私はディズニーファンだが、何もかも無条件でディズニーやオリエンタルランドのやることなすことを褒め称える義理はない。
時には注意し、苦言もいう。
それが株式会社ということ。
オリエンタルランドはジャニーズ事務所ではない。
よりよい選択肢があるのに、どうして手前勝手に暴走するのかという場合だ。

今回のシャーウッド・ガーデンの叛逆問題も考えようによっては重大なコンプライアンス違反だ。
顧客に対する無意識の裏切りだ。
あとになって気づいたのだが、
このシャーウッド・ガーデンでディズニーモチーフのスイーツはこれだけ。
ゲストを楽しませようというサービス精神と意識が調理陣に欠けているということ。
それがこのおざなりのケーキだ。
シェフ・ミッキーやオチェーアノはもっと熱心にやっているのに、
シャーウッドはどうしてディズニーらしくない独善身勝手な方向に突き進むのか。

バイキングといえばローストビーフだ。
まずはしっかり3人前をいただいたが。
考えてみると、シェフが切っているローストビーフの塊が小さい。
ただのステーキじゃないか。
ケチケチしてるな(苦笑)


さて、ローストビーフにかけるグレービーソースを探したが。
ない。
意味不明のグリーンソースが置いてあったが、イギリス🇬🇧風のミントソースではなかった。
この点でも調理陣のおまかせ暴走の序曲が始まっていたということだ。
仕方ないのでハッシュドビーフのルウで代用した。

このステーキカットがローストビーフだと言うならちゃんとグレービーソースかミントソースを選ばせてほしい。
オチェーアノの厚切りビーフとグレービーの凛々しさと比べてみれば、シャーウッドのダメぶりがわかる。
変なオリジナルソースを突きつけるのは料理ではなく恐怖の人体実験だ。
おまかせ料理でOKなのはシェフがオーナーだという個人経営のレストランだけだ。
ディズニーランドホテルのバイキング料理に手前味噌な料理をまぎれこませるなんて犯罪行為だ。
詐欺だ。
ハッシュドビーフはこの日のシャーウッド・ガーデンで最も美味しい料理だったが。
私はだんだん不愉快になってきた。

温度管理が繊細な食材なのだ。
そうした意識があれば、大皿ではなく、小皿で、クラッシュアイスで冷やすべき食材なのだ。
少なくともミラコスタのオチェーアノはそうした配慮がある。
こんな手抜き料理はまずいにきまっている。
実際まずい。

これが悪魔、というかペテン料理の3点盛りだ。
思い出すのも腹が立つが、とにかく説明しよう。

なぜ生ハムのような酸味のある食材に、酸味が強いヨーグルトを合わせるのか。
料理人の暴走これに極まれり。
個性が強い生ハムは、生カマンベールとか、フルーツでもいいが、酸味を和らげる食材を付け合わせるのが基本線だ。
みんな生ハムにメロンというオードブルは知っているだろう。
当たり前の常識を踏み越えてはならない。
しかし、ヨーグルトとはどういう神経なのか。
これを総料理長が面白いと認めたら、それは舌が狂っている。
このレストランはオーナーの個人経営ではない。
ディズニーファンのための大衆食堂なのだ。
掟破りの非常識な調理は絶対に禁止だ。

kakkamax※
率直にいってシャーウッド・ガーデンの調理陣は料理の基本を踏み越えた逆賊集団であり、
それを許している総料理長は無能か、逆賊の首魁かと言わねばならない。
料理人ではない自分などにこりゃまずいぞ、手抜き料理だと非難され、調理の基本を細かく修正指摘されるという時点でプロフェッショナル失格だ。
私が総料理長だったら皿を投げつけて激怒する。
なにゆえあえて《逆賊》というかといえば。
シャーウッド・ガーデンは総料理長個人オーナーのレストランではないからだ。
ディズニーランドホテルのゲストは総料理長のために宿泊しているのか。
もしそうなら、「このレストランは最低だな。基本がしっかりしていないのに高額だ」と突き放すだけでよいが。
シャーウッド・ガーデン、ディズニーランドホテルのオーナーは実際、ミッキーマウスなのだ。
この大切な原点がわかっていない幹部がディズニーランドホテルに在職しているのは痛く嘆かわしい。決して許されない。
ミッキーをさしおき、レストランをおまかせ私物化するのは顧客に対する裏切りであり、《叛逆》と言わねばならない。
ディズニーランドホテルはディズニーキャラクターのファンが大部分を占めている。
普通の老舗でも「暖簾が傷つく」愚行は極度に恐れるものだ。
ミッキーの名前に傷がつく、どうして総料理長はそれを意識しないのか。
愚か者め!
