お父さん、酔っ払ってふて寝してるのかと思ってたら。


実は重代家伝の『炎柱ノ書』の一部冊を一心に読みふけっていたのだ。
で、煉獄さんの報告で、
書を置いて、ちゃんと耳を傾けている。
「父はいつも『炎柱ノ書』を読んでいたが、オレは読まなかったから」と、
あとで回想するシーンにつながる。
『炎柱ノ書』
厭世的な発言かと思われたが。
「俺もお前も、もはや(百年前、最後に上弦ノ陸を倒した)ご先祖のようにはヒノカミの呼吸は使えないのだ」という無力感、失望感からの発言だったかも。
『炎柱ノ書』には上弦との戦闘(あるいは遁走)が書かれていたはずだから。
深い。