厚生労働省は31日、千葉県に住むバスガイドの20代女性が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。
31日現在、せきなどの症状はなく入院はしていない。
国内の感染者はこれで15例目。

厚労省によると、女性は17~22日までバスガイドとして中国人が対象のツアーに参加した。
新型コロナウイルスの感染が確認された奈良県に住むバス運転手の60代の日本人男性は、同じツアーに18~22日まで参加していた。

女性は20日頃からせきと鼻水の症状があり、30日に医療機関を受診した。


⚠[続報]
このバスガイド女性について、厚生労働省は31日、すでに感染が確認されている奈良県のバス運転手からの三次感染の可能性があることを認めた。
感染経路については、新型コロナウイルスの発生地である中国・武漢市に直接関係のない国内で初めてのケースの可能性がある。

◇厚労省によると、女性には武漢市での滞在歴がなく、武漢市から訪れた人との接触もなかったという。 

◇女性は軽症で入院はしておらず、現在は自宅療養中。

◇女性は1月28日に感染が判明した奈良県在住のバス運転手の60代男性と中国・大連市から日本を訪れた訪日中国人客対象のバスツアーで同月18~22日に一緒に勤務していた。

◇千葉県などによると、女性は先月20日頃から、せきや鼻水の症状が出て、29日に県内の医療機関を受診。

◇翌30日に奈良県から女性が60代男性の濃厚接触者の疑いがあるとして調査の依頼があり、再度受診と検査をしたところ、31日に新型コロナウイルスの感染が確認された。

◇女性は症状が出始めた20日の直近2週間以内に中国を含む海外への渡航歴はなく、県の担当者は「人から人への感染の可能性が極めて高い」としている。

◇女性は16日に飛行機で東京から大阪へ移動し、17~22日にバスガイドとして勤務。

◇18~22日は新型コロナウイルス感染が確認されている男性と一緒に勤務していた。

◇22日はバスで大阪から東京まで移動し、23日に県内の自宅に戻っていた。

◇その後は、県外へ外出はしていないという。

県はこの女性と濃厚接触した対象者の把握などを今後進める。


※kakkamax※
武漢旅行団は間違いなくディズニーに来ていると憶測を書いたが。
これは間違いだった。

この千葉県のバスガイドさんは
◇武漢旅行団と接触していない。
◇関西で大連旅行団のガイドをして、病状から千葉県にもどってきた。
◇県外には出ないで自宅療養している。


やはり、バス運転手からの三次感染だから潜伏期間もなく発症が早かったか。
あるいは発症前に検査にかかったのか、どちらかであるけれど。
舞浜駅に新型肺炎のスプレッダーが徘徊したという悪夢は誇張だった。

❌しかし、すでに三次感染を出した60代のスプレッダー運転手は、どのあたりを徘徊したのか不明のままである。
❌バスガイドは運転手とちがって、大阪の観光地、USJなどに武漢旅行団を案内した可能性は残っている。
❌バスガイドさんの自宅、同居している家族、同居者と接触した人々、
これはスプレッダーを検知して発見しないと、安心はできない。
❌何でまた確定保菌者のバスガイドさんを直ちに隔離措置しないでやすやすと自宅に帰してしまったのか。。。
❌まさか、バスガイドさんが個人でディズニーやら千葉駅などターミナル駅を徘徊した経緯はないだろう、とは言い切れない。
❌自宅療養だから、それ以上の四次感染はない、院内感染もないと、医者や医療機関が認めているなら、ちょっと一般常識や理性を疑う必要がある。
❌医療従事者や高齢患者への感染はゼロだと、誰が推測できるのか。
❌その病院の所在地を公表していただきたい。
❌病院の代表者にも詳細な説明責任がある。

厚生労働省の調査発表はきちんと時系列を明らかにして速報してもらいたい。

これに限らず、オリエンタルランド総務は躊躇なく武漢旅行団、あるいは湖北省近辺からの観光団の行跡を調査し、団体チケットを発給した各旅行会社や厚生労働省にしっかりと確認をとってほしい。