一度、足を運んだら、次のときには 「また来てくれましたね」。
無言の客が多いのに、手延べ製法の麺を称賛したのが記憶に引っかかっていたとのこと。
人間性も素晴らしいラーメン愛の人。
いつも1時間行列必至で、近況を知らなかったけど。

 

kakkamax※


Twitterは字数足らず。

娘さん「ののかちゃん」と「蔵人さん」の名前を重ねて「ののくら」。

だから、家族経営が開店設立の初志だった。

のれん分けはない。

退路を絶っていたのだ。


もし「ののくら」が引き継がれるとしたら、ののかちゃんが立ち上がらなくちゃ。

でも天皇家も相続のための結婚は忌避されたし。

もちろん、ラーメン好きのアイドルが店舗経営している例もある。

父親が引退して、美人の娘二人が町中華を継いだら、たちまちマスコミ殺到の人気、ということもある。

同業者のみなさんのご協力がカギだろう。

ラーメンの鬼と伝説になった支那そばや・佐野実さんも遺族の娘さんが引き継いでがんばっている。

Twitter 

 

最初に会ったときから、弟子をとらず、全て夫婦でこなしていた蔵人さん。

ブログでも「それはムリだ、過労になる」と心配していたが。

同じミシュランラーメンの《斑鳩》で人間関係の難しさ、思った通りの弟子が育たない苦労を目にした結果かもしれない。

 


蔵人さん、あなたのラーメンを食べることができて幸せでした。

心から感謝します。