ディズニーの沖縄進出はコロナ休園もあって挫折した。
そこに降って湧いたのが、この名護テーマパーク構想だ。
その一方で、東京のお台場・有明では開園(2020年6月)したばかりのテーマパークが破産した。

あってもなくてもいい実にバカバカしい施設だった。

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— スモールワールズ/SMALL WORLDS【公式】 (@smallworlds2020) 2023年10月11日
はじめまして!
こんにちは!!
スモールワールズです!!!
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アジア最大級!屋内型施設の #ミニチュア ミュージアム
『スモールワールズ』は、東京・有明にあります♪
#雨の日 でもおしゃれしてゆっくり遊べる♪
『見つけた!は宝物になる。』
5つのエリアはリアルのような小さな世界〜… pic.twitter.com/cL6nkP6fTA
こんな施設があるのか、と知ったのは破産のニュースだった。

ところがどっこい、ここも沖縄に同じ施設をつくろうとしていたのだ。
東京ディズニーリゾートがはっきり成功したのは、京葉線舞浜駅の開業(1988年12月1日)で東京駅とつながり、
武蔵野線・西船橋と舞浜(旧名・西浦安)の直通運転も同1988年に延伸したことが起点。
東京ディズニー開業15周年のことである。
いま開園時間前に数万人の入場者が新幹線・空港・湾岸自動車道、直通鉄道でストレスなく移動できるから、ディズニーはいつも混雑しているのだ。
💔沖縄には鉄道がないので、数万人の足を確保する交通路が絶対条件になる。
💔なぜ沖縄に電気鉄道がないのか。発電所の数が足りないからだ。
💔アトラクションの多いテーマパークはどれだけ電力を使うのか、現実は疑わしい。
💔テーマパークか原子力発電所か、と言われたら、沖縄の市民は両方NOだろう。
💔いま沖縄は最新鋭のLNG発電所が1基あるが、液化天然ガスも価格が高騰していて時代遅れの石炭発電が止められない。
ちなみに洋上風力発電の試験は台風で失敗した。
💔米軍基地の設置とは違うが、環境に配慮したら水素電池自動車などクリーンエネルギー採用が避けられない。
💔もちろんこれは専用道路開削で沖縄の海岸や丘陵を破壊しなければならない。
そこには沖縄古来の祭祀場跡や史跡が連なっているからだ。
奈良の古墳は簡単に平地にされるが。
沖縄の人々を怒らせたら1年で終わる工事も永遠に終わらない。
これは肝に銘じておかねばならない。
本州・四国・九州でテーマパークがドンドコ破産しているのに、どうして沖縄の交通インフラのない地域で、円安インフレ状況で、新しいテーマパークが成功できるのか。
沖縄名護をやりたい放題の未開地だと頭から下にみる発想が忌まわしい。