らかくて美味しいです。
沢山あったお肉もあと一切れ、もうちょっと食べたかったかもね。
はい、美味しく頂けました。
「焚火で燻す」というのは珍しい調理方法と思うので、
そういった意味では貴重だったと思います。
「イメル(伝統芸能上演)」を鑑賞
食後は予約していた「イメル(伝統芸能上演)」を鑑賞。
上演中の撮影は禁止、開始前のステージを撮影しました。
開演前は外の景色が見えていますが、
開演と共に窓のカーテンは閉められ、舞台は暗転します。
上演の内容は「座り歌」「舞踏の踊り」「鶴の踊り」など
5分程度の演目をオムニバス形式で演じるものでした。
演目ごとに「華やか」「勇ましい」「繊細」など、
感性を色々と揺さぶられることになったね。
「ウポポイ」を訪問する時は、こちらの「イメル」をお目当てに、
朝早くからやって来ることをお勧めします。
ウポポイの各所を散策
最後はウポポイの各所を散策した画像集。
伝統的コタンの建物群。
室内に入ることが出来ました。
いろりの上に干してあった魚が気になったね。
ポロト湖の眺め。
芝生広場の一角にあった、白鹿の家族像。
体験学習館では「楽器演奏鑑賞」と称して、
口琴(ムックリ)の音色を鑑賞することが出来ました。
それと、色々なものに「アイヌ語」が並記されていたのが興味深い。
アイヌ語は消火栓にまで描かれていたね
「アペウ・・・」
小さな「シ」の文字を記事に書くことが出来なかった。
こうして「ウポポイ」でアイヌ民族や文化のことを
深く知ることが出来たよ。
現地の白老町は大都市から少し離れたロケーションですが、
訪問して損はない施設と思いました。
次回は「2023夏 寄り道帰省旅」の最終回。
白老町内にも「お城」がありますので、ちょっくら行ってきます。
【おまけ記事】今朝の富士山
数日ぶりに富士山を撮影できました。
雲がそれなりに浮かんで見えたので「初秋の富士山」の趣を感じたね。
因みに今シーズンの富士山登山は9月10日(日)が最終日、既に終了しました。
5合目まででしたら、まだ訪れることは可能ですけどね。
この次のお楽しみは「富士山の初冠雪」と
思い、今から楽しみにしています。