昨日、煮上げておいたフェイジョアーダを食べた。
もちろん、美味いんだが。

せっかくだから、ポルトガルのマデイラ酒はなかったか、酒蔵を探したら。


イラク戦争のとき、パリの国際会議のためにロートシルト男爵の邸宅が宿舎で。
豪勢な民泊で、この酒がふるまわれた。
すでに当時、8年目の熟成だから、飲み頃ということだが。

戦争直前の状況で、ワインを樂しむ雰囲気ではなかった。
すると男爵は、
「パリ滞在の記念に持ち帰って」とすすめてくれた。

あれから10年目。
ワインは18年物になった。
でもまだ飲む気がしない。
今夜はグレープジュースにしておこう。