kakkamax※

アビゲイル・ディズニーさんは東京ディズニーシー開園に参加したロイ・ディズニー2世の娘さんである。
イエール大学卒。
スタンフォード大学M.A(文学修士号)。
コロンビア大学PhD(学術博士号)。

資産家であり、ニューヨークで貧困家庭の慈善活動をして、企業ディズニー経営陣と別個の活動で有名だった。

コロナ休業の時期、休職中のディズニーキャストたちに給与が支払われず、多くの労働者の家庭が公的扶助も条件欠格で出なかった一方で、
CEOボブ・アイガーさんら経営陣が株主向けに見せかけの減給で高額給与を保持したことに彼女は激怒した。

そこで実際のディズニーキャストの一部(主に高齢者・基礎疾患があるマイノリティ)が、膨大な残飯処理の仕事をしながら、
その家族は地域コミュニティのフードバンク(無料給食)で食いつないでいるという、
ありのままの姿を描いてみせたのが、このドキュメンタリー映画。
チャペック新CEOには頭の痛いところだろうが。
低賃金ながら、アメリカ・ディズニーが高齢者や障害者にも雇用を続けているのも事実。





問題は経営陣の法外な給与明細(数百億円)ということだろう。