アメリカのディズニーのスポーツ専門ケーブルテレビ(CATV)チャンネル「ESPN」は、前年度(2016年10月ー17年9月)中に加入者を200万人減らした。若者の有料CATV離れにどう対応するかが同社にとって深刻な課題となっている。
22日発表されたディズニーの年次報告書によると、CATV局で最も人気のあるチャンネルの一角であるESPNの9月末時点の米国内加入者数は、インターネット版も含めて8800万人と、2003年以来最低の水準に落ち込んだ。過去最高だったのは10年の1億人。
ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は、同社の最も利益率の高い事業の一つであるESPNの将来を長期的に確保するため、「スリングTV」や「ディレクTVナウ」などインターネットでストリーミング配信する新たな形態の有料放送にESPNを組み入れる協議を進めている。同CEOは、通常のネットワーク放送では見られないライブ中継の試合を提供するネット版のみの加入コースも開始する計画。
22日発表されたディズニーの年次報告書によると、CATV局で最も人気のあるチャンネルの一角であるESPNの9月末時点の米国内加入者数は、インターネット版も含めて8800万人と、2003年以来最低の水準に落ち込んだ。過去最高だったのは10年の1億人。
ディズニーのボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)は、同社の最も利益率の高い事業の一つであるESPNの将来を長期的に確保するため、「スリングTV」や「ディレクTVナウ」などインターネットでストリーミング配信する新たな形態の有料放送にESPNを組み入れる協議を進めている。同CEOは、通常のネットワーク放送では見られないライブ中継の試合を提供するネット版のみの加入コースも開始する計画。
