だからビートルズ解散の原因について、これまでも個人的に考察してきたが。
このたび公開された映画《Get Back》を見てその原因がハッキリわかった。
結論として、この映画《Let It Be》撮影がグループ解散の原因になったのだ。
1) 第一の衝撃、マネージャーの死
初期のビートルズは同性愛・少年愛嗜好があったマーネジャー、ブライアン・エプスタインのイメージ通りのファッションをしていた。
それが女性たちを熱狂させた。
女性たちは「男尊女卑を押し付ける男たち」に飽き飽きしていたのだ。
フレディ・マーキュリーが隠し続けたように、イギリスでは同性愛はスキャンダルだった。
マネージャーの奇癖は黙認してビートルズは活動を続けた。
しかしポールやジョージはハッキリとエプスタインの意思を拒絶するようになり、
世界ツアーが終了するとジョージの誘いでメンバーはインド旅行することに。
彼の葬儀にはジョージが花一本を届けて添えただけ。
メンバーはみんな関わらなかった。
そこに真相の深刻さがあるかもしれない。
彼の新作伝記映画はこの複雑な内幕をどう描くのだろうか。