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私は昔から万願寺唐辛子が大好きで、京都に行ったら、万願寺唐辛子の天ぷらが食べ放題の三条はせがわ、嵐山ぎゃあ亭に必ず足を向けた。

ところが、北関東のほうから今年は出荷がはじまり、栃木県産の万願寺唐辛子がスーパー店頭に並ぶようになった。

自宅で、万願寺唐辛子添え肉パーティーができるようになったわけだ。

[京野菜]というと、天ぷらか焼き物しかないので、
牛ステーキや焼き鳥といっしょに万願寺を食べたいという私の希望は叶えられなかったが、いまはちがう。

ところが、調べてみると。
万願寺は京都府舞鶴市の港から離れた旧中筋村の寺院で。
本物の京野菜・伏見唐辛子に、大正時代、カリフォルニア産のパプリカを交配して作り出した新種だという。

私は伏見唐辛子は京野菜だと思うが、京都府(京都市ではない)が[みやこの伝統野菜]と宣伝するのは誇張であり、偽装の類だと思うが。

万願寺唐辛子は、[京野菜]を詐称しなくても、世界に羽ばたく美味をもった野菜だ。
京都市の出身の人は、一生涯、京都に考え方を縛られて、偏見に閉じこもった人物が多いが。
京都にいたら、それは露見しない。東京に出てくると大恥をかくので、ますます京都に閉じこもった人間になる。

だから、京都府知事も京都市長も、京都生まれは少ない。
市長も、府知事も、東京の総務省に出かけて頭を下げまくらなくちゃならないから、
京都生まれの幹部職員は市長や知事になる野心を持たない(笑)