東京ディズニー、最繁忙期値上げへ

日経新聞 


TDRは昨21年3月からチケットを変動価格制に切り替えている。
現在、大人の1日券の価格は7900~9400円の間で500円刻みに4段階あり、混雑が予想される土日や大型連休中などが最も高い。

新型コロナウイルス休園以前は、土日や連休はアトラクションでの長い待ち時間が常態化していた。
吉田謙次社長は「従業員の雇用や来園者の満足度を考えると、より持続可能な運営方法に変えるべき」と繁忙期など再値上げを検討している。
ただし、「年間を通じて実施する様々なイベントによる高い来園頻度を維持する」と、来場者数を減らさないため、最低価格は据え置く意向。
 

これについてオリエンタルランドは、入園者数を制限したことで体験価値、顧客満足のレベルは上がったと指摘。

待ち時間も少ないので好きなアトラクションに乗れる。商品の購入を楽しんだり、レストランでゆっくり食事したりできる。キャストの効率的な配置もできた。(コロナという)特殊な状況ではあったが、こういう変化が出るんだと実感した」と社長は発想の転換を語った。
また日経新聞は、従業員の雇用体系の見直し、「テーマパークオペレーション社員」と呼ぶ正社員の新設・増加にも注視している。

主に園内の運営を担う現場で、パートやアルバイトよりも給与水準が高くフルタイムで働くキャスト・スーパーバイザー(略称SV)。
20年2月からパートの内部登用を始め、全正社員の2割を占め、今年3月末時点では2100人規模になっている。
平日の来園も増えれば、安定してフルタイムで働く社員の確保が必要となるため、テーマパークオペレーション社員をさらに増やしていく方針も既定路線だ。
 そのために独身寮も建設、拡張投資もしている。

kakkamax※


平日の最低価格の維持についてはDヲタに配慮したものか。