昨年末は実家に帰省する途上、寄り道旅を楽しんでいました。
今回は、2日目の朝。
釧路市内のホテルを出発して、釧路湿原へ散策の旅をします。
目的は「タンチョウを撮影すること」
上手いこと、いきますかどうか
釧路市内のホテルより出発
朝、ホテルの部屋から見えた朝焼けと釧路川の風景。
今回はこの釧路川の上流側にある「釧路湿原」を目指します。
朝食バイキングの品数はそれほど多くなかった
けれど、美味しく頂けました。
釧路駅に到着。
釧路へはいつもはクルマで来ていたので、鉄道駅は初めての訪問。
釧路駅より汽車で網走方面に北上します。
「快速 しれとこ摩周号 網走行き」に乗車。
一両編成のワンマン運転です。
市街地を抜けた後は、湿原らしい景色が続きました。
「塘路(とうろ)駅」に到着。
今回の散策は、ここを起点に巡ることにしました。
ここからは自分自身の勘を頼りに進みます
慣れないブーツを履き、一眼レフを担いで歩くのは
楽ではありませんが、頑張りましょう。
最初に訪れた「塘路湖」は一面の雪野原。
動物の気配がありませんでしたので、早々に退散しました。
お次は凍っていない川に沿って進みました。
そして、川沿いをどのくらい歩いたでしょうか
(デジカメで撮影)
「エゾシカ」と見られる大型の鹿の群れを見付けました。
(一眼レフで撮影)
小生が望遠レンズの一眼レフを構えた頃には、半数が逃げ出していましたが、それでも5頭くらいの鹿が残っていました。
見たところ、奈良の鹿よりも一回り以上は大きく立派な鹿。
これまで人間に痛めつけられたからなのか、彼らの行動はとても慎重で臆病なくらいに思えました。
小生のことを「危害を加えない人間」と思ってくれたのか、ジッとこちらを見つめていました。
一通り撮影したところで、彼らはゆっくりと退散していきました。
もう少し歩みをすすめる小生。
途中、水鳥の群れを見つけましたが、目が合った瞬間に「パーッ」と全速で群れが逃げ出すシーンに何度も遭遇しました。
その度に「また、水鳥に嫌われてしまった、、、」と、徐々に凹んでいった小生。
小さな水鳥に嫌われるのなら、大きな「タンチョウ」にも嫌われてしまっても仕方ないかもね。
「帰りの汽車の時間もあるし、そろそろ引き返そうか」
そう思い始めた矢先の出来事でした。
(デジカメで撮影)
「あっ、あそこにいる」
(一眼レフで撮影)
望遠レンズで覗くと、確かに二羽のタンチョウがいたのでした。
まるで「舞い降りた天女」のように優美な姿を
した、タンチョウが小生のすぐ近くにいました。
小生は夢見心地で、シャッターを押し続けました。
動画も撮影したよ。
あまりにも動きが少なかったので、動画のSTOPボタンを押した瞬間、
二羽のタンチョウは「パーッ」と飛び去っていきました。
飛び立つ瞬間を撮影できなかった小生。
帰りがけ、歩いてきた道には大型の鳥。
恐らくタンチョウと思しき足跡を見付けました。
この道は自動車も走行するので、
「タンチョウが人里と隣り合せで暮らしているんだな」
と実感したのでした。
とりあえず、3時間ほどの滞在で「タンチョウを撮影する」という、当初の目的を達成出来たのでした
出発点の塘路駅に戻ってきました。
ここは無人駅なのですが、「カフェのお店」が
あり、ここでホットコーヒーを頂きました。
釧路駅に戻る汽車も、往きと同じ「快速 しれとこ摩周号」。
この駅からの乗客は小生一人、、、
連写した画像を元に、音楽付きで動画編集しました。
釧路駅に戻り次の旅へ
釧路駅で特急列車に乗換。
短時間の乗り換え時間中に、駅の改札を一旦出て、ロッカーから大荷物を取り出し、お弁当を購入。
まるでサーカスのように慌ただしい動きの中、購入したお弁当を頂きながら、特急列車の車内でくつろいでいました。
特急列車の中で面白い地図を見付けました
北海道の地図に本州の地図を重ね合わせて、
距離を比較しているのです。
釧路~札幌間(約350km)は、本州で言うとことろの
東京~名古屋間の距離に匹敵するのでした。
特急列車は4時間以上かけて、札幌駅に到着。
寄り道帰省旅の次回は、札幌市内を舞台にお届けいたします。
【お知らせ】
実体の小生は、昨日夜に帰着いたしました。
新千歳空港のロビーは旅行客でごった返していました。
羽田空港への着陸前、千葉県内の夜景。
昨年とは大違いあっさりと東京に戻ってこれました。
2020年あなたの運勢は...
前回「小吉」だったので引き直したところ、
今度は「大吉」になりました。