三越の英国展は本館7階催事場だが。
本館7階は新館7階と連絡通路があり、エレベーターもエスカレーターも空いている。
このショートカット通路で催事場へ。

純粋なイギリス人はハンサムだらけだ(笑)

若くしてメルローズ&モーガンの店長代理をしていたのは、バリスタとベーカリーの資格を持つアーサー・トンプソンさん。

《Super Berry》という果実があるわけじゃなくて、パタゴニア高原のマキベリーが酸っぱ辛いので、他の甘い果実をブレンドしたもの。
 パタゴニアは南アメリカ大陸南部、アンデス山脈の高原地帯のこと。
マキベリーを食用にしたのはごく最近のことらしい。

 希少ビタミン、特にアントシアンが豊富で。それで《Super》というんだそうだ。
これも日本では「売り」になるだろうな。

 


さて来客が最も殺到したのが、このレーンズボロウ・ホテルのスコーン・クッキーだ。
最近、フィガロ・ジャポンなど高級女性誌に滞在記事が掲載され、瞬く間に火がついた。
 レーンズボロウ・ハウスはアイルランド貴族レーンズボロウ子爵ハンフリー・バトラーが建てたロンドンの屋敷。
言ってみれば、紀伊藩上屋敷(もっとわかんないか)。
アイルランドのお城に住んでいるレーンズボロウ子爵が政治家として貴族院に勤務した時期(1777)にロンドンのハイドパーク地区に建設した大邸宅がはじまり。
その後、彼の失脚で用済になり、360床を運用する慈善病院になったりしたが。
1970年代に建物が老朽化して病院本部が郊外に移転。

1980年代に隣接のメイフェア地区の大地主ウエストミンスター公爵(第6代 ジェラルド・キャベンディッシュ・グロブナー公)が買収、全面改装して住み始めた。

しかし、10年も経たずに健康を害した公爵が1991年に売却(2016年に死去)してから、新たにホテルとして改装された。

そしてホテルとしても30年間に3回も売買がくりかえされた、いわく付きの建物。
やっぱり元病院というのが引っかかる。
私も宿泊したことがあるが。
ロンドンのオテル・リッツというべき贅沢な空間だった。
日本女性たちが憧れるのは無理もない。
が、実はホーンテッドマンションかもよ。
ヨーク州ハクスビー村のフィッシュ&チップスの専門店ミラーズ。
ライバルひしめく業界で、お互いが「こいつには敵わない」と投票し合ってトップを長くキープしている伝説の大行列店だそうだ。
日本でいえば、湯河原の飯田商店かな。

こちらもイケメン兄弟。
モデルみたいなブロンド美人の奥さん2人と完売御礼のセレモニーで盛り上がってた。
奥さんたちの画像はインスタグラム参照。
俺も王立陸軍大学院に残って、まんまイギリス国籍を取りたかったが。。。まあいいや(苦笑)
希少性はわかるが。。。売れてなかった。
追悼はするけれど、このバッグを持って行楽するイメージが成り立たないでしょ。
この老婦人はウェールズ州の首都カーディフ港から来たロバーツさん。
ウェールズ風のクッキー・スコーンを汗かきながら焼いていた。
ウェールズといえば、ディズニー美女と野獣の俳優ルーク・エヴァンズさんを思い出すが。
ウイリアム王子がウェールズ大公(Prince of Wales)だが、イングランド支配を脱しようという自治運動がおき、1997年になってウェールズ語を公用語に復活させ、議会を設立した。
ウェールズは英語で。
ウェールズ語ではCYMRU(発音はカンムリと聞こえる)という。
三越の国際情報網はすごいな。


こちらはまたまたイギリス・トップの有機牧場、デボンシャー州のランゲージ・ファーム牧場。
 ここはフォートナム&メイソンのカフェでも使われる純血ジャージー種の高級クロテッド・クリームを販売した。

賞味期限はたった3日間。

本物って気難しいものなのね。
紅茶マナー講座もすごい行列だった。

こういう教養的な消費者教育ができるのは、やはり三越ブランドの真骨頂だろう。

今日1日を振り返ろう

 

 

 

 

 

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