純粋なイギリス人はハンサムだらけだ(笑)
若くしてメルローズ&モーガンの店長代理をしていたのは、バリスタとベーカリーの資格を持つアーサー・トンプソンさん。

《Super Berry》という果実があるわけじゃなくて、パタゴニア高原のマキベリーが酸っぱ辛いので、他の甘い果実をブレンドしたもの。

パタゴニアは南アメリカ大陸南部、アンデス山脈の高原地帯のこと。
マキベリーを食用にしたのはごく最近のことらしい。
これも日本では「売り」になるだろうな。

さて来客が最も殺到したのが、このレーンズボロウ・ホテルのスコーン・クッキーだ。
最近、フィガロ・ジャポンなど高級女性誌に滞在記事が掲載され、瞬く間に火がついた。

レーンズボロウ・ハウスはアイルランド貴族レーンズボロウ子爵ハンフリー・バトラーが建てたロンドンの屋敷。
言ってみれば、紀伊藩上屋敷(もっとわかんないか)。
アイルランドのお城に住んでいるレーンズボロウ子爵が政治家として貴族院に勤務した時期(1777)にロンドンのハイドパーク地区に建設した大邸宅がはじまり。
その後、彼の失脚で用済になり、360床を運用する慈善病院になったりしたが。
1970年代に建物が老朽化して病院本部が郊外に移転。
1980年代に隣接のメイフェア地区の大地主ウエストミンスター公爵(第6代 ジェラルド・キャベンディッシュ・グロブナー公)が買収、全面改装して住み始めた。
そしてホテルとしても30年間に3回も売買がくりかえされた、いわく付きの建物。
やっぱり元病院というのが引っかかる。
ロンドンのオテル・リッツというべき贅沢な空間だった。
日本女性たちが憧れるのは無理もない。
が、実はホーンテッドマンションかもよ。





ヨーク州ハクスビー村のフィッシュ&チップスの専門店ミラーズ。
ライバルひしめく業界で、お互いが「こいつには敵わない」と投票し合ってトップを長くキープしている伝説の大行列店だそうだ。
日本でいえば、湯河原の飯田商店かな。
こちらもイケメン兄弟。
モデルみたいなブロンド美人の奥さん2人と完売御礼のセレモニーで盛り上がってた。
奥さんたちの画像はインスタグラム参照。

俺も王立陸軍大学院に残って、まんまイギリス国籍を取りたかったが。。。まあいいや(苦笑)

希少性はわかるが。。。売れてなかった。
追悼はするけれど、このバッグを持って行楽するイメージが成り立たないでしょ。

この老婦人はウェールズ州の首都カーディフ港から来たロバーツさん。
ウェールズ風のクッキー・スコーンを汗かきながら焼いていた。












