引き続き今年の7月中旬に「若狭近江の旅」と題して、
1泊2日にて福井県・滋賀県をめぐった様子を紹介します。
前回に続いて「福井県小浜市(おばまし)」に関してあれこれ紹介しましょう。
小浜市を紹介
小浜市は、福井県南西部にあり、
日本海の若狭湾に面する、人口約3万人の都市。
旧若狭国の国府が市内の遠敷(おにゅう)あったとされ、
もとは酒井氏11万石の城下町でした。
「バラク・オバマ氏」がアメリカ大統領の候補となったとき、
あわせて「小浜市」が脚光を浴びたこともありました。
今年3月、北陸新幹線の「金沢~敦賀間の延伸」に、
沿線の福井県などがフィーバーに湧きました。
さらに小浜市~京都市のルートが延伸される計画となっておりますが、
「環境調査の遅延」「建設資材費の高騰」「米原ルートの台頭」
など課題が山積。
この街への新幹線延伸は無理筋ではないかと思うようになりました。
その一方で律令時代より前からヤマト王権の日本海側入口として盛え、
古く風情ある町並みは「若狭の小京都」と呼ばれています。
さらに国宝や国指定の重要文化財が多いことから
「海のある奈良」と呼ばれたりしています。
そんな指定文化財の中から、小生は選んだのは、やはりお城なのでした。
小浜城を登城
ここは「小浜神社」
ここにかつて「小浜城」という平城・海城がありました。
徳川家譜代の「酒井忠勝」が入城したお城です。
一方で小浜城は京極高次によって築かれたお城。
有料のお城パンフレット代金として、100円をお賽銭として入れました。
「小浜城」は「雲浜城(うんぴんじょう)」とも呼ばれており、
3方向を海や河川に囲まれた天然の要害です。
神社の境内を見渡すと、現存の石垣が
周囲にめぐらされていることが分かります。
多くの石垣が「立入禁止」なのに対して、
「本丸石垣」だけは登ることが許されていました。
「小浜城址天主閣跡(てんしゅかくあと)」
たいていのお城は「天守」と書きますが、「天主」と書くのは大変珍しい。
小生が知る限り他に「天主」と書くのは、滋賀県の「安土城」くらいです。
「天主の石垣」に触ってみたよ。
天主台に登り、いろいろと写真を撮ることが出来ました。
小浜漁港を遠目から撮影。
猛禽類の鳥と、カメラのファインダー越しに目が合った。
飛び立つ様子も撮影出来たよ。
神社の反対側から出られる場所を見つけた。
本丸の石垣は外側からみても立派だね~
小浜城を登城される方は、本丸の外側からの
石垣もぜひ見てもらいたいと思いました。
ふたたびお城に入ると、今度は「稲荷神社」を見つけた。
15日の行程を6日でお使いしていたという「八助伝説」というのがあったね。
立札の通りなら「八助の正体は白狐🦊」ということになるのだろうか
小浜城を登城した様子の紹介はこれでオシマイ。
次回は滋賀県に移動、琵琶湖が見えるお城を訪問します。
【おまけ記事】夏の富士山&大雨被害のお見舞いを申し上げます
今日の東京地方は雲が少ない青空。
本日朝の富士山を撮影。
夏の富士山らしく、積雪はなくなったように見えるね。
そんな中でここ数日、全国各地で大雨の被害に遭われているようです。
「大雨被害のお見舞いを申し上げます」
そんな小生の実家地方でも、大雨被害のため、川の氾濫が起きました。
一昨日、北海道の「雨竜川」で氾濫が発生。(黒色の部分)
幸い、実家があるのは、川の流域から離れた場所なので、
何事もなかったそうです。