田村順子ママの高級クラブ1周年祝いの札書きには、
読売巨人軍の柴田勲氏、
写真家の秋山庄太郎氏、
ナウシカ制作からジブリ独立を応援した徳間書店社長・徳間康快氏、
紀伊國屋書店創業者の田辺茂一氏、
芸能事務所「ナベプロ」創業者の渡邉普氏、
歌手で俳優のフランキー堺さん、
ゲイリー・クーパーのアテレコ声優・黒沢良さん、
ポルノ作家の川上宗薫氏など、銀座の名士歴々が勢ぞろいしている。



kakkamax※
これはゴシップではなくて、きちんとした社史でも語られるべきことだ。
私の記憶が確かなら、舞浜地区の埋め立て工事計画の認可をめぐり、高橋政知社長と千葉県の友納武人知事が大喧嘩して計画が頓挫しかけたとき、
三井不動産の江戸英雄社長と京成電鉄の川崎千春社長が田村順子ママに仲直りの取りなしを依頼したという秘話もある。
公式にはOLCが埋立前の土地(まだ造成前の浅瀬)に担保設定して、銀行から資金を集めようとしていたとか、千葉県が独自にリゾート開発をやろうとしたとか言われているが。
それは真っ赤なウソだ。
太陽光発電の施設の建設が全く進まない現状で、各方面から巨額の投資資金を集めた三浦瑠麗の夫は詐欺容疑で逮捕された。
三井財閥が創業から応援してるのに、それは有り得ない。
みんな知ってるように、新浦安のマンション街と舞浜の間にあるのは小規模な造船所や鍋釜の中小企業だ。
千葉県知事はディズニーのことがさっぱり分からなかったので、埋め立て地を漁業者の雇用吸収をする工場や倉庫の誘致を優先したかったのだ。
当時、アメリカのディズニーに行った経験があった順子ママの熱心な説得で、ようやく友納知事の側が折れて、前例もない埋立地に建築基準外のシンデレラ城の建設が許可されたのだ。
そんな田村順子ママの誠実無比な姿勢とサービス精神を目の当たりにした当時のオリエンタルランド幹部(加賀見会長を含む)が、アメリカ・ディズニーの管理マニュアルを超えたものを発見したのは事実。
そして、このTDL発キャストサービスのオリジナリティと進歩性がアメリカのディズニーを引っ張るボブ・アイガー会長をも動かし、日米ディズニーのパートナーシップを対等なものに変えたのだ。
